老後にお金が減らない人の習慣5選
新NISA一括投資→即毎月定率取り崩し運用中のQ太郎です。
今回は、老後にお金が減らない人の習慣5選です。
本記事をYouTube動画で観たい方はこちらのリンクから。
老後にお金が減らない人の習慣5選
こんなご質問をいただきました。
「FIRE/老後問題の動画を拝見しています。
最近は話題にも上らなくなってきた老後2000万円問題ですが、老後問題自体が解決したわけではありません。
今の高齢者は十分な年金を貰っており、貯金が無くても十分暮らしていける人も少なくありません。私の父も毎月30万円近くの年金を貰っているようで、世代間格差の大きさを思い知らされます。今の40代、50代は、これほどの年金を貰うことはまず無理でしょう。
政府には期待できませんので、自分で何とかする方向で解決したいと思っており、現在貯金・投資をしています。Q太郎さんは老後にお金に困る人・困らない人の違いは何だと思いますでしょうか。宜しくお願い致します。」
とのことです。
日本は年金が少なくても生活保護がありますし、正直老後の心配はそんなにしなくてもいい気もします。
「年金払っていないのに、生活保護の方が豊かな生活が出来るのは不公平だ」という人もいますが、憲法上そうなってしまっているので、むしろ利用する方向で制度維持してもらった方がいいとは思います。個人的にこういうのを批判してもしょうがないですし、いざ我が身になった時に困るだけで何の得も無いので、むしろお金のない人はどんどん生活保護取ってくださいという感じです。
実際、生活保護の補足率は20%程度ですし、お金のない人はガンガンとっていただければと思います。
それで日本の財政がヤバくなれば、それはそれで政治を考えなければならない時期に来たということで、むしろ日本の構造改革が進んでよいんじゃないかと思います。このままだらだらと現状維持の状態が続いてだらだらと衰退していくよりは、一気に生活保護者を増やして日本の現実を見える形にして、そこからベーシックインカムなり何なりで新しいステージに入っていった方がいいんじゃないかという気はします。
財源とか言っていられなくなるレベルで、一度限界まで財源にストレスをかけてやるのですね。そして日本国憲法においては、最低限の文化的な生活を保障してしまっているので、生活保護を払わないということはできないわけです。すると生活保護費をねん出するために何かを削らないといけなくなるわけで、そこで無駄な支出の削減に本気で取り組まないといけなくなります。ということを期待して、生活保護をガンガンとっていただければと思います。
そんなわけで憲法上は文化的な生活が保障されているので、老後にお金が無いからといって困ることはないとは思いますが、政府に頼りたくないという方も多いとは思うので、老後にお金の減らない人の習慣5選をあげていきます。「習慣」という部分が大切ですね。その日の気分でやったりやらなかったりではなく、習慣化しているということが重要です。
定期的な収入を持ち続けている
まず1つ目であり、最大の効果があるのは、老後も定期的な収入を持ち続けているということです。
一番良いのは働いて定期収入を得ることですね。年金がそこそこあればがっつり稼ぐ必要はありませんが、友達が少ない人は社会とのつながりを持つ意味でも週に数回働くぐらいでもいいとは思います。働くことはインフレ対策にもなりますしね。働くのも一つの習慣と言えます。
働くのがつらいし、生活できるほどお金を稼げないという人は躊躇せずに生活保護をとってください。生活保護も定期的な収入なので、無駄遣いしなければ老後にお金に困ることはないでしょう。年金が生活保護以下の場合も、生活保護で足りない分が補填されます。医療費無料というのがかなりでかいですね。とくに老後は医療費がかかりますしね。
それと年金の繰り上げ受給をすることによって、60歳から定期収入を発生させることもできます。60歳から受け取ると年金額が-24%になりますが、損益分岐点は80歳なので、あまり気にしなくてもいい気もします。
ちなみに60歳と65歳の年金受取で、90歳まで生きた場合の国民年金の差額ですが、65歳の方が175万円得します。国民年金しかなくて、「たった175万円かよ!」と思う人は60歳で受け取ったほうがいいかもしれません。というか、80歳、90歳ぐらいになったら生活保護取るのも楽勝なので、もはや気にするレベルでもないとは思います。だって働けない以上、国は憲法上、生活保護を出さざるを得ませんし、出さなかったら憲法違反ですしね。
固定費の最適化
次に重要なのは、やはり固定費の最適化ですね。
お金が減らないというのは、ようするに収入が支出を上回っている状況なので、固定費を収入以下に抑えておくのはマストでしょう。
固定費で一番でかいのは住宅費なので、見直しはここからですね。
東京で働かなくてもいいのでしたら、家賃の安いところに住めば年金だけでの生活も可能になるとは思います。
あとは通信費とか、むだなサブスクとかも見直していくといいでしょう。
高齢になったら車を手放すことも考えた方が良いですね。車の維持費も馬鹿になりませんし、仕事で毎日車を使うとかいう状況でなければ、タクシーを使った方が年間で考えたら安いみたいな場合も多いです。最近はイオンとか宅配サービスもやっていますし、自分で車運転して買いに行く必要もなくなりましたしね。
お金を使わない楽しみ
3つ目は、お金を使わない楽しみです。これはメンタル的にもけっこう重要です。
お金を使う楽しみというのは、他人が用意したものを楽しむという事なので、それが面白いかどうかは他人任せの運任せになってしまいます。
自分を楽しませるために他人へ依存するということなので、メンタル的にもあまりよろしいこととは思えません。
自分で自分を楽しませられるのが一番ですね。
図書館で本を読むとか、楽器を演奏するとか、散歩するとか、Youtube見るとか、エピックゲームストアで毎週無料配布しているPCゲームを遊ぶとか、お金をかけないでもできることが多すぎるわけです。
お金をかけるのはそれを全部こなしたあとと考えれば、無料の娯楽自体がなかなか消化しきれないわけです。インターネットの登場で、娯楽はもはや無料があたりまえになりましたね。
ちなみに知人が資産管理をしている数千億円持ってる富豪も、趣味はYoutube鑑賞で、しかもYoutubeプレミアムにも入っていなかったりします。年齢も年齢なので、旅行とかもおっくうになっている状態ですね。
健康の維持
4つ目は健康の維持です。
老後でお金がかかることは、娯楽とかよりも医療費です。
健康であれば医療費はかかりませんので、健康的な食事や運動が習慣あれば、それこそが将来的な大きな節約になりますね。
ハードな運動をしなくても、散歩するだけでも十分に健康維持の効果はありますしね。
ちなみに日本でQ太郎が住んでいるところから図書館までは2キロ近くあるのですが、歩いて通っています。自転車とかも乗りません。散歩もついでに楽しめるので、遠いことのメリットは大きかったりします。
適度に投資を続けている
5つ目ですが、適度な投資ですね。
資産を全部現金にしてしまうと、長期的にはインフレ負けしてしまいますしね。
まとめ
そんなわけでまとめると、老後にお金が減らない人の習慣5選は
・定期的な収入
・固定費最適化
・お金のかからない楽しみ
・健康の維持
・適度な運動
となります。
定期的な収入は、固定費の最適化と組み合わせてこそ威力を発揮しますので、単に収入を増やすだけでなく、同時に固定費を減らすことをしていく必要があります。
老後でしたら、高い場所に住む必要も無いので、近所にスーパーとかある場所だったら十分とは思います。車を無くすこともできますしね。
よくある勘違いとして、田舎のほうが家賃が安いというのがありますが、家賃は競争率で決まりますので、田舎だから安い訳では無いです。案外田舎よりも都市部のちょっと離れたところの、賃貸マンション多すぎみたいな場所の方が全然安かったりしますし、ほぼ都市部なのでインフラもよかったりしますので、そういうところを狙っていけばいいでしょう。
そんなわけであとは健康に気を付けつつ、お金のかからない趣味を見つけていけばとくに老後困ることはないとは思います。困ったら生活保護をとってください。