【新NISA+特定】取り崩し投資で毎月20万円マネーマシン計画 2月報告|2025年
新NISA一括投資→即毎月定率取り崩し運用中のQ太郎です。
銘柄が増えてかなり大変になった、新NISAと特定口座を使った、取り崩し投資による毎月20万円マネーマシン計画の2月報告です。
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毎月20万円マネーマシン計画2月報告
さて、取り崩し投資を使った毎月20万円マネーマシン計画の2月報告です。
取り崩し投資とは、一括投資からの毎月取り崩しで疑似的に分配金を受け取るという投資方法です。詳しくはこちらを参照してください。
トランプ氏の大統領就任やDeepSeekショックによって、いろいろと波乱な株式市場ですが、今回は取り崩し投資初の元本割れでの取り崩しが出ましたね。それでは見ていきましょう。
新NISA
まずは新NISA口座にある投資信託からです。合計7本です。
1:ニッセイNASDAQ100(毎月1%)
分配金:6,000円→7,195円
(前月7,605円)
元本部分:60万円→72万1,941円
(前月74万8,978円)
トータルリターン:+21万7,120円
(前月+23万6,962円)
疑似QYLDのニセナスの1%取り崩しですが、分配金は7,195円と前月よりダウン。トータルリターンは+21万7,120円となりました。テック系なのでDeepSeekショックが効いていますね。
2:eMAXIS Slim S&P500(毎月1%)
分配金:12,000円→13,153円
(60万円増額 前月7,495円)
元本部分:120万円→130万9,030円
(前月133万2,805円)
トータルリターン:+21万0,933円
(前月+22万1,555円)
疑似XYLDのS&P500の1%取り崩しですが、増額後の取り崩し自体は今回からになります。分配金は13,153円、トータルリターンは+21万0,933円となりました。来月からどうなるかですね。
3:eMAXIS Slimオルカン(毎月0.3%)
分配金:1,800円→2,313円
(前月2,285円)
元本部分:60万円→76万3,167円
(前月76万7,230円)
トータルリターン:+19万2,622円
(前月+19万4,372円)
追加投資分は楽天SCHDにまわったオルカン0.3%ルールですが、分配金は2,313円と前月よりも上がっています。ただトータルリターンは+19万2,622円とちょっと下がっていますね。
4:楽天VYM(毎月0.7%)
分配金:4,200円→5,067円
(前月5,037円)
元本部分:60万円→71万7,504円
(前月71万3,534円)
トータルリターン:+18万3,697円
(前月+17万4,660円)
VYMを0.7%で取り崩す疑似JEPIですが、分配金は5,067円とこちらも微増、トータルリターンは+18万3,697円とDeepSeekショックをものともせずに前月よりも上昇です。こういうときはディフェンシブ系は強いですね。
5:楽天NASDAQ100(毎月1%)
分配金:6,000円→5,710円
(前月無し)
元本部分:60万円→57万2,877円
(前月59万4,459円)
トータルリターン:-2万1,413円
(前月-5,541円)
今年から新しく導入した楽ナスですが、今月から取り崩しが始まります。分配金は5,710円と元本割れでの取り崩しになっていますね。トータルリターンも-2万1,413円と元本割れを起こしています。DeekSeekショックが今後どうなるかですね。
6:楽天SCHD(分配金受取)
分配金:2月、5月、8月、11月25日
(前月無し)
元本部分:5万円→4万9,545円
(前月4万9,427円)
トータルリターン:-455円
(前月-573円)
楽天ポイントをもらうために毎月5万円ずつ積立の楽天SCHDですが、今月25日に分配金が受け取れそうです。そのため3月分として計算します。元本部分はまだ新規の積み立て分が加算されていませんが、現在のところは元本割れですね。トータルリターンは-455円になります。
7:eMAXIS Slim全米株式(毎月1%)
分配金:6,000円→5,876円
(前月無し)
元本部分:60万円→58万5,439円
(前月59万4,877円)
トータルリターン:-8,685円
(前月-5,123円)
今年から新規導入したeMAXIS Slim全米株式ですが、今月から取り崩しが始まります。分配金は5,876円、トータルリターンは-8,685円と元本割れ状態ですね。これも今後どうなるかといったところです。
取り崩し金額合計
3万6,000円→3万9,314円
(今月より新規取り崩し開始)
トータルリターン合計
+77万3,819円(18.2%)
(前月+81万6,312円(+19.2%))
となり、トータルリターンとしては前月よりもダウンしています、年初のごたごたとDeepSeekショックが効いていますね。昨年の含み益貯金がどこまで持つかといったところです。
特定口座(楽天証券)
次に楽天証券の特定口座の定率取り崩しです。
まずは疑似QYLD実験と0.3%実験、元本保証レバナス実験でつかっていた投資信託です。さくっといきます。
1:eMAXIS NASDAQ100インデックス(毎月1%)
分配金:10,000円→15,116円
(前月15,981円)
元本部分:100万円→151万6,734円
(前月157万3,593円)
トータルリターン:+95万4,207円
(前月+99万5,950円)
疑似QYLD実験につかっていたナスダック投資信託ですが、分配金は15,116円と前月よりダウン。トータルリターンは+95万4,207円となかなか2倍にはいかせてもらえません。前月あと一歩だったのですけどね。
2:eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)(毎月0.3%)
分配金:3,000円→4,969円
(前月5,077円)
元本部分:100万円→166万0,895円
(前月167万9,186円)
トータルリターン:+76万3,487円
(前月+77万6,809円)
0.3%ルールでつかっていたS&P500ですが、分配金は4,969円、トータルリターンは+76万3,487円とダウンしました。
3:楽天レバナス(毎月2%)
分配金:2,000円→2,491円
(前月2,741円)
元本部分:10万円→12万6,329円
(前月13万0,749円)
トータルリターン:+4万1,101円
(前月+4万3,030円)
個人的に今回注目したい元本保証レバナスの毎月2%取り崩しですが、分配金は2,491円、トータルリターンは+41,101円と、思ったほどは落ちていないなといった印象です。為替ヘッジありですしね。
4:ニッセイNASDAQ100(毎月1%)
分配金:10,000円→12,341円
(前月13,048円)
元本部分:100万円→123万8,255円
(前月128万4,627円)
トータルリターン:+39万0,698円
(前月+42万4,729円)
ニセナスの1%取り崩しは、分配金は12,341円、トータルリターンは+39万0,698円と、前月より減少となります。
5:楽天VYM(毎月0.3%)
分配金:3,000円→3,899円
(前月3,861円)
元本部分:100万円→129万3,596円
(前月128万1,276円)
トータルリターン:+33万8,472円
(前月+32万2,253円)
楽天VYMの0.3%取り崩しであるガチVYMですが、分配金は3,899円、トータルリターンは+33万8,472円と前月よりアップ。やはりこういう局面だとディフェンシブ銘柄は強いですね。
6:楽天VTI(毎月1%)
分配金:10,000円→12,372円
(前月12,684円)
元本部分:100万円→123万2,494円
(前月125万2,114円)
トータルリターン:+38万6,078 円
(前月+39万3,326円)
楽天VTIの1%取り崩しは、分配金が12,372円、トータルリターンは+38万6,078 円とダウンです。
7:楽天S&P500(毎月0.7%)
分配金:7,000円→9,095円
(前月9,327円)
元本部分:100万円→129万6,894円
(前月131万6,492円)
トータルリターン:+38万1,870 円
(前月+39万2,373円)
S&P500で毎月0.7%取り崩す疑似JEPIもどきですが、分配金は9,095円、トータルリターンは+38万1,870 円と減少です。
8:eMAXIS Slimオルカン(毎月0.3%)
分配金:3,000円→4,028円
(前月3,977円)
元本部分:100万円→132万7,751円
(前月133万4,823円)
トータルリターン:+37万1,228円
(前月+37万4,272円)
eMAXIS Slimオルカンの0.3%ルールは、分配金は4,028円と上昇しましたが、トータルリターンは+37万1,228円と減少しています。これは取り崩し時期の違いの問題ですね。
9:楽天オルカン(毎月1%)
分配金:10,000円→12,867円
(前月5,013円(0.4%))
元本部分:100万円→125万7,568円
(前月127万3,203円)
トータルリターン:+31万6,022円
(前月+31万8,790円)
楽天オルカンの0.4%ルールが意味わからなかったので今月から1%取り崩しにしましたが、分配金は12,867円、トータルリターンは+31万6,022円と減少しています。
10:eMAXIS Slim 先進国債券インデックス(毎月0.3%)
分配金:3,000円→3,086円
(前月3,131円)
元本部分:100万円→102万0,393円
(前月104万3,294円)
トータルリターン:+18万2,590 円
(前月+20万2,405円)
先進国債券インデックスですが、分配金は3,086円、トータルリターンは+18万2,590円となりました。もともと300万円だったので、トータルリターンにはその分の利益も入っていますね。
楽天証券新規追加分(実験枠)
ここからは楽天証券に新たに追加した投資信託7本です。量が多くて、もうかなり心が折れています。
11:iFreeNEXT FANG+(毎月2%)
分配金:2,000円→1,912円
(前月無し)
元本部分:10万円→9万4,809円
(前月9万9,851円)
トータルリターン:-3,279円
(前月-149円)
個人的にはさっさとゲームオーバーになってもらって作業を減らしたいFANG+の2%取り崩し実験ですが、分配金は1,912円、トータルリターンは-3,279円と前月に引き続き元本割れ状態です。
12:Tracers S&P500ゴールドプラス(毎月1.6%)
分配金:1,600円→1,705円
(前月無し)
元本部分:10万円→10万5,056円
(前月10万1,254円)
トータルリターン:+6,761円
(前月+1,254円)
ゴルプラの1.6%取り崩し実験ですが、分配金は1,705円、トータルリターンは+6,761円とプラスになりました。ゴールド部分が効いていますね。
13:Tracers S&P500トップ10(毎月2%)
分配金:2,000円→1,868円
(前月無し)
元本部分:10万円→9万2,879円
(前月9万9,691円)
トータルリターン:-5,253円
(前月-309円)
S&P10の2%取り崩し実験ですが、分配金は1,868円、トータルリターンは-5,253円とけっこう落ちていますね。
14:eMAXIS Slim日経平均(毎月1.4%)
分配金:1,400円→1,412円
(前月無し)
元本部分:10万円→10万0,914円
(前月10万3,670円)
トータルリターン:+2,326円
(前月+3,670円)
日経平均の1.4%取り崩し実験ですが、分配金は1,412円、トータルリターンは前月より下がって+2,326円となったものの、元本割れは防いでいます。けっこう頑張っていますね。
15:eMAXIS SlimTOPIX(毎月1.2%)
分配金:1,200円→1,214円
(前月無し)
元本部分:10万円→10万1,109円
(前月10万2,265円)
トータルリターン:+2,323円
(前月+2,265円)
TOPIXの毎月1.2%取り崩し実験ですが、分配金は1,214円、トータルリターンは+2,323円と、こちらも元本割れを踏みとどまっている状況です。なにげに日本株が粘りを発揮しています。
16:ゴールドファンド(毎月0.3%)
分配金:3,000円→3,167円
(前月無し)
元本部分:100万円→106万9,050円
(前月103万5,665円)
トータルリターン:+7万2,217円
(前月+3万5,665円)
金の投資信託であるゴールドファンドの0.3%取り崩しですが、分配金は3,167円、トータルリターンは+72,217円となかなかの強さを発揮しています。
17:楽天SCHD(分配金)
分配金:2月、5月、8月、11月25日
(前月無し)
元本部分:100万円→100万6,953円
(前月100万4,548円)
トータルリターン:+6,953円
(前月+4,548円)
楽天SCHDの100万円一括ですが、分配金は25日なので来月にします。トータルリターンは+6,953円と増加ですね。
18:eMAXIS Slim全米株式(毎月1%)
分配金:10,000円→10,788円
(前月無し)
元本部分:100万円→107万4,803円
(前月無し)
トータルリターン:+85,591円
(前月無し)
eMAXIS Slim全米株式の1%取り崩しですが、投資信託自体は早めにはじめていたこともあって分配金は10,788円、トータルリターンは+85,591円となりました。
そんなわけで、
特定口座取り崩し金額合計
10万2,330円
(前月7万4,840円)
税合計:6,698円
トータルリターン合計
+429万3,392円(+34.1%)
(前月+437万2,026円(+34.7%))
となりました。トータルリターンは前月よりダウンしていますね。
特定口座(SBI証券)
次にSBI証券の特定口座での取り崩しです。定額取り崩しなので、毎月の取り崩し金額は変わりません。さくっといきます。
・eMAXIS Slim S&P500
(定額0.3%(毎月3000円))
元本部分:100万円→178万4,752円
(前月179万8,997円)
トータルリターン:+81万6,607円
(前月+83万0,852円)
4%ルールで使っていたeMAXIS Slim S&P500は、トータルリターンは+81万6,607円と減少です。
・ニッセイNASDAQ100
(定額1%(毎月1万円))
元本部分:100万円→125万0,824円
(前月128万4,692円)
トータルリターン:+32万4,446円
(前月+35万8,314円)
ニセナス定額1万円取り崩しのほうも、トータルリターンは+32万4,446円と減少しています。
・eMAXIS Slim オルカン
(定額0.3%(毎月3000円))
元本部分:100万円→131万9,619円
(前月132万2,668円)
トータルリターン:+34万2,706円
(前月+34万5,755円)
オルカン定額0.3%ルールのほうは、トータルリターンは+34万2,706円とダウンです。
・eMAXIS Slim 先進国債券
(定額0.3%(毎月3000円))
元本部分:100万円→103万0,907円
(前月105万0,883円)
トータルリターン:+5万8,884円
(前月+7万8,860円)
先進国債券の定額0.3%ルールは、トータルリターンは+58,884円と円高の影響を受けていますね。
・SBI日本高配当ファンド
分配金:1万631円(税引後)
(分配金:1、4、7、10月の10日)
税金:2,708円
元本部分:103万1,077円→106万4,886円
(前月110万4,535円)
トータルリターン:+6万2,869円
(前月+7万3,458円)
分配金受け取りに変更した日本高配当ファンドですが、1月分の分配金が1万631円となりました。そのぶんトータルリターン自体は前月より1万円ほど下落していますね。けっきょく分配金というのは、他人に取り崩してもらうか自分で取り崩すかの違いです。ちなみに税金が2,708円なので、税金は取り崩しの方が安いですね。配当関係はNISAで運用した方が良いですね。
・SBI米国高配当(SCHD)
(分配金:3、6、9、12月の19日)
元本部分:100万円→101万0,300円
(前月100万8,600円)
トータルリターン:+10,300円
(前月+8,600円)
新しく追加したSBIのSCHDですが、分配金は楽天証券と一か月ずれて3月からになります。トータルリターンは+10,300円ですね。
そんなわけで
取り崩し金額合計
1万9,000円
(税合計:報告書がまだ。およそ1000円ちょい)
分配金:1万631円
(税合計:2,708円)
トータルリターン合計
+161万5,812円(+26.9%)
(前月+169万5,839円(+28.3%))
となりました。分配金の税金はやはり高いですね。
まとめ
そんなわけでまとめると、
新NISA:3万9,314円
楽天特定:10万2,330円
SBI特定:2万9632円
合計:16万0,644円
(前月11万6,262円)
税合計:約10,698円
(SBIは4,000円で計算)
となります。今月から取り崩し銘柄が多くなったので、前月より5万円ほど増えた形になっていますね。
トータルリターン合計
+668万3,023円(+29.2%)
(前月+688万4,177円(+30.1%))
総額
2,285万円→2,953万3,023円
(前月2,973万4,177円)
となりました。全部で31銘柄で、正直作業量がすごくて、これ毎月やるのが本当に厳しいです。なんとか方法を考えたいとは思います。FANG+とかS&P10とか、あのあたりはさっさとゲームオーバーしていただければという気もしますが、分配金が1000円を割り込むまではまだまだかかりそうです。
そんなわけでDeepSeekやらトランプ大統領の関税政策やら、今年も波乱の一年になりそうですが、淡々とやっていこうとは思います。