【S&P500】0.3%ルール 100万円分の7月運用報告ーアップルが時価総額3兆ドルに【米国株投資】

一般ETF0.3%ルール, 運用成績

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QYLD全力太郎ことQ太郎です。

週末金曜日にも+1.45%の大幅な上げでまだまだ好調なNASDAQです。年初来では+32.74%ですね。

NASDAQ

そんな中、Appleは金曜に+2.31%と大きく上げてきました。年初来では+55%の上昇です。株式時価総額は史上初の3兆ドル(約434兆円)に到達してしまいました。日本の国家予算の4年分ぐらいですね。企業というか、もはや国レベルですね。

apple

個人的にそこまでApple好きじゃないですし、汎用性の問題からMacもiphoneもipadも使っていない派なのですが、やはりブランド力はすさまじいものがあります。このブランド力はかなりの強みですね。

とくに中国とかの権威主義国家だと「上流階級=iphone」みたいな感じになっているので、もはや社会的ステータスのためのガジェットと化しています。こういう企業を国内に抱えている国がやはり強いとは思います。

S&P500もハイテクの牽引で、週末金曜は+1.23%、年初来では+16.38%です。高配当系が足をひっぱっている感じですね。

SP500

そんななか、今回はS&P500の0.3%ルール取り崩しの7月報告です。

本記事をYouTube動画で観たい方はこちらのリンクから

 

0.3%ルール 100万円分の7月運用報告

さて、S&P500の0.3%ルール7月運用報告です。

0.3%ルールは、S&P500投資信託を年初で4%取り崩す4%ルールの代わりに、毎月0.3%を取り崩すというもものです。

本実験では、みんな大好きeMAXIS Slim米国株式を100万円分使用しています。

また取り崩しは楽天証券の自動売却機能で自動化しています。

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現在の状況ですが、元本のほうは116万4071円と100万円以上をキープ。トータルリターンは19万7662円ですね。

それで今月の取り崩し金額ですが、過去最高の3,415円となりました。税金は101円です。

仮に分配金でこの金額を受け取った場合、

外国税なしだと2721円、税金は694円
外国税ありだと2449円、税金は966円

となります。取り崩しだともらえる金額も多くなりますし、払う税金も少なくなるのがよいですね。

 

まとめ

さて、Apple株が株式時価総額史上初の3兆ドル(約434兆円)に到達した話題ですが、アメリカの金利がさらに引き上げられる可能性がある中での上昇なので、一部の投資家からは警戒感も生じ始めています。

ただ今回のハイテク上昇は、流行り廃りのあるVRのような技術ではなく、実際にある程度成果を見込めるAIが主導になっているため、投資のしやすさというのがあります。

またApple自体は、強いバランスシートやApple Storeからの安定した収入もあるので、持続的な経営が可能な体制になっています。この牙城が崩れることはなかなかないとは思います。

ハイテクが強い一方、手堅いといわれている生活必需品や公益、高配当系は年初から不調です。こちらのほうが高金利な現状を色濃く表しているともいえます。

ただ個別で見ると、調子のいい企業と悪い企業でわかれている感じですね。

個人的に面白いと思ったのは、コカ・コーラーとマクドナルドで逆の動きをはじめていることです。

KO

上の赤線はマクドナルド、下の青線がコカ・コーラーですが、年初から上昇傾向のマクドナルドに対して、コカ・コーラーのほうは落ち込んでいますね。とくに6月23日以降はまったく逆の動きをしています。

ちなみに現在のAIブームについて「ドットコムバブルとおなじにおいがする」という人もいますが、Q太郎的にはAIの需要自体はありますし、以前一時的に盛り上がっていたメタバースやVRみたいなふわふわしたものとは違い、利益を出せる分野だとは思います。

そんなわけでまだまだ強い米国経済ですが、インフレと利上げ問題自体は解決していないため、現状を疑いつつゆるゆると投資をしていくといいとは思います。