取り崩し投資実験枠3月報告【FANG+/ゴルプラ/S&P10/日経/TOPIX/ゴールド/ナスプラ/全米株式】2025年

新NISA投資お役立ち情報

zikken 03 2025

新NISA一括投資→即毎月定率取り崩し運用中のQ太郎です。

今回から20万円マネーマシンとは別枠になったFANG+やゴルプラなどの取り崩し投資の3月報告です。

本記事をYouTube動画で観たい方はこちらのリンクから。

取り崩し投資実験3月報告

さて、取り崩し投資を使ったFANG+やゴルプラなどの3月報告です。

取り崩し投資とは、一括投資からの毎月取り崩しで疑似的に分配金を受け取るという投資方法です。

こちらは実験色が強いので、ちょっとマニアックな内容になります。さっそく見ていきましょう。

取り崩し投資実験

1:iFreeNEXT FANG+(毎月2%)

分配金:2,000円→1,787円
(前月1,912円

元本部分:10万円→8万4,334円
(前月9万4,809円

トータルリターン:-11,967円
(前月-3,279円

FANG+の2%取り崩し実験ですが、前月からだいぶ損失を拡大させています。分配金はがっつり減って1,787円、元本部分も10万円を割り込んで8万4,334円、トータルリターンは-11,967円となりました。10%以上は失っていますね。ゲームオーバーまではまだまだ遠いですが、先行きは怪しい感じです。円高も加わってけっこうな落ち込みとなっています。

2:Tracers S&P500ゴールドプラス(毎月1.6%)

分配金:1,600円→1,708円
(前月1,705円

元本部分:10万円→9万8,578円
(前月10万5,056円

トータルリターン:+1,991円
(前月+6,761円

ゴルプラの1.6%取り崩し実験ですが、分配金は1,708円、元本部分も10万円を割り込んでの9万8,578円ですね。トータルリターンは+1,991円とギリギリプラスを保っている状態です。

3:Tracers S&P500トップ10(毎月2%)

分配金:2,000円→1,784円
(前月1,868円

元本部分:10万円→8万3,951円
(前月9万2,879円

トータルリターン:-12,397円
(前月-5,253円

S&P10の2%取り崩し実験ですが、分配金は1,784円、元本部分は10万円を割り込んでの8万3,951円、トータルリターンは-12,397円とFANG+よりも落ち込んでいます。

4:eMAXIS Slim日経平均(毎月1.4%)

分配金:1,400円→1,364円
(前月1,412円

元本部分:10万円→9万3,470 円
(前月10万0,914円

トータルリターン:-3,754 円
(前月+2,326円

日経平均の1.4%取り崩し実験ですが、分配金は1,364円、元本部分は93,470円と10万円を割り込みました。トータルリターンも-3,754円とマイナスに転じてしまっていますね。

5:eMAXIS SlimTOPIX(毎月1.2%)

分配金:1,200円→1,185円
(前月1,214円

元本部分:10万円→96,098円
(前月10万1,109円

トータルリターン:-1,503 円
(前月+2,323円

TOPIXの毎月1.2%取り崩し実験ですが、分配金は1,185円、元本部分は96,098円、トータルリターンは-1,503円とこちらもマイナスに転じてしまっています。日経平均に比べると下落率は半分ぐらいですね。日経平均のほうがボラティリティが大きいですからね。

6:ゴールドファンド(毎月0.3%)

分配金:3,000円→3,290円
(前月3,167円

元本部分:100万円→106万0,824円
(前月106万9,050円

トータルリターン:+6万7,281円
(前月+7万2,217円

金の投資信託であるゴールドファンドの0.3%取り崩しですが、分配金は+3,290円と前月よりアップ、元本部分も100万円以上を保っており、トータルリターンは+6万7,281円となりました。為替ヘッジ無しのものなので、最近の円高でトータルリターン自体は減っていますね。

7:eMAXIS Slim全米株式(毎月1%)

分配金:10,000円→10,254円
(前月10,788円

元本部分:100万円→99万1,050円
(前月107万4,803円

トータルリターン:+12,092円
(前月+85,591円

eMAXIS Slim全米株式の1%取り崩しですが、分配金は10,254円、元本部分は10万円を割り込みました。トータルリターンは+12,092円と早めに投資したこともあってまだプラス状態ですが、来月はわかりませんね。

8:Tracers NASDAQ100ゴールドプラス(毎月1.6%)

分配金:1,600円→1,645円
(前月無し

元本部分:10万円→9万2,270円
(前月無し

トータルリターン:-6,085円
(前月無し

新規参入のナスプラの1%取り崩しですが、分配金は1,645円、元本部分は10万円を割り込んでおり、トータルリターンは-6,085円となりました。やはり円高と株安が効いてますね。

まとめ

そんなわけでトータルリターンがプラスを保っているのはゴルプラ、全米株式、ゴールドの3銘柄だけで、あとは全部マイナス状態です。

昨年が好調過ぎたというのもありますが、実験で使っているものはボラティリティの高い物ばかりなので、下落相場だと大きく落ち込む形になりますね。

それと毎月の取り崩し投資報告についてですが、まずこの取り崩し投資実験枠の報告をおこない、そののちSBI証券の方の定額取り崩し報告、最後に楽天証券の新NISA&特定口座の定率取り崩し報告で全体をまとめる形にします。銘柄が多くなりすぎているので、3回にわけてやる形になりますね。

そんなわけで次回以降もお付き合いいただければ幸いです。