QYLD、1600万円分を売却!理由と資金の行き先

QYLD高配当ETF

QYLD baikyaku

QYLD全力太郎ことQ太郎です。

先週末の金曜日に、ちょうど株価も上がっているところですし、損出しついでにQYLDを1600万円分売却しました。残ったQYLDは1000万円分になります。

今年、地合いが悪いとはいえ、トレードでの利益はけっこう出ているため、損出しが必要なのですね。

それで売った代金は他のETFに分散させました。これにも理由があります。

今回はQYLDを売却した理由と、資金の分散先について話していきます。本記事をYouTube動画で観たい方はこちらのリンクから

 

QYLDを売却した3つの理由

QYLD-min

さて、NASDAQが反発したことで、QYLDもある程度値段を戻しました。こういう時期は出来高も多くなり、売りやすくなるという利点があります。

ただ一気に売ると板が崩れて株価が下がってしまうため、時間を置いて何度かに分けて、株価が下がらないようにだましだましで売りました。株価が上がっては売り、株価が上がっては売りみたいな感じですね。

それで資金が入ったら、すぐに他のETFを買い付けました。ひさしぶりにデイトレ的なことをやった感じです。けっこう疲れました。長期投資のQ太郎的には、あまりやりたくない作業です。

それでQYLDを売った理由についてです。売ったというか損出しついでの、銘柄の「乗り換え」ですね。

理由1 テクニカル的な理由

まず理由その1ですが、QQQがテクニカル的に50日移動平均線に近づいているからです。

QQQ

金曜日に取引している間は「ぶつかりそう」という状態でしたが、終わってみればぶつかってますね。ここから戻り売りの可能性が高くなります。

いったんこのタイミングでQYLDを別の銘柄に乗り換えておこうと思いました。

理由2 元本の回復が困難

理由その2は、長期的な回復が困難ということです。

QYLDは落ちるときはQQQと同レベルですが、上がるときはオプション代だけというコツコツドカーン銘柄です。

そのため、すでに大きく落ちているQYLDを持ち続けても、低ボラティリティゆえに上昇力が弱いため、回復に時間がかかります。

いまは一時的に反発しましたが、また折り返したときにはさらに深く落ちる可能性があります。

そのため、一部を上昇力のあるETFに乗り換えておくことで、資産全体の回復力と防御力を上げようということです。

乗り換えた銘柄についてはのちほど説明します。

理由3 節税対策

理由その3は、前回のSPYDを売った話でも述べたように、やはり税金の問題ですね。

今年に入って、分配金の税金だけで20万円ぐらい払っています。分配金が20万円ではなくて、税金が20万円です。

まだ3月の時点でこれだけ払っていると、残り9カ月でさらに払い続けることになります。

参議院選挙後の金融所得課税増税の可能性もありますし、そもそもそんなに分配金が必要ありませんし、さすがにどうにかする必要があります。

損出しもしなければならないので、タイミング的にはいいかなとは思いました。

それで売却して得た資金1600万円ですが、これをいくつかのETFに分けて乗り換えました。これからそれを説明していきます。

 

売却資金の乗り換え先

超高配当ETF

まず高配当ETFのXYLDとJEPIをそれぞれ400万円ずつ購入しました。

現在QYLDは1000万円なので、NASDAQとS&P500をだいたいおなじ比率で持っていることになります。これでバランスが取れたかと思います。

超高配当系は、これで合わせて1800万円になりました。以前はQYLDだけで2600万円だったので、これで税金も抑えられるとは思います。

高配当ETF

次に高配当御三家のVYMとHDVにそれぞれ100万円ずつ入れました。

SPYDを売却したので、そのぶんVYMとHDVを増やす方向にします。

SPYDと違って、VYMとHDVは分配金が毎年しっかり伸びているので、老後を考えるとこれらのほうがいいでしょう。

SPYD chart

グラフを見ればわかるように、長期的にホールドしておけば、結果的にSPYDの分配金に追いつき、追い越すことになるとは思います。たった5年で差がなくなってきていますしね。

長期投資を考えると、やはり質のいい株のあるETFを買う必要があります。

SPYDは高ボラティリティですから、ズドンで買って、上で売るというアクティブな投資をしないといけませんしね。

インデックスETF

つぎにQYLDの弱点である上昇力を担当するため、QQQを200万円買いました。

またVTI、VOO、VIG、VTにそれぞれ100万円ずつ移しました。

QYLDに資金を置いたままにするよりは、将来的な回復に期待が持てます。

まとめ

まとめると以下のようになります。

QYLD 2600万円

QYLD1000万円
JEPI、XYLD 各400万円
VYM、HDV 各100万円
QQQ 200万円
VTI、VOO、VIG、VT 各100万円

の合わせて1600万円分の乗り換えです。

次に、乗り換え後のパフォーマンス比較をおこないます。

 

乗り換え後のパフォーマンス比較

QYLD Switch

QYLDだけのときと、今回のポートフォリオを比較してみました。JEPIは期間が短いので、似たパフォーマンスのJEPIXを利用しました。青が以前、赤が変更後のチャートですね。

ばらつきはQYLD(13.14%)だけに比べて、変更後(14.27%)は1%ほど大きくなりました。

ただ注目していただきたいのはシャープレシオです。これは前回の記事でも説明しましたが、リスクに対するリターンの大きさで、1以上であればリターンがリスクを上回ります。切り取る期間によっても変わりますので、あくまで2つ以上のチャートを比較するときにつかうものですね。

それでQYLDのみのばあいはシャープレシオは0.72しかありませんが、今回のポートフォリオでは0.93とかなり改善しています。

ちなみにVTIのみの場合のシャープレシオは、この期間では1.08あります。ただばらつきが18.31%もあるので、変更後はそこそこ低ボラな上に、リターンが出せるバランスかと思います。

また下落耐性を示すソルティノレシオQYLDのみのときは1.07に対して、乗り換え後は1.42とだいぶ改善しています。

QYLD3再投資無しだと、元本がかなり顕著に違ってきます。とくに下がり基調のときは、落下をかなり防いでくれていますね。

QYLDはいままでどおり、元本の年間利回りは-1.80%ですが、組み換え後は5.91%と改善しています。

QQQが好調なときでも毎年2%近く切り下がっていくQYLDと比べて、元本も6%近く伸びる形になっていますね。

QYLD DIVIDED

分配金についてですが、25%減少ぐらいで、思ったより下がらなかったです。

高配当ETFであるXYLDやJEPI、VYM、HDVに置き換えた合計が1000万円なので、このあたりは仕方がないところかと思います。

場合によってはインデックスの比率をさらに上げることになるかもしれませんが、現在はこれでしばらく様子を見ていこうかと思います。

 

まとめとQ太郎の見解

というわけでまとめとして、QYLDを売った理由は、

・テクニカル的に50日平均線にぶつかるタイミングであること

・元本の回復速度が遅いこと

・節税のために分配金をおさえること

が挙げられます。

組み替えたあとのQYLDは、QYLDのみよりは上がりやすく、下げに強くなったポートフォリオなので、しばらくこれで様子見をします。

ポートフォリオ的には、QYLD1000万円、その他高配当ETF1000万円、インデックス600万円という形ですね。

ちなみにNASDAQ100投資信託を購入して、毎月自分で取り崩す「疑似QYLD」ですが、実験用に100万円分購入したeMAXIS NASDAQ100投資信託ですが、今回の上げで爆益になってしまっています。

QQQ gizi

3月8日に購入して10日ほどで+9%近くですね。実験なんかやめてこのままキープしたいところなのですが、実験はやることにします。

ただ毎月1%を削るとQYLDより分配金が多くなるのは当たり前なので、QYLDの分配金と同じパーセンテージで切り崩そうと思います。そうすれば得られる分配金や税金の違いが顕著になって、よい比較になるかと思います。