4%ルールの取り崩し経過報告#2 【eMaxis slim 全米株式】1年目 2月(2022年)

一般ETF4%ルール

SP500 202202

QYLD全力太郎ことQ太郎です。

話を戻しまして、前回は元本保証レバナスの経過報告でしたが、今日はもう一つ続けている4%ルールの取り崩し経過報告をします。前回の記事は以下のリンクから。

Q太郎は今年の1月から、S&P500のインデックス投資信託である「eMaxis slim 全米株式」の100万円分取り崩しをおこなっています。経過報告は毎月おこなう予定です。

それでは、いくらになったか見ていきましょう!本記事をYouTube動画で観たい方はこちらのリンクから

 

4%ルールの2022年2月経過報告

100万円分の「eMaxis slim 全米株式」を購入したのは昨年12月です。そしてその後、1月1日にはそれが6%以上も上がっていたのですね。6万円以上のプラスになっていました。

そこから4%の取り崩し、だいたい4万円ちょいの取り崩しですから、元本を割らずに取り崩すことができています。

いま考えれば、これは明らかに、運とタイミングがよかったとしかいいようがなかったですね。

こういうのはすべて結果論ですけどね。

2022年2月の状況

さて、最近は市場は軟調ですし、株価落ちまくっているんじゃないかと思って、現在の投資信託の価格を見てました。

その結果ですが、このようになりました。

SP500-min

現在の残金は96万2,811円になっており、元本からはまだプラス状態になっていますね。

予想外だったというか、けっこうすごいですね、S&P500インデックス。

さすが長期投資に推奨されるだけはあります。

かなり落ちてるのかなーとQ太郎は思いましたが、ぜんぜんそんなことはありませんでしたね。

S&P500、本気で強いインデックスです。セクターの偏りのあるナスダックだとこうはいきませんね。QQQやQYLDは、落ちるときは大きく落ちますしね。QQQはまだしも、QYLDはボラティリティが低いので、下がった元本の回復には時間がかかります

しかし、たしかにS&P500インデックスは、長期投資をするには安心感があります。いろいろなセクターが助け合っているという感じがいいですね。

一年に4%の取り崩しをしたのも、全体から見れば大した金額ではありませんね。4%は合理的なのかもしれません。

仮に、100万円の価格がまったく変わらなかった場合でも、

10年後には約66万5千円  取り崩し金額2万7千円
20年後には約44万2千円 取り崩し金額1万8千円

になります。1000万円のばあいは、これを10倍にすればいいでしょう。

減った時は減ったなりに、取り崩しのできる金額は減りますので、極端に資産が削られるということはありません。

4%は、実際にQ太郎が体験してみてわかりますが、怖がるほどの数字ではないですね。

 

まとめとQ太郎の見解

そんなわけで、インデックス投資の4%ルール取り崩しは、いまのところは悪くはないかなとは思いますね。

下手に高配当投資をするより、インデックスで運用して、収入のある年はお金を引き出さないなどすれば、複利効果はさらにきいてきます。

お金を引き出す、引き出さないの調整ができる点が、4%ルールのよいところかと思います。柔軟性があるのがいいですね。

QYLDも、Nasdaq100連動型投資信託を買って、毎年10%ルールで運用したほうが合理的かもしれません。金融派生商品のETFより、一般ETFのほうが償還リスクははるかに低いですしね。一度時間があるときにでも計算してみようかと思います。

本記事のYouTube動画リンク