ワタミ、サブウェイ買収で株価爆上げも今後は厳しい?
新NISA一括投資→即毎月定率取り崩し運用中のQ太郎です。
今回はワタミがサブウェイを買収したことで株価が上がっていることと、今後のサブウェイについてです。エンタメ回的な内容です。
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ワタミ、サブウェイ買収
さて、こんなご質問をいただきました。
「ワタミがサブウェイを買収したことについて何かひとこと。買いでしょうか?株価が上がってますが、サブウェイ自体は落ち目ですよね」
とのことですが、とりあえずワタミの株価は上がってますね。
ワタミの株価は年初からずっと右肩下がりで落ちていましたが、9月すぎあたりからゆっくり株価が上がっていって、10月25日に日本サブウェイの買収を発表してから一気に上がったという形ですね。
日本サブウェイは正直経営はあまりよくなくて、2018年のピーク時にはおよそ480店舗あったのですが、そこからガンガン右肩下がりになっていって、現在は半分の200店舗ぐらいまで減ってしまっています。けっこう厳しい感じですね。
ちなみに本家の米サブウェイのほうも厳しい感じになっています。2012年をピークに売り上げが落ちていき、昨年にはロアーク・キャピタルに買収されました。ただ店舗数的には、世界的に見れば100カ国以上で4万5000店以上を展開していて、実はマクドナルドより多かったりします。マクドナルドは4万店舗ちょいですね。
そんなわけで、なにかひとことということですが、サブウェイ自体はまだまだ強いですが、日本展開は厳しい感じになっていますね。店舗数が6年前の半分になってますしね。
ワタミがこれを買い取って、今後どうにかできるかどうかが焦点になってくるとは思います。そのため、今回の株価上昇も一時的なものになるんじゃないかという気もしますね。今回の上昇は期待上げというやつで、実績が伴っているわけではないのですね。実績で言えば落ちてますしね。これを材料にワタミ株を買うのはバクチ的なところがありますね。
それでサブウェイの今後についてですが、なんで経営不振になるかは何となくいろいろ思い当たりますね。
ちなみにQ太郎自身は、サブウェイ自体あまり行ったことがないんですね。日本でサブウェイ行ったかどうかの記憶すらありません。そもそもの店舗が少ないというのもありますね。
いまいる台湾だとサブウェイは駅の近くとかにけっこうあって、知り合いと一緒に何度か行ったことがありますが、自分ひとりだったらまず入らないですね。なんか入りづらいんですよね。たぶんこれが多くの人が感じているサブウェイの経営不振の原因とは思いますね。
まずあの注文の面倒くささが鬼門すぎますね。パンのサイズやら中身やらなんやらをいちいち指定してオーダーしなくてはなりません。ひさしぶりに行くと、かなりパニくりますね。始めていく人を連れていく場合も説明が大変で、このくそ面倒くさいシステム自体が、タイパ重視の今の若い人に受けないんじゃないかとは思いますね。「もういいから、そっちで適当に作ってよこせ」という感じになりますね。
サブウェイが店舗を減らしていった原因ですが、この注文の面倒くささが一番の理由なんじゃないかとは思います。とにかく面倒くさいですし、また来たいとあんまり思わなかったりします。料金もなんだかわかりづらいですしね。どれぐらいトッピングするといくら料金が増えるのかもはっきりいってわかりづらいです。
あと技術的に家で誰でも作れるレベルのものというのもありますね。料金も高いですし、正直、自分でパンとレタスとハムを買ってきて、自分で挟んで食えばいいんじゃないかという気がしてなりません。そっちのほうがいい材料揃えられますし、わざわざ他人の手をわずらわせる必要性をあまり感じないのですね。
だって、現場でいろいろ指図するの面倒くさくないですか?あれだけ指図する能力があったら、自分でいい材料集めて作ろうよ、パンに挟むだけだぞという気がしてなりません。本当にパンにはさむだけじゃん、自分で作ろうよ、それぐらい。休日に外食するより、自分の家でうまいサンドイッチ作ろうよ、本当に。家族でサンドウィッチパーティしようよ。パンに挟むだけだよ。それ面倒くさがったら何にもできないよ。
はい、なんかすみません。べつにサブウェイには何の恨みもありません。頑張ってほしいとは思いますが、注文の面倒くささは何とかしてほしいです。注文に時間がかかるぶん、人が増えると長蛇の列になってしまいますしね。
テーブルにタブレットかQRコードおいて、先にオーダーと決済をすませて、番号呼ばれたら取りに行くだけみたいなシステムだったら、落ち着いて選べるんですけどね。現場でいろいろ指示するのが面倒だなとは思います。
もしくはマクドナルドみたいに、わかりやすいセットメニューを前面に打ち出しまくる形の方が良いかもしれませんね。
あと、これは個人的な気のせいとは思いますが、なんか不機嫌な店員に遭遇する率が高いという感じもあります。ノロノロ決めてたりしたら店員からの圧がすごいですし、イライラした顔をされたりしますね。サブウェイは他のファストフード店に比べればややこしいオーダーを受け付けたり、オーダーの仕方がよくわからない客に説明したりでいろいろストレスがたまってしまっているのかもしれません。とくにピーク時は時間的プレッシャーもあるので、メンタル的にもきつい気がします。
少なくともマクドナルドみたいにハイテンションで対応してくれる店員を見たことがありません。日本だとこういうところも受け付けないのではないかとも思ってしまいます。日本はわかりやすくの世界ですしね。
そんなわけで、今のままのやり方だと日本では厳しいかなという気もしますね。
まとめ
そんなわけでまとめると、
・年初から右肩下がりだったワタミの株価は、9月を過ぎたあたりから徐々に上がっていき、10月25日の日本サブウェイ買収のニュースで一気に1000円台へと上がった。
・ただ実績を伴った株価上昇ではないため、あくまで期待買い。
・日本サブウェイ自体は、2018年のピーク時の480店舗から、現在では200店舗と半減しており、厳しい状況。
・注文の面倒くささ、わかりにくさが現代の日本社会にあっていない気も。
・筆者の経験上、なんか不機嫌な店員に当たる率が高い。ノロノロ選んでいると圧がすごい。
となります。
そんなわけで日本で展開するのであれば、わかりやすさをかなり重視した方がいいとは思います。いっそセットメニューだけとか、振り切った方が良い気はしますね。店員の負担も減りますし、不機嫌な店員が少なくなると客側としても居心地がよくなる気はします。
そんなわけでワタミが日本サブウェイの経営に成功するかわかりませんので、期待買いで乗っかっていくのも考え物かなという気もします。買いたい人は様子見買いぐらいでいいかなとは思いますね。