米国高配当株「アルトリア・グループ(MO)」は買い?【配当8.1%】

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QYLD全力太郎ことQ太郎です。

昨日はブリティッシュ・アメリカン・タバコ、通称ブリタバの動画をアップしました。

同業種である「アルトリアグループもやってほしい」とのことなので、今回はアルトリアグループについてです。こちらも6月以降から株価が低迷しており、配当利回りが8%以上あります。

アルトリアグループがそもそもどんな会社なのか、買いなのかどうかについて話していきます。本記事をYouTube動画で観たい方はこちらのリンクから

 

アルトリアグループは買い?

アルトリアグループとは?

さて、アルトリアグループについてです。ティッカーシンボルMO、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ、ブリタバと同業種のタバコ会社です。

ラークやマルボロなど、タバコを吸ってない人でも名前ぐらいは知っているタバコを扱っています。いちおうS&P500の組み入れ銘柄ですね。

いまでは世界最大級のたばこ会社ですが、その前身となるのは、1847年にロンドンでフィリップ・モリス氏が開業した1軒のタバコ屋です。170年ぐらいの歴史がありますね。

モリス氏は、最初はタバコを売っているだけだったのですが、のちに製造も手掛けるようになりました。

1881年に息子があとを継ぎましたが、1894年に買収されて、英国王エドワード7世の御用タバコ業者となります。それから1902年にニューヨークで法人化されました。

社名は「フィリップ・モリス・カンパニーズ」でしたが、2003年に現在の「アルトリアグループ」に改名します。

2008年にはアルトリアグループから、タバコ事業の国際部門である「フィリップ・モリス・インターナショナル」をスピンオフしました。いま一般的に「フィリップモリス」と呼ばれているのは、こちらのスピンオフされた「フィリップ・モリス・インターナショナル」のことですね。ティッカーシンボルはPMです。

そのため、アルトリアはアメリカ国内、フィリップモリスのほうは海外のたばこ事業を担当する形になっています。

株価の推移

前回のブリタバでも述べたように、時価総額が一番大きいたばこ会社の1位はフィリップ・モリスで、1500億ドルぐらいです。つぎにブリタバで935億ドル、3位はアルトリアグループで800億ドルになっています。昨年までアルトリアが2位でしたが、ブリタバに抜かれてしまいました。

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直近の株価の動きですが、6月以降から大きく下げています。20%以上は下げていますね。これはガソリン価格高騰や、アナリストが買い判断を「売り」に引き下げたこと、フィリップモリスとの合併がぼしゃって、フィリップモリスのほうはスウェーデンの無煙たばこメーカー、スウェディッシュ・マッチを買収したことなど、逆風だらけの状態でした。

アナリストの目標株価は50ドルとかなり低めですね。

タバコ会社は、日本たばこもそうですけど、高配当だけど株価がガンガン落ちていくという特性がありますね。

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アルトリアはとくにここ5年は下落傾向にあります。2021年から上昇に転じたかと思ったら、またズドンですね。

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ただキャッシュは潤沢なので、いまのところ分配金はしっかり支払われています。本当に分配金頼りの銘柄といったところですね。

決算

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ただ、この前の決算はあまりよくなく、売上高が前年同期比で5.7%減の65億4300万ドル、純利益では58.6%減の8億9100万ドルとがっつり落ち込んでいます。

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当然キャッシュフローも悪化していて、営業キャッシュフローがマイナス状態ですね。本業で赤字が出ているということです。

ちなみに海外部門であるフィリップモリスのほうも、ロシア事業撤退でダメージ受けていますので、通期予想を下方修正しています。

 

まとめとQ太郎の見解

参入障壁の高い事業ですが、斜陽産業でもあるため、長期的な厳しさはあると思いますね。電子タバコもあまりうまくいっていませんしね。

新しい収入源として考えられるのは大麻ですね。

アルトリアはカナダの大麻会社クロノス・グループに巨額の出資をしていて、大麻事業で一定の地位を確立しています。

アメリカで大麻解禁となれば、大きなリターンがあるかもしれません。

そんなわけでいろいろと厳しいタバコ業界ですが、日本たばこも含め、今後生き残りの道を模索していく形になるとは思います。

決算自体はよろしくないので、投資するにしてもちょっとずつ投資していくのがいいとは思います。