【節約疲れ】その細かい節約が逆効果な理由

setuyaku tukare

取り崩し投資運用中のQ太郎です。

今回は、「行き過ぎた節約」についてです。

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「行き過ぎた節約」が逆に資産形成の足枷になる理由

今回は、「行き過ぎた節約」についてです。

視聴者様からこのようなご質問をいただきました。

「節約についてですが、節約をすること自体は悪くないのですが、あまり細かい節約は時間を取られて無意味だと思います。例えば電気代はいくら節約しても大した金額にはなりません。このあたりの線引きについてどう思いますか?

とのことです。

まあ、電気代はけっこう頑張ってもそこまで下がらないというのがありますね。ただQ太郎の父は毎日お茶を一時間以上電磁調理器で煮込むという謎の儀式をやっています。糖尿病に効くらしく、それで煮込んだ方が良いと自分で勝手に思い込んで長時間煮込んでいるわけです。それで水が先に蒸発するので、そばの湯沸かしポットもフル稼働させて、お湯を足していくわけです。電気代の無駄もいいところなわけです。

なんか料理をろくにつくらない人にありがちな「煮込めば煮込むほどおいしくなる」みたいな間違った考え方が根底にあるんだとは思います。料理に必要なのは適切な時間であって、煮込めば煮込むほどおいしくなるわけはありません。でも注意するのも面倒ですので放置しています。

なんにせよ、こういう明らかに無駄な電気代は控えた方が良いとは思います。そんなわけで、むだな電気代は節約した方が良いとは思います。

ただ照明のこまめなつけ消しとかは、そこまで敏感にならなくてもいいとは思います。特にLEDとかだったらそんなに電気代がかからないので、そこまで神経質にならなくてもいいでしょう。

あとトイレットペーパーとかティッシュですね。全身にぐるぐる巻きにして、毎日ミイラの真似をしているというのであれば明らかに無駄なのでやめた方が良いとは思いますが、通常利用の場合、節約してもそこまで大きな節約にならないので、こういうのもあまり気にしなくていいかなとは思います。

通常利用の場合、節約してもそこまで大きな節約にならないので、こういうのもあまり気にしなくていいかなとは思います。

では、ご質問者様の仰る「このあたりの線引き」、つまり「どこからが無駄な節約で、どこからが意味のある節約なのか」という判断基準についてですが、Q太郎は「自分の時間と気力を奪うかどうか」だと考えています。

だからこまめに照明を消すとかは結構ストレスがあるとは思うので、こういうものはそこまで力を入れなくてもいいじゃないかとは思います。

あとは、よくある無駄な節約の代表格が「少しでも安い食材を求めて、スーパーを何軒もハシゴする」というやつですね。

例えば近所のスーパーで卵が二百五十円だけど、自転車で片道三十分かかる隣町のスーパーなら二百二十円で特売されているとします。その三十円のために、往復一時間と自分の体力を削って買いに行く。これ、時給換算したら三十円ですからね。「いやいや、いくらなんでも時給三十円って、昭和の内職でももっともらえるわ!」って話です。

実はこれもうちの父が、母に車を運転させてやっていました。時間の無駄になるうえに、ガソリン代も馬鹿になりません。そういうのをまったく計算していないのですね。たんに買うものの値段を比較してどっちが安いかしか見ていないわけです。そのまわりでかかっている経費をまったく考慮に入れていないのです。

もちろん、ドライブやサイクリング、散歩が趣味で、そのついでに卵を買ってくるというのなら健康にも良いので全く問題ありません。でも、ただ「三十円得したいから」という理由だけで、人生の貴重な一時間を捨てるのは、長期的な資産形成という観点から見ると完全にマイナスなんです。お金は投資で損してもまた働けば取り戻せますが、時間だけは絶対に買い戻せませんからね。

それに、細かい節約は「気力」という見えないエネルギーをゴリゴリ削っていきます。

「あ、あそこの電気消し忘れた」と毎日毎日細かいことばかり気にしていると、脳が節約のことで疲労困憊してしまいます。人間の意志の力や気力というのは、ゲームのマジックポイントみたいに一日の上限が決まっているんですね。

そういう労力を使うぐらいだったら、空いた時間やエネルギーを使って自分の好きなことをしたり、本を読んで知識をつけたり、副業をして「稼ぐ力」を伸ばしたりする方が圧倒的に効率がいいわけです。でも、数十円の節約で脳のMPを使い切ってしまうと、そういう前向きな行動を起こす気力が残らなくなってしまいます。

じゃあ、何を節約すべきなのか。それはもう、皆さんも耳にタコができるほど聞いているとは思いますが、やはり「固定費」です。

基本的なところだと、スマホを大手キャリアから格安SIMに変えるとか、不安だからとなんとなく入っている無駄な保険を解約するとか、全く見ていないサブスクを解約するとかですね。

こういうのは最初の手続きだけちょっと面倒くさいですが、一回重い腰を上げてやってしまえば、あとは寝ていても勝手に毎月数千円、数万円単位で節約効果がずっと続きます。電気代を数十円削るより、スマホのプランを一つ見直す方が、ストレスもなくはるかに金額も大きいです。

ただ最近は悪質なサブスク業者もあって、契約はネットで簡単にできるのですが、解約は電話をかけないといけないとか、結構面倒な手続きを踏まないといけない。しかも電話をかける時間が営業時間内じゃないといけないとか、かけてみたらずっと通話中とか、最終的に面倒になって「もういいや」って解約をやめてしまうパターンです。

Amazonとかネットフリックスとか、海外の大手企業は加入してすぐ解約しても、契約期間終了まではフルで使えるのですが、日本企業の場合は解約したとたんに使えなくなったり、月末に解約しないとまた一か月延長されたりとか、とにかく解約が不便な企業が多い気がします。今はどうかわかりませんが、昔はニコニコ動画とかは解約したとたんに使えなくなるという面倒な仕様でしたね。正直、せこいことやってるなとは思いますね。

あとは、これも何度も言っていることですが、自分が必要なものとそうでないものをちゃんと分けておくことですね。自分の好みの把握ですね。

ゲームにしても、好きなジャンルとそうじゃないジャンルがあるわけです。世間でドラクエやファイナルファンタジーが流行っているとしても、最後までプレイできないと思うのであればそういうものにはお金を出さないということを徹底する必要があります。

これは自分自身の掘り下げが必要ですね。読書もそうで、全部のジャンルを読んでいるわけではないので、ベストセラーだから買うみたいな買い方はやめて、自分が何を必要としているのかを掘り下げる必要があります。

アメリカの数学者ジョーダン・エレンバーグは、電子書籍のKindleで読者がマーカーを引いた位置のデータを分析し、「どれくらいの人がその本を最後まで読んだか」を推測する「ホウキング指数」という指標を考案しました。

この調査により、世界的な大ベストセラーであっても、実は読者の大半が序盤で本を閉じていることが判明しています。

たとえばトマ・ピケティ『21世紀の資本』は、推定読了率は約2.4%です。分厚い経済書であり、大半が最初の数十ページで挫折しています。

またスティーヴン・ホーキング博士の『ホーキング、宇宙を語る』:の推定読了率は約6.6%です。

このように「みんなが買っている名著」や「話題の分厚い本」ほど、実は「買っただけで満足して読まれていない」という現象が起きています。

そんな感じで、どこに投資するかはちゃんと考えた方が、お金の無駄にならないとは思います。

まとめ

それでは、今回のまとめです。今回は「行き過ぎた節約と、無駄な支出の線引き」についてお話ししてきました。

まず第一のポイントとして「自分の時間と気力、つまりMPを奪う細かい節約はしない」ということです。 一時間以上お茶を煮込むような明らかな無駄は省くべきですが、こまめな電気のオンオフなどは、労力とストレスに見合いません。

三十円お得に卵を買うために、往復一時間と車のガソリン代を使ってしまっては、経済的にも時間的にも完全にマイナスです。お金は投資で損しても働けば取り戻せますが、時間は絶対に買い戻せません。節約で脳のエネルギーを使い切るくらいなら、空いた時間で本を読んだり、副業をして「稼ぐ力」を伸ばすことに使いましょう。

第二のポイントは、「節約するなら固定費の見直しと、自己分析」です。 毎日の数十円を気にするより、格安SIMへの乗り換えや不要な保険の解約など、一度の手続きでずっと効果が続く固定費からメスを入れていきましょう。ただし、解約手続きをわざと面倒にしている悪質なサブスク業者には注意が必要です。

また、世間で大流行しているゲームや、分厚いベストセラー本だからといって、自分に合うとは限りません。みんなが買っている名著ほど途中で挫折されています。自分自身の好みをしっかりと掘り下げて、最後までプレイできるもの、本当に必要なものだけにお金を使うことを徹底しましょう。

そして最後のポイントです。私たちが日々節約をして、お金を管理している最大の目的は、今この瞬間の生活を苦しくするためではありません。自分にとって本当に価値のあるものを見極め、無駄な支出を賢く削って、浮いたお金を生活防衛資金やリスク資産のバケツにしっかりと振り分けていくためです。

毎日ミイラの真似をするような異常な節約や、ストレスでギスギスするような我慢は、長期的な資産形成というマラソンにおいては必ず息切れしてしまいます。

自分の時間と気力をしっかりと守りながら、ストレスのない自動化された節約を取り入れていく。どうか皆さんも、無理のない線引きをして、心にも時間にも余裕を持たせたまま、コツコツと自分自身の資産の山を築き上げていってください。

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