
新NISA一括投資→即毎月定率取り崩し運用中のQ太郎です。
今回はホルムズ海峡の封鎖問題についてです。
本記事をYouTube動画で観たい方はこちらのリンクから。
ホルムズ封鎖で株価はどうなる?
2月末にアメリカとイスラエルがイランを攻撃して、イランがホルムズ海峡を事実上封鎖しました。
そこへトランプさんが「船員は根性を見せろ」と言い出しまして。なんで根性論やねんという話ですよね。日本株への影響も出ていますので、順番に見ていきます。
トランプさんはFOXニュースで「根性を見せろ、恐れることは何もない、我々は彼らの艦船を全部沈めた」とおっしゃっていました。沈めたのはあなたたちでしょという話なんですが。
しかもロイターによれば、海運業界が護衛を要請したら米海軍が「攻撃リスクがある」として断ったそうです。
それで根性見せろはないやろという感じですよね。実際に商船三井の船がすでに損傷していて、笑えない話です。
なぜ日本がこれほど影響を受けるかというと、原油輸入の94パーセントが中東依存で、そのうち70パーセントがホルムズ海峡を経由しているからです。
代替ルートもあるにはあるんですが、全量は補えません。さらに円安まで重なっているので、輸入コストが湾岸戦争のときより悪い構造になっています。踏んだり蹴ったりというか、なかなかしんどい状況です。
株価の動きを確認します。イラン攻撃前日の2月27日、日経平均は5万8850円という最高値をつけていました。それが3営業日で4600円超の下落です。
去年4月のトランプ関税ショックより落ち幅が大きいというのが今回の規模感で、なかなかえぐい数字が並んでいます。原油もWTIで一時119ドルまで跳ね上がっていまして、ちょっと笑えない状況です。
ただ、落ち着いて考えると日本には石油備蓄が約250日分あります。ガソリンが明日から消えるとか、そういう話ではないんですね。
問題は封鎖が長期化した場合で、原油高が電気代・運賃・食品にじわじわ時間差で波及してくるほうが怖いです。最初の急落と、じわじわ来る業績悪化は分けて考えるのがよいと思います。
では私たちFIRE・取り崩し投資勢はどうすべきかという話ですが、まず狼狽売りだけはやめましょう。最初の急落が底値になるとは限りません。
取り崩し中の方は、生活防衛資金が1〜2年分あるか確認しておくとよいです。追加購入したい気持ちはわかるんですが、地政学リスクはじわじわ長く効くことがあります。焦って一括でいくより、分割で慎重に対応するのが今の私のスタンスです。
今回の本質をお伝えします。ホルムズ海峡は1980年以降、「封鎖するぞ」という脅しは何度もあったんですが、実際に封鎖されたのは今回が初めてです。それだけ異例の事態です。
トランプさんが根性見せろと言い出したのは、原油高で国内から批判が来るのが嫌だからですよね。でも護衛は断りながら「通れ」はさすがに無責任すぎるという話で、苦笑いするしかないですね。
まとめ
ホルムズ封鎖は歴史上初めての事態で、中東依存度の高い日本への影響は深刻です。
ただし備蓄250日分があるので即死ではなく、怖いのは長期化したときの物価への波及です。
投資家としては、狼狽せず冷静に、生活防衛資金を確認して、追加購入は分割で慎重に対応することです。
トランプさんの根性論に振り回される必要はありません。



