【新NISA+特定】取り崩し投資で毎月20万円マネーマシン計画 7月報告|2024年
新NISA一括投資→即毎月定率取り崩し運用中のQ太郎です。
1ドル160円台もめずらしくなくなってきた円安の昨今、いつものごとく新NISAと特定口座を使った、取り崩し投資による毎月20万円マネーマシン計画の7月報告です。
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毎月20万円マネーマシン計画7月報告
さて、取り崩し投資を使った毎月20万円マネーマシン計画の7月報告です。
取り崩し投資とは、一括投資からの毎月取り崩しで疑似的に分配金を受け取るという投資方法です。詳しくはこちらを参照してください。
新NISA
新NISA口座にある4本の投資信託から見ていきましょう。すべて年初一括投資からの取り崩しをおこなっています。
1:ニッセイNASDAQ100(毎月1%)
分配金:6,000円→7,530円
(前月6,905円)
元本部分:60万円→75万7,121円
(前月69万6,287円)
トータルリターン:+20万3,889 円
(前月+13万5,525円)
疑似QYLDであるニセナスの毎月1%取り崩しですが、先月から分配金がさらに600円も一気に増えて、過去最高の7,530円となりました。元本部分も大幅アップの6万円アップの75万7,121円で、70万円を一気に突破しています。
トータルリターンで見た場合も、前月から一気に7万円アップという、これまでにないぐらいの上昇力です。
年初から考えるとトータルリターンで35%ぐらい増えていますね。円安効果が本当におそろしいです。これまで投資してきた経験からして、こんなに順調な右肩上がりはめずらしいので、いつ弾けるかみたいな怖さもあります。
投資家にとっては円安が続いてほしいですが、日本としてはどうなんでしょうみたいな話ですね。ある意味、日本円の価値が短期で減っていることでもありますしね。
2:eMAXIS Slim S&P500(毎月1%)
分配金:6,000円→7,379円
(前月6,952円)
元本部分:60万円→73万6,455円
(前月69万4,645円)
トータルリターン:+18万3,378円
(前月+13万4,189円)
疑似XYLDのS&P500の1%取り崩しですが、こちらも分配金は7,379円と大きくアップ。元本部分も73万6,455円と70万円を突破しています。取り崩しているのに元本部分も大きく増えているという状態ですね。トータルリターンも前月から約5万円アップで+18万3,378円となりました。
3:eMAXIS Slimオルカン(毎月0.3%)
分配金:1,800円→2,235円
(前月2,141円)
元本部分:60万円→75万5,238円
(前月71万4,960円)
トータルリターン:+16万9,436 円
(前月+12万6,923円)
来年から積立修行に出す予定のオルカン0.3%ルールですが、分配金は2,235円とアップ、元本部分は70万円突破の75万5,238円になります。トータルリターン自体も+16万9,436 円と、S&P500に1万円ちょいぐらいの差で追いついてきていますね。
4:楽天VYM(毎月0.7%)
分配金:4,200円→4,893円
(前月4,759円)
元本部分:60万円→69万5,274円
(前月67万2,542円)
トータルリターン:+12万7,552 円
(前月+9万9,927 円)
最後にVYMを0.7%で取り崩す疑似JEPIですが、分配金はちょっと上がって4,893円。元本部分は69万5,274円、トータルリターンは10万円突破の+12万7,552 円と前月から大幅アップですが、他の3つと比べるとかなり弱いという印象です。
高配当系はトータルリターンが弱いというのが肌感覚でわかる感じになっていますね。
4つの投資信託の合計取り崩し金額は
取り崩し金額合計
1万8,000円→2万2,037円
(前月2万757円)
トータルリターン合計
+68万4,255円(+28.5%)
(前月+49万6,564円)
となり、分配金合計は前月より+18万円以上の大幅なプラスになっています。円安がかなり効いていますね。
特定口座(楽天証券)
次に楽天証券の特定口座の定率取り崩しです。
まずは疑似QYLD実験と0.3%実験、元本保証レバナス実験でつかっていた投資信託です。
1:eMAXIS NASDAQ100インデックス(毎月1%)
分配金:10,000円→15,821円
(前月14,512円)
元本部分:100万円→159万776円
(前月146万3,111円)
トータルリターン:+92万6,537 円
(前月+78万3,051円)
長年やっている疑似QYLD実験のナスダック投資信託ですが、分配金は15,821円と1000円ほどの増配。トータルリターンとしては前月から大幅アップの+92万6,537 円と、もうすぐ2倍になりますね。時間の力は強いです。
2:eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)(毎月0.3%)
分配金:3,000円→4,791円
(前月4,481円)
元本部分:100万円→160万4,969円
(前月150万3,226円)
トータルリターン:+67万4,747円
(前月+56万8,213円)
こちらも年単位で続いている0.3%ルールのS&P500ですが、分配金は4,791円と増配。元本部分も160万4,969円と前月から10万円の大幅アップになっています。トータルリターンも+67万4,747 円と大幅アップになりました。
3:楽天レバナス(毎月2%)
分配金:2,000円→2,765円
(前月2,512円)
元本部分:10万円→14万322円
(前月12万8,552円)
トータルリターン:+37,324円
(前月+30,130円)
元本保証レバナスの毎月2%取り崩しですが、分配金は2,765円と前月からアップ、トータルリターンも+37,324円と4万円に届きそうな感じです。投資額が10万円なので、もうすぐで+40%ということになりますね。ただやはりボラティリティが高いので、ひきつづき要観察といったところです。
それと、現在使っている楽天レバナスは為替ヘッジアリですが、auアセットマネジメントから為替ヘッジなしのレバナスが登場します。
SBI証券とマネックス証券は7月19日から、楽天証券では7月22日からの提供ということですね。
実験的に買ってみてもいいですが、買うにしても元本保証レバナスルールとして10万円までですね。
ここからは、今回の企画用に用意した7本の投資信託です。さらっといきます。
4:ニッセイNASDAQ100(毎月1%)
分配金:10,000円→12,914円
(前月11,844円)
元本部分:100万円→129万8,602円
(前月119万4,261円)
トータルリターン:+36万8,004円
(前月+25万749円)
ニセナスの1%取り崩しですが、分配金は12,914円と増配、トータルリターンは10万円以上の大幅アップとなる+36万8,004円となりました。Nasdaqは調子いいですね。
5:楽天VYM(毎月0.3%)
分配金:3,000円→3,661円
(前月3,547円)
元本部分:100万円→121万8,740円
(前月117万4,165円)
トータルリターン:+23万7,823円
(前月+18万9,587円)
楽天VYMの0.3%取り崩しであるガチVYMですが、分配金は3,661円と増配、トータルリターンは+23万7,823円と大幅アップになっています。急に伸びた感じはありますね。
6:楽天VTI(毎月1%)
分配金:10,000円→12,427円
(前月11,768円)
元本部分:100万円→123万8,573円
(前月117万3,380円)
トータルリターン:+30万8,917円
(前月+23万1,297円)
楽天VTIの1%取り崩しは分配金が12,427円と増配、トータルリターンは7万円以上の大幅アップの+30万8,917円となりました。
7:楽天S&P500(毎月0.7%)
分配金:7,000円→9,015円
(前月8,470円)
元本部分:100万円→128万9,058円
(前月121万2,448円)
トータルリターン:+31万3,279円
(前月+22万7,654円)
S&P500で毎月0.7%取り崩す疑似JEPIもどきですが、分配金は9,015円と増配、トータルリターンのほうは+31万3,279円と大幅アップで、楽天VTIよりも大きくなっています。
8:eMAXIS Slimオルカン(毎月0.3%)
分配金:3,000円→3,850円
(前月3,684円)
元本部分:100万円→130万79円
(前月123万746円)
トータルリターン:+32万9,037円
(前月+25万5,854円)
オルカンの0.3%ルールですが、分配金は3,850円と順調に増配、トータルリターンは+32万9,037円と7万円ほど一気にアップしました。取り崩しが少ない分、トータルリターンが良くなりますね。
9:楽天オルカン(毎月0.4%)
分配金:4,000円→5,014円
(前月4,742円)
元本部分:100万円→126万1,588円
(前月119万6,102円)
トータルリターン:+27万8,385円
(前月+20万7,885円)
楽天オルカンの毎月0.4%ルールですが、分配金は5,014円と増配していますが、トータルリターンは+27万8,385円と、eMaxis slimのオルカンの+32万円以上と比べて5万円ほど大幅に低いですね。前回同様、感覚的にも楽天オルカンはeMAXIS Slimオルカンに比べると弱い感じがあります。
10:eMAXIS Slim 先進国債券インデックス(毎月0.3%)
分配金:9,000円→9,690円
(前月9,489円)
元本部分:300万円→323万6,879円
(前月315万1,604円)
トータルリターン:+29万2,971円
(前月+19万8,006円)
先進国債券の0.3%取り崩しですが、分配金は9,690円と増配、トータルリターンは+29万2,971円と、前月から一気に10万円ほどのプラスになりました。ボラの小さい債券でこれだけ増えるのも、円安による為替差益の影響の大きさを物語っていますね。
そんなわけで、
特定口座取り崩し金額合計
7万9,948円
(前月7万5,049円)
税合計:5,846円
トータルリターン合計
+376万7,024円(+33.9%)
(前月+294万2,426円)
特定口座取り崩し金額合計は7万9,948円と前月より増加、税金は5,846円、トータルリターン合計は376万7,024円の+33.9%となり、前月から大幅アップになりました。円安による為替差益効果ですね。
特定口座(SBI証券)
次にSBI証券の特定口座での取り崩しです。こちらは定額取り崩しなので、毎月の取り崩し金額は変わりません。さくっと見ていきます。
・eMAXIS Slim S&P500
(定額0.3%(毎月3000円))
元本部分:100万円→170万7,441円
(前月159万7,228円)
トータルリターン:+72万5441円
(前月+61万2,228円)
4%ルールで使っていたeMAXIS Slim S&P500は元本部分が一気にアップの170万7,441円 、トータルリターンで+72万5441円と大きく増加しています。
・ニッセイNASDAQ100
(定額1%(毎月1万円))
元本部分:100万円→128万7,832円
(前月118万1,761円)
トータルリターン:+34万7,832円
(前月+23万1,761円)
ニセナス定額1万円取り崩しのほうは大幅アップで元本部分は128万7,832円、トータルリターンは+34万7,832円となりました。
・eMAXIS Slim オルカン
(定額0.3%(毎月3000円))
元本部分:100万円→129万7,502円
(前月122万7,471円)
トータルリターン:+31万5,502円
(前月+24万2,471円)
オルカン定額0.3%ルールのほうも、元本部分が129万7,502円 、トータルリターンも+31万5,502円と大幅アップになっています。
・SBI日本高配当ファンド
(定額0.3%(毎月3000円))
元本部分:100万円→115万6,728円
(前月111万5,585円)
トータルリターン:+17万4,728円
(前月+13万0585円)
2か月連続で下落していた日本高配当ファンドは、元本部分前回より上がって115万6,728円、トータルリターンも+17万4,728円と上がりました。ただ他の米国インデックスと比べるとだいぶ弱い印象がありますね。
・eMAXIS Slim 先進国債券
(定額0.3%(毎月3000円))
元本部分:100万円→108万5,955円
(前月105万7,101円)
トータルリターン:+10万3,955円
(前月+7万2,101円)
先進国債券インデックスのほうは円安での上昇で、元本部分は108万5,955円、トータルリターンは+10万3,955円となりました。
そんなわけで、
取り崩し金額合計
2万2,000円
(税合計:915円)
トータルリターン合計
+166万7,458円(+33.3%)
(前月+128万9,146円)
となりました。
まとめ
そんなわけでまとめると、
新NISA:2万2,037円
楽天特定:7万9,948円
SBI特定:2万2,000円
合計:12万3,985円
(前月11万7,806円)
税合計:6,761円
トータルリターン合計
+611万8,737円(+33.1%)
(前月+472万8,136円)
総額
1,850万円→2,461万8,737円
となり、前月よりかなり大きく上がっています。円安の恩恵がかなり大きいですね。
ただ日本円の価値が短期的に下がっていることにもなるので、そこまで素直に喜べる話でもありません。
ドル円は今後どうなっていくのか、日銀がどう動くのかと、アメリカの大統領選でどうなるかを見守っていきたいと思います。