QYLDを年末に500万円買い増しした3つの理由【投資金額合計2,100円】

QYLD高配当ETF

QYLD 500

QYLD全力太郎ことQ太郎です。

今回は、前回の記事でも予告していたとおり、 年末にQYLDを500万円買い増しした3つの理由についてお話しします。前回の記事は以下のリンクを参照してください。

昨夜(2021年12月30日)ですが、QYLDが一気に落ちましたね。

22.7ドルあたりからズドーンといって、22.2ドルあたりまで落ちました。

前回の記事で、2021年のQYLDのレンジは 22~23ドルと言いましたが、 その下限あたりに近づいていますね。

Q太郎はQYLDを買い増す予定でしたが、 ちょうど買い場になった、 というか指値が刺さってしまったのもあるため、 300万円の追加投資になりました。

これでQYLDへの合計投資額は2,100万円になります。

12月入る前は200万円だったので、 この12月に一気に増やした形ですね。

それでなぜ年末に一気にQYLDに投資したのかについて、理由を述べていきます。YouTube動画で見たい方はこちらのリンクから

QYLD自体を買った理由自体については、 以下の「QYLDに1,600万円を投資した3つの理由」の記事を参照してください。

 

QYLDへの投資を早めた理由

本当は来年、NISA枠を使ってじっくり投資しようと思っていたのですが、 予定を早めたのですね。その理由について述べていきます。

円安のペースが想像を超えた

まず理由の1つとして、「円安がQ太郎の予想より速いペースで進んでいるから」です。

Q太郎は以前から、「将来的には円安になる」と考えていました。

dollar en

これは円ドルのチャートです。来年あたりには115円になるかなと思っていたのですが、すさまじいペースですね。9月超えて急上昇し、岸田内閣発足後の10月4日あたりからは いきおいがつきましたね。

まあ、岸田総理、ちょっとアレな発言多かったですね。 金融所得課税30%にするとか、 自社株買いの規制とか、 国内外の投資家にとってはあまりよい話ではありませんね。 お金のある人はみんなシンガポールとか逃げちゃいますよね。

まあ、円安自体は、べつに岸田総理だけの問題ではないのですが、アメリカでの利上げが予定されている一方で、日本はまだ金ジャブジャブ刷っている状態なので、日本円が安全資産という時代も過去のものになったかなという気はしますね。

日本は不景気が問題と言うか、 「未来に希望がない」というのが一番の問題ですね。

我々投資家にとっては、金融所得課税30%という暗い未来が ちらついていますしね。

日本が不景気でも貧乏でもいいのですが、 少子化だし、重税だし、成長がないですし、 一人当たりGDPは世界24位とどんどんランクが下がっていっていますし、 明るい未来が見えないとどうにもならないかなとは思いますね。

来年から、

ベーシックインカム、一人毎月10万円配りまーす。 社会保障もそのままでーす

みたいなアクロバティックなことでもないと、 閉塞感を打破するのは難しそうですね。

投資家は米国株や米国ETFに投資することで、安くなり続ける日本円を抱えずにすむという戦略がとれますので、

「海外移住はできないけど、せめて自分の資産だけでもアメリカ移住させておこう」

という理由で米国株や米国ETF投資をはじめた読者の皆さまは、 賢明な判断をしているとQ太郎は思います。

そもそもいまは、世間的にも

日本株に投資しても無駄。米国にしろ

の方向に向かっていますので、日本人の投資マネーすらも、どんどんアメリカに向かっていき、さらなる円安になるんじゃないかと思っています。

それで安くなり続ける円ですが、

「今年は高くても、せいぜい113円までかな」

と思っていたところ、ぜんぜんそんなことはありませんでした。

日本からガンガンマネーが逃げていき、 個人投資家のマネーまでアメリカに逃げていきで、 しかもアメリカは利上げをするときたものですから、相対的に円安は今後も避けづらいでしょう。

このまま来年まで待つと、為替分も追加された金額でQYLDを買うことになるので、今回急いだという次第です。

QYLDは毎月分配してくれるので、ドルで吐き出してもらうのは、 今後の円安対策としてもよいかなとは思いました。

とにかく円安のペースが、想像を超えて速かったですね。

悪い円安

dollar en2

ちなみに円ドルの過去を振り返りますと、2015年には1ドル120円台まで下がりました。

チャート的には上がりましたといったほうがいいかもしれませんが。

その後の急降下で100円台まで戻しましたが、そのころといまは事情が違って、いわゆる悪い円安なんですよね。

昔とちがって、 日本企業にはもう力が無くなってきていますから、日本に投資をする意味もなくなってきているのですね。

そもそも個人投資家が米国株を買い始めてる状況なので、日本人ですら日本企業を信じていない状況ですしね。

このブログを見に来てくださっている皆様も、

「日本株のほうがたくさん持っているぜ」

という方は少ないのではないでしょうか。

そんなわけで円安のペースがQ太郎の予測より早まったので、購入を急いだというのがあります。

今後円高に振れたとしても、長期的には円安だと思うので、買うならなるべく早くというところかなと、Q太郎は判断しました。

楽天証券のキャッシュバックキャンペーン

2つ目の理由ですが、「楽天証券のキャッシュバックキャンペーンで、為替手数料が4銭だから」です。

現在、Q太郎は、楽天証券に米国株を一本化することにしました。詳細は以下の記事「SBI証券から楽天証券に一本化した3つの理由」を参照してください。

それで今年の12月30日まで、為替手数料のキャッシュバックキャンペーンがおこなわれており、もともと25銭ですが、あとで21銭をキャッシュバックしてくれます。これは来年になりますね。

そのため、この12月で一気に買い込んだというのがあります。

まあ、好評だったら、今後もまたおなじキャンペーンがあるかもしれません。

ちなみにこのキャッシュバックは雑所得になり、 人によっては確定申告が必要なので注意してください。

指値が刺さった

3つ目は「指値が刺さってしまったから」です。

前回、「QYLDを買うタイミングについて」の記事で述べましたが、Q太郎は安いところでいくつか指値をしています。

この12月、ボラティリティが大きかったので、 ガンガン刺さっていったという形ですね。高値止まりしていたら、ここまでの投資額にはなっていなかったでしょう。

 

まとめとQ太郎の見解

そういうわけで、理由は、

・円安が予想より速いペースだった
・楽天証券のキャッシュバックキャンペーン
・指値が刺さった

の3つです。

円安は本当に怖いですね。

とくに個人投資家の資金まで海外に向かっていますからね。

なんかもう、日本に期待している人が少なくなっているのが悲しいですね。

なにか期待できる未来があるのか」と言われると、 ぱっと思い付かないのも悲しいですけど。

投資家としては金融所得課税増税が待っていますしね。

高配当投資も、税金30%になったら、ちょっと考えないといけなくなりますしね。

未来は暗いですね。なんか明るい話はないんでしょうかね。

そんなわけで、円安に悲しさを覚えるQ太郎でした。