【新NISA】インド株投資信託を買わない3つの理由

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新NISA一括投資→即毎月定率取り崩し運用中のQ太郎です。

現在、特定口座も含めて取り崩し実験をしていますが、「取り崩しでインド株の投資信託を使わないのか」という質問がありました。今回はインドに投資しない3つの理由についてです。

本記事をYouTube動画で観たい方はこちらのリンクから。

 

インドに投資しない理由

さて、インドに投資しない理由についてです。

最初に言っておくと、インドが悪いという話ではなく、Q太郎なら現時点でインドに投資しないという話なので、そこは分けて考えてください。インド株投資自体を否定するものではありません。あくまでQ太郎の場合という話です。

さて、現在は中国が不動産がらみで落ち目になっており、「第二の日本」と揶揄されるように株価が低調になっています。

そのため中国の投資家が日本や米国など、海外への投資を積極的にすすめている状況です。

そんな中、日本でも、中国のかわりとしてインドに注目が集まっています。

とくに新NISAが開始した今年1月には、インド株を対象とする投資信託の純資産総額は2370億円と11%ほど増加しています。現在、オルカン、S&P500についで、日本人の投資先で人気があるのがインド投資信託となっています。

また昨年(2023年)の日本投資家によるインド株保有額は2.8兆円、中国株は0.8兆円と、中国相手にかなりの大差をつけています。一時期は中国株ブームがすごかったですが、今では完全に流れが変わっていますね。

JP

それで現在の楽天証券の投資信託週間ランキングがどんなものか先ほど確認してみたいのですが、1位はオルカン、2位はS&P500なのはわかりますが、3位が楽天日本株4.3倍ブルだったりします。

正直なんでやねんとは思いますが、これだけいろいろ投資信託があって、新NISAも始まったにもかかわらず、新NISA対象外の日本株4.3倍ブルが3位というあたり、なにか人間の業の深さのようなものが感じられます。3位だと「ちょこっと買った」みたいなムーブではないですしね。信託報酬も年率 1.243 %とバカ高いです。

まあ、自分の金で何を買おうが自由なのですが、やはり多くの人たちは長期取引よりも短期取引を重視してしまうのだとは思います。ウォーレン・バフェット氏の「ゆっくり金持ちになりたい人はいないよ」という言葉が思い出されますが、データがそれを証明したような形になりましたね。

ちなみにアップルやマイクロソフトなどGAFAM銘柄を集中的に買える「iFreeNEXTFANG+インデックス」ですが、現在は7位です。個人的にはFANG+もあまり投資たくないというか、そもそもすでにNASDAQに投資しているのでもういらないかなという感じです。

攻めのFANG+、守りのNASDAQ」みたいなストロングスタイルの人もいるようですが、Q太郎的にはNASDAQで十分すぎますし、それをさらに毎月1%取り崩しの疑似QYLDにしてボラティリティを下げて運用しています。

それと同社から出ている「iFreeNEXT インド株インデックス」が9位ですね。なんだかんだでまだ10位以内にランクインしています。

インド投資について

さて、ここでインド投資について考えてみましょう。

インド投資は、いわゆるひと昔前の中国投資のようなもので、巨大市場での人口増加による今後の成長を期待する投資となります。

人口ボーナスによる経済成長にあやかろうという投資方法ですね。将来的には日本を抜いてGDP世界第3位になるともいわれています。

さきほどの人気のあるインドインデックスファンド「iFreeNEXT インド株インデックス」ですが、インドを代表する株価指数であるNifty50インデックスに投資する形になります。

Nifty50インデックスとは、インドのナショナル証券取引所に上場している50社の株式で構成される株価指数です。時価総額、流動性の基準を用いて選定しています。信託報酬も0.473%と、この手のものにしては良心的な範囲の価格です。

SBIからもSBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド、いわゆる「さくっとインド株式」みたいな投資信託が出ていまして、こちらも信託報酬0.4638%と、この手のものにしては低価格です。

こちらはSENSEXインデックスというインデックスをつかったものです。SENSEXインデックスは、ボンベイ証券取引所(BSE)に上場する銘柄のうち、代表的な30銘柄で構成される時価総額加重平均指数です。

だいたい似たようなものなので、分散が多い方がいい方はNifty50インデックスの「iFreeNEXT インド株インデックス」のほうを選べばいいでしょう。

Q太郎は昔はウィズダムツリーのインドETF「EPI」に投資していたこともありますが、こちらは経費率が0.83%ほどありましたね。それと比べてもこの2つの投資信託は安いです。悪くはありません。

ちなみにEPIは収益性の高いインド企業340社を対象にしたウィズダムツリ ーインド収益インデックスに連動するETFです。ただスコア自体はそれほどよくなく、リターンが少ない割にはボラティリティが大きいといった感じです。景気敏感の金融系が多いので、ボラは必然的に大きくなりますね。いまでしたらiFreeNEXTとか投資信託を買ったほうがいいとは思います。ドル転の手数料もいりませんしね。

買わない理由

それで理由その1ですが、インド企業がよくわからないからです。

ウォーレン・バフェット氏は「よくわからないものには投資をしない」と言いました。

たとえばS&P500なら、マイクロソフトとかアップルとかコカ・コーラーとか誰でもわかる企業なので追いかけやすいというのがあります。主要企業の決算も見ていますし、S&P500が上がったり下がったりする理由もFOMCとか追いかけておけばだいたい把握できますしね。なにか大事件があったら、ニュースでも放映されますし、なんにしろ情報はいくらでも入ってきます。

ちなみに昔は米国主要企業の決算動画を出していましたが、思った以上に需要がないようなのでいまはやっていません。

とにかくそういうのもあってか、個人的にはオルカンよりS&P500の方が扱いやすいというのがあります。ぶっちゃけアメリカと日本以外はよくわかりませんしね。

そんなわけで、インド企業に関しては決算書とか見たこともありませんし、そもそも知ってる企業がほとんどありませんし、市場がどの程度まともなのかもわかりません。どの程度まで信用できるのかも不明瞭ですし、正直そこまで興味ないので調べる気力もありません。

経済全体に投資するというのはわかりますし、過去のQ太郎もそういう理由で昔は投資していましたが、現在は正直よくわからん企業に投資するのはなんだか気乗りしないというのあります。いざというときのホールド力も落ちてしまいますしね。

年齢的にもあまり攻めの投資をする必要性がないことから、インドへの投資を控えています。

誰でも知っている有名な企業がいくつもあるのだったらまだいいのですが、正直よくわかりませんしね。

そんなわけで無理してよくわからないものに投資しても、ホールド力を維持できるか微妙なところがあるので、投資を控えているといったところです。

それにいま取り崩し投資をやっていますし、将来的な大きな値上がりを狙うような投資スタンスでもないですしね。

理由その2は高いボラティリティです。

新興国系はアップダウンが激しいので、うまくうねりを取れれば大きな利益にはなりますが、うまくいかなければ損失も大きいです。いわゆるハイリスク・ハイリターンの投資ですね。しかもとにかく買えばいいというわけではなく、タイミングも重要になります。

EPI

たとえばインドETFのEPIと、S&P500ETFのVOOを比較してみると、

   年間リターン ばらつき
VOO 12.98%  14.44%
EPI 5.20%  23.06%

となっており、リターンに対してばらつきがかなり大きくなっています。

こういうのを見張りつつ、いいタイミングで売却するというのは、今後Q太郎の年齢的にはきびしくなってくるとは思います。というか、タイミング投資みたいなあまり面倒なことをやりたくないので、年齢的にも今後はこの手のものは避けていこうとは思います。

理由その3は、やはり信託報酬が高いことですね。

0.1%やそれ以下で投資できるオルカンやS&P500投資信託があるので、あえて高い信託報酬を払ってボラティリティの高いインド投資信託を買う必要性があるのかといったところですね。

信託報酬の高さは長期投資では効いてきますので、安いにこしたことはないといったところです。

 

まとめ

そんなわけでまとめると、

・わからないものに投資をしたくない。
・高ボラティリティ。
・高い信託報酬。

となります。

これらを全部飲み込んで投資したいのであればいいのですが、Q太郎としてはそこまでするほどの魅力というか気力がありません。

とにかく企業がよくわかりませんし、決算書とかもどうなってるのかよくわかりません。そもそも取り崩しの時期に入っているため攻めの投資をする必要性を感じないので、あえてインドに投資するモチベーションがわかないというのがあります。

ただインドは今後成長するでしょうし、将来的にはGDPも日本を抜いて3位になるとの予想もありますので、オルカンやS&P500をアウトパフォームする時期も出てくる可能性はあります。それに賭けるのであれば、インド投資も悪くないとは思います。

ただQ太郎的にはインドの企業はよくわかりませんし、市場が洗練されていて情報の入りやすい米国企業のほうがわかりやすいので、今後もS&P500とかオルカンが中心になるでしょう。

やっぱりわかるものに投資した方が、Q太郎的には安心感がありますね。年齢的にも、モチベーション的にも、Q太郎にとってインドは厳しい投資先かなとは思います。