FIRE/老後のお金の減らし方
新NISA一括投資→即毎月定率取り崩し運用中のQ太郎です。
今回は、FIRE/老後のお金の減らし方についてです。
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FIRE/老後のお金の減らし方
このようなご質問をいただきました。
「『お金の減らし方』の本、私も読みました。収入の2割を必ず趣味に使うという考え方自体は、人生を豊かにするためには必要なことだと思いました。
これまではお金に縛られ過ぎて、あまりに細かい節約ばかりをしてきました。FIRE後は生き方を変えていこうと思います。「モノが安くなると、その分泣く人がいる」というのも確かにそうですね。
無駄遣いは良くありませんし、Q太郎さんの言う「他人によって作られた欲望」による買い物は避けるべきですが、自分に本当に必要な物についてはケチらずに買っていく所存です。そうすることで、生産者様も潤って、自分にとって良い物が世の中に出回る世の中になっていくと思います。
パクリと粗悪品だらけのSHEINでは絶対に買い物をしません!このような企業が儲かると、世の中安い粗悪品ばかりになってしまいます。
それでFIRE後や老後にお金をどうやって減らしていくかについてですが、Q太郎さんは何か気を付けていることはあるでしょうか?参考に致します」
とのことです。
お金の減らし方で意識していることはあまりないというか、ほとんどないですね。
欲しい物はケチらずに買うし、生産者様や開発者様のために出来る限り定価で買うようにしていますが、そもそも低刺激で平穏な日々を送ることのほうが幸せと思っているタイプなので、欲しい物がそんなに無いというのもあります。そうなると、年間で使うお金をトータルで考えた場合、普通の人よりも使ってないんじゃないかという気もします。
使う時に使うという感じで、使わなくていいなら使わないという感じです。
いま台北で部屋を借りて住んでいますが、毎日何をしているかと言えば、近所の散歩とか、図書館行ったりとかで、ほとんどお金使いませんね。外食もほとんどしません。知り合いと一緒に食事をするという話なら外食しますが、そうでなければ家で作りますね。
台湾は夜市が有名で、たまに見物に行ったりしますが、毎回ガチで見物するだけで、一切何も買わないで戻ってきます。食べたいと思うようなものや、買いたいと思うようなものがないのですね。食べ物については、自分で材料買って作った方が速いようなものが結構な値段で売られていたりしますしね。
以前も言いましたが、1回目は経験として珍しいものがあったら食べてみてもいいのですが、いくらおいしくても2回目以降はただの消費行動になってしまいます。新しい何かが得られるわけでもないので、そういうところにはお金を使いたくないのですね。たんに欲望を満たすだけみたいなのにはあまりお金を使いたくないというのがあります。
そもそも味が想像できるものについては、買っても意味が無いと思ってしまうのですね。たとえば夜市の屋台でエリンギを焼いているのがあるのですが、1カップ500円以上して結構高いのですね。でもエリンギなんて味想像できますし、そんなものぐらい家で作って食えばいいじゃんみたいになってしまうので、けっきょく買わないわけですね。自分がお金を使いたいのは何か新しい経験になるものでして、こういうところじゃないんですね。
日常生活はハレとケとケですから、おなじ食べ物をリピートする地味な食事でいいのですが、わざわざ普段しないことにお金を払うのでしたら、新しい経験になるようなものに投資したいわけです。
そういう意味だと、本とかゲームとかは、想像がつかなくて何か新しい経験をさせてくれるのであれば遠慮なく買いますが、ドラクエなんちゃらとかファイナルなんちゃらとか内容が想像つくようなものはもういいかなという感じです。エピックゲームストアで毎週無料配布されているPCゲームの方が、こちらが普段遊ばないようなものが多くて、新しい経験になっていい感じですね。しかも無料ですしね。
ただFPSとか難しいアクションゲームとか、自分に合わないゲームに関しては、さわりだけちょっとやってすぐにやめるみたいな感じになっています。合わないものをずっと続けるのは苦痛ですし、時間も勿体ないですしね。
そんな感じで、お金を減らしていくのは、新しい経験が得られることと、自分の興味や趣味、性格に合致していることと、こういうものが世の中に増えたらいいなというものを重視しています。世の中で何が流行っているかはどうでもいいです。
『Die With Zero』という本が一時期流行りましたが、現実問題、自分がいつ死ぬかとかわかりませんので、死ぬ直前に貯金ゼロは無理とは思いますが、この本はそういうことがいいたいんじゃなくて、使うタイミングで使わないといけないということですね。
Q太郎にとっては、使うタイミングがあれば遠慮なく使いますが、そうでなければ使わないという話なだけで。タイミングの問題とは思います。
以前も食べたことのあるお菓子をまた買うとかの、新しい経験にもならない消費活動は抑えたほうがいいですが、なにかすごくやりたいこととか知りたいことがあったときに、お金がブレーキにならないようにするということですね。そういうときはしっかりお金を出していけば、あえてわざわざ毎月収入の2割を趣味に使うみたいな決め方をしなくてもいいんじゃないかとは思います。まあ、使いたいタイミングで使えばいいとは思います。
お金をつかわなすぎるのもあれですが、 べつに無理して使う必要もないとは思いますね。まあ、タイミング次第です。
まとめ
そんなわけでまとめると、
・欲しい物はケチらずに買うし、生産者様や開発者様のために出来る限り定価で買うようにしている。ただ毎月いくら使うみたいな決め方はしていない。
・そもそもそんなに欲しい物がない。(刺激とか苦手ですしね)
・1回目は経験、2回目以降は消費(新しい経験が得られないものにお金を使いたくない)。
・お金を使うのは、新しい経験が得られることと、自分の興味や趣味、性格に合致していることと、こういうものが世の中に増えたらいいなというものを重視。
・お金は使うタイミングでは、遠慮なく使う。すごくやりたいこととか知りたいことがあったときに、お金がブレーキにならないようにする。
・お金を使うタイミングがなかったら、無理して使わなくてもいいかと。
となります。
そんなわけで、『お金の減らし方』の本のように毎月収入の2割を趣味に当てるとかのような、毎月かならずいくらつかうみたいなお金の減らし方はやってません。
使うタイミングがあったら遠慮なく使いますし、そうでなければべつに無理につかわなくてもいいとは思います。
お金をつかわなすぎるのもアレですが、べつに無理して使うようなものでもないとは思いますね。そんな感じで気軽にやればいいんじゃないかとは思います。