4%ルールを100万円使って実証実験#1【1年目1月】|eMaxis slim 全米株式(S&P500)

2022年1月9日一般ETF4%ルール

4percent 202201

QYLD全力太郎ことQ太郎です。

今回は前年から予告していた「4%ルールの実証実験」を行います。

4%ルールとは、

S&P500インデックスに対して毎年4%を取り崩すと、資産を減らさずに運用していける

というものですね。

4%という数字は、S&P500の利回りが毎年7%で、アメリカのインフレ率が3%なので、引き算してざっくり4%という計算です。

しかし今後S&P500が果たして7%で運用できるのか、アメリカのインフレ率は3%以上になるのかなどの問題があると、そもそも4%ルールは通用しなくなる気はしますね。

それではさっそく取り崩していきましょう!YouTube動画で見たい方はこちらのリンクから

 

投資信託の4%取り崩し

実証実験に使うS&P500の投資信託「emaxis slim 全米株式(S&P500)」は、昨年12月に、すでに100万円分購入済みです。

月初めである1月4日に、さっそく4%を取り崩します。4percent hyou昨年の12月に買った100万円の投資信託ですが、取り崩し時の価格は1,061,875円で、6万円ほどのプラスになっています。

まあ、増えてしまっているので、記事的には面白くない展開かもしれません。

とにかく、4%を取り崩します。

現在価格に0.04を掛けて、

1,061,875円 × 0.04

なので、4万2475円を取り崩すことになります。

4percent torikuzushi

というわけで、さっそく注文しておきました。

約定日は翌日の1月5日ですが、受渡日は1月11日で、けっこう時間がかかりますね。

投資信託は換金までの時間があるので、すぐに現金が欲しい方は注意したほうがいいですね。

また利益ですから、ここから20.315%引かれます。

計算すると、

4万2475円×(1-0.20315)

で、じっさい受け取れるのは3万3846円ぐらいでしょうか。

8千円ほど持っていかれますね。

金融所得課税が30%になったらもっと悲惨なことになりますね。

 

まとめとQ太郎の見解

やはり一番の問題点としては

4%は本当に適切な数字なのか

という点ですね。

今後S&P500は7%で成長していけるのか

アメリカのインフレは3%で収まるのか

このあたりがどうなるかで、4%の前提は崩れそうな気はします。

今後の予定ですが、毎月投資信託の推移の報告記事をアップすることと、来年の始めにまた4%を取り崩し、それを一生やっていこうと思います。

実際にやってみると、やっぱり感覚的なものがわかりますね。

4%はそこまで大きくないので、取り崩しはそんなに怖くはないかなという感じでした。

まあ、プラス収支だったということもありますけどね。

4%ぐらいだったら、メンタル的にも付き合いやすいとは思います。

次回は、これも昨年から予告していた「元本保証レバナスの作り方」の実証実験報告をします。元本保証レバナスについてはこの記事を参照してください。