4%ルールを100万円使って実証実験#1【1年目1月】|eMaxis slim 全米株式(S&P500)
QYLD全力太郎ことQ太郎です。
今回は前年から予告していた「4%ルールの実証実験」を行います。
4%ルールとは、
「S&P500インデックスに対して毎年4%を取り崩すと、資産を減らさずに運用していける」
というものですね。
4%という数字は、S&P500の利回りが毎年7%で、アメリカのインフレ率が3%なので、引き算してざっくり4%という計算です。
しかし今後S&P500が果たして7%で運用できるのか、アメリカのインフレ率は3%以上になるのかなどの問題があると、そもそも4%ルールは通用しなくなる気はしますね。
それではさっそく取り崩していきましょう!YouTube動画で見たい方はこちらのリンクから。
投資信託の4%取り崩し
実証実験に使うS&P500の投資信託「emaxis slim 全米株式(S&P500)」は、昨年12月に、すでに100万円分購入済みです。
月初めである1月4日に、さっそく4%を取り崩します。昨年の12月に買った100万円の投資信託ですが、取り崩し時の価格は1,061,875円で、6万円ほどのプラスになっています。
まあ、増えてしまっているので、記事的には面白くない展開かもしれません。
とにかく、4%を取り崩します。
現在価格に0.04を掛けて、
1,061,875円 × 0.04
なので、4万2475円を取り崩すことになります。
というわけで、さっそく注文しておきました。
約定日は翌日の1月5日ですが、受渡日は1月11日で、けっこう時間がかかりますね。
投資信託は換金までの時間があるので、すぐに現金が欲しい方は注意したほうがいいですね。
また利益ですから、ここから20.315%引かれます。
計算すると、
4万2475円×(1-0.20315)
で、じっさい受け取れるのは3万3846円ぐらいでしょうか。
8千円ほど持っていかれますね。
金融所得課税が30%になったらもっと悲惨なことになりますね。
まとめとQ太郎の見解
やはり一番の問題点としては
4%は本当に適切な数字なのか
という点ですね。
今後S&P500は7%で成長していけるのか
アメリカのインフレは3%で収まるのか
このあたりがどうなるかで、4%の前提は崩れそうな気はします。
今後の予定ですが、毎月投資信託の推移の報告記事をアップすることと、来年の始めにまた4%を取り崩し、それを一生やっていこうと思います。
実際にやってみると、やっぱり感覚的なものがわかりますね。
4%はそこまで大きくないので、取り崩しはそんなに怖くはないかなという感じでした。
まあ、プラス収支だったということもありますけどね。
4%ぐらいだったら、メンタル的にも付き合いやすいとは思います。
次回は、これも昨年から予告していた「元本保証レバナスの作り方」の実証実験報告をします。元本保証レバナスについてはこの記事を参照してください。