中国へ行って驚いたこと5選【エンタメ回】
新NISA一括投資→即毎月定率取り崩し運用中のQ太郎です。
半月ほど中国へ行って戻ってきたので、今回はエンタメ回として中国へ行って驚いたこと5選です。
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中国へ行って驚いたこと
今年の12月31日まで中国にノービザで30日間の入国ができるので、半月ほど行ってきました。上海、西安、洛陽、鄭州をまわってきました。5~6年ぶりに行ったので、いろいろ状況が変わっていましたね。
それで驚いたことその1ですが、思ったよりも現金が使えるというか、現金大活躍状態でした。
中国だとWechat payやAlipayなどのスマホ決済が主流で、ネット記事でも現金使う人がいないという情報が飛び交っているので現金を拒否られるんじゃないかと心配しましたが、普通にどこでも現金が使えましたね。外食でも観光地でも地下鉄でも、今回の旅行で現金が使えなかったところは一切無かったです。地下鉄の自販機で、普通に現金が入れられるのにも驚きました。入れられない場合は、係員のいる窓口へ行ってそこで現金払えばいいだけですね。
あとバスも、入り口にお金を入れる箱があるので、そこに入れればいいだけです。現在でもバスはどこまで乗っても1元(20円)なので、このあたりは社会主義だなとは思いました。
いちおうWechat payは持っているのですが、海外でも使えると吹聴している楽天モバイルが中国ではクソ回線過ぎて、相手のQRコードを読み込むことができないのですね。こちらのQRコードを表示させて相手に読ませるのは大丈夫なのですが、こちらが相手のQRコードをスキャンする場合はずっと読み込み中の画面から進まなくて使い物にならなかったです。中国で楽天モバイルは使い物にならない感じはありますね。台湾やニュージーランドだと問題無かったのですけどね。
そんな感じで、Wechat payを準備したわりには回線のせいでほとんど使い物にならなかった一方、現金はどの場面でも問題なく使えたので、いわゆる中国=キャッシュレス社会というわけでもないとは思います。
ただスマホでの決済が使えないと、いろいろ割引が適応されないという問題がありますね。わざと高い価格にして、スマホ決済で店を登録してくれたら安くなるみたいなのが多かったです。
例えばコーヒーとサンドイッチで56元(約1200円)の店があったのですが、店のサイトを登録してスマホ決済すると28元(約560円)ぐらいになって、もともと定価で売る気はないのではないかといった値段のつけ方がけっこうありました。
何にしろ現金はすべての場面で使えたので、一般的に言われるような中国だと現金が使えないという話ではありませんでした。
驚いたことその2ですが、キャリーケースボッコボコでした。
日本の空港だと機内預かりの荷物をベルトコンベアに流す時、取りやすいように取っ手の部分をこちら側に向けてくれるなどいろいろ気遣いがあるのですが、鄭州の空港でキャリーケースが転がり出てきたときはボッコボコになっていてあっちこっちにひびが入っていました。投げまくってるんじゃないかというぐらいのボッコボコぶりで、普通そこまでならんやろ、漫画かというレベルでボッコボコでしたね。まだ2、3回ぐらいしか使ってなかったのですけどね。そんなわけでいまだに荷物投げまくってる感じなので、割れ物とかはノートパソコンとかはしっかり梱包しておいたほうがいいとは思います。
それと中国は入国時にパソコンを一人1台しか持ち込めませんので、そのあたりも気を付けておいたほうがいいでしょう。
驚いたことその3ですが、公安の人が結構親切でした。
中国の場合、外国人は到着後24時間以内に、その地域の公安局に宿泊登記をしなくてはなりません。ホテル住まいの場合はホテルが出してくれるので自分でやらなくてもいいのですが、人の家に住むとか賃貸とかの場合は自分で公安局まで出しにいかないといけません。
それで今回知り合いの家におせわになったこともあって、到着後すぐに公安局に行きましたが、普通に親切に対応してくれました。その知り合いが前もって公安局に連絡してくれたこともあって、スムーズに手続きが終わりましたね。
それとこのルールで注意しなければならないのが、たとえば北京で人の家に住んで宿泊登記をしたあとに、天津に旅行へ出かけてホテルに何泊かしたあとにまた北京に戻る場合、登録し直しになるのですね。天津のホテルが宿泊登記を出してしまうため、現在の居場所が天津に移ってしまうので、そのあとでまた北京の知り合いの家に戻る場合は宿泊登記が再度必要になります。
今回これが面倒くさいので公安の人に相談してみたら、「旅行行く前に電話連絡して、戻ってくる日を教えてくれたらこちらで手続きしておく」とのことだったので、電話連絡だけで済ませることができました。
そんな感じでとくに問題もなかったです。
中国だと地下鉄に乗るときも荷物検査や身体検査があるのですが、そこにいる公安の人たちも昔と違って高圧的な感じではなくなっていて、検査後に「ご協力ありがとうございます」みたいなことを言ってくれる人もいますね。
政府が全体の文化モラルを上げるために、方針を変えている感じはあります。上が暴力的だと下も暴力的になりますしね。
驚いたことその4、どこ行ってもだいたい同じです。
中国は近代化がかなり進んでしまって、日本とおなじようにだいたいどこ行ってもおなじような感じになってきました。
中国では「老街」という、いかにも中国風な店が立ちならぶ観光通りがあるのですが、これがどこの都市に行ってもだいたい同じ感じなのですね。台湾の夜市もおなじで、売れるものが並ぶ感じで、けっきょく似たり寄ったりになってしまいます。
ちなみに最近だと古代中国風のコスプレをして、観光名所で写真を撮るというビジネスが流行っていて、すでに一大ジャンルとして成り立っています。これは観光客では無くて、現地の人たちがやっていたりします。日本でも似たようなことをやったら受けるんじゃないかという気がしますね。
ここで重要なのは時代考証をちゃんとした「リアルな日本」ではなくて、侍とか忍者とか、いかにも外国人がイメージする外国人が好きそうな日本や、アニメで出てきそうな日本というのがポイントになるとは思います。中国も国を挙げて「わざとらしいぐらいに中国」という古代風の街並みをつくって観光名所にしているので、そんな感じで日本もやったほうがいいんじゃないかという気はしますね。
驚いたことその5は、どこでも常にタバコくさいです。いまだに中国は喫煙率が高いようで、観光地とか野外でも常にタバコ臭いです。
高速鉄道とかも禁煙なのですが、停車駅で止まると喫煙する人たちがいっせいに列車を降りて、ホームでぷかぷか吸い出します。するとその煙が、開いたドアから車内に流れ込んでくるので、車内もタバコ臭くなってしまうのですね。
一番驚いたの飛行機の中でもタバコ臭かったことです。飛行機の中は禁煙なのですが、搭乗口のそばのトイレで吸う人が多くて、煙くさいまま飛行機に乗り込むので飛行機の中も煙臭くなるという感じですね。
あと泊った旅館も、前の人がヘビースモーカーなのか、部屋に入った瞬間にすごいにおいでした。最初はそのうちにおいが消えるだろうと思って我慢していたらぜんぜん消えなかったので、さすがに部屋を変えてもらいました。
そんなわけでいまだにタバコ臭い感じではありました。
まとめ
そんなわけでまとめると、
・現金大活躍。
・キャリーケースボッコボコ。
・公安の人が意外に親切。
・どこ行ってもおんなじ感じ。
・常にタバコ臭い。
でした。
そんなわけで半月ほど中国へ行ってきましたが、だいぶ以前とは変わって、近代化していく一方で、都市の特徴みたいなものはだんだん無くなってきているなとは思いますね。観光地もだいたい似たようなものですし、もう行くのもいいやみたいな感じになってきました。
それと頑張っていろいろなところをまわりすぎたために、帰国後には体調を崩しましたね。年齢を考えて、あまり無理しない方がいいですね。
あとVPNがほとんどつかいものにならなかったので、Youtubeの更新とかまず無理でしたね。時間もありませんでしたしね。上海だとVPN使わなくてもYoutube観られますので、上海はいいところだとは思います。
今回、上海はあまりまわっていないので、次は上海だけ行こうかなとは思います。この年齢になると、雲南とか東北とかの僻地観光はもういいかなという感じはあります。観光地自体がだいたい似たようなものなので、観光地自体もあまり行きたくないですね。インドとか発展途上国も体力的にもういいかなとい感じです。
そんなわけで、年末までノービザで中国に入れるので、興味のある方は行ってみるといいとは思います。