大インフレ時代の節約術

人生・FIRE関連節約

setuyaku

新NISA一括投資→即毎月定率取り崩し運用中のQ太郎です。

今回は円安・インフレ時代での節約効果を上げていくことについてです。

本記事をYouTube動画で観たい方はこちらのリンクから。

「まとめる」節約術

このようなご質問をいただきました。

日本はインフレが激しくなっており、可処分所得がどんどん減っています。世は大インフレ時代に突入しています。

FIREした場合、給料がなくなりますので、投資がインフレに追いつけなければ、やはりおなじように可処分所得がどんどん減っていく危険性があると思います。

ただ個人的に、電気の節約など小銭を積み重ねる節約方法はあまり効果がなく、むしろストレスが溜まって、その反動でよけい多くのお金をつかってしまうのではないかと思っています。

また食料品をケチることも、健康の面で考えればよいとは思えません。のちのち医療費がかかってしまい、トータルでは大損してしまいます。

Q太郎さんは飲み物は水しか飲まないレベルで節約に取り組んでいるとのことですが、このインフレ時代に、節約でとくに気をつけていることはありますでしょうか。ストレスや健康面に影響しない節約術があれば教えてください

とのことです。

以前にも言った気がしますが、水しか飲まないわけではなく、人からもらった場合はジュースも飲みますが、自分ではわざわざ買わないというだけの話です。

お酒はもらっても飲みませんというか飲めません。もらった場合は飲める人にあげます。

そんなわけで節約の話ですが、電気代の節約とかはたしかにあまり効果がなく、むしろストレスがたまる危険性のほうが高いです。

食料品もそうですね。日本も野菜や果物などが高くなっていますが、ケチると健康を害してしまいます。

それと日本で一番意味がわからなかったのが、なぜか現地よりも果物の価格が安かったりしますね。キウイもなぜかニュージーランドのほうが高かったり、バナナも台湾のほうが高かったりとか、どうやって利益を出しているのか謎なところがあります。

卸値はおなじはずなので、日本は小売りが頑張りすぎているのではないかとは思います。消費者にはよいことですが、このあたりのしわ寄せが労働者に来てしまうという問題もありますね。

そんなわけで電気などや食費は健康にも直結しますし、頑張ってもそれほど効果がないどころかむしろあとあとマイナスにもなる可能性があるのであまりすすめません。

ただそこで思考停止せずに、効果の大きな電気と食費の節約について述べていきます。

電気代の節約

まず電気代の節約ですが、個人的に効果が高いと思うのはLEDに変えることですね。

初期投資費用は大きいですが、効果はかなりあります。

電気代が安くなることよりも、電灯を長年変えなくていいということですね。

LEDを使うまでは、年に1~2回は電灯を変えていました。これをLEDにしたところ、もう10年ぐらいは変えていないんじゃないでしょうか。

変える手間とか電灯を買いに行く手間も省けますし、何より毎年買っていた電灯を買わなくていいので、電気代以上に節約効果はかなり大きいです。電灯を買うのに毎年数千円とか使っていたのがなくなりましたしね。時間も節約できます。

そのため、電気代というよりは電灯交換を減らすことで、時間とお金の節約になるのでおすすめです。

「電気をこまめに消す」は正直それほど効果がないというか、労働力に見合わないと思います。

ちなみにQ太郎は、夏はクーラーをつかわない派なので、クーラー代もかかりません。つかうとしても扇風機か団扇ぐらいです。本当に暑かったら近くの図書館とか大型モールとか行けばいいでしょう。みんなが公共施設を利用すれば環境への負荷も減りますしね。

それと冬ですが、タオルをひたいにかぶせて耳まで覆うようにかけておくと暖かいです。頭全体をタオルで覆う感じですね。もちろん目と鼻は露出させておきます。

あと登山用の寝袋を使って、その上に布団をかぶせると冷たい風が入らないので暖かいです。マイナス何度とかに耐えられる雪山用の寝袋がいいですね。

食費の節約

食費についてですが、加工品は高いので、基本的には買いません。ソーセージとか、すでに調理済みのものとかですね。

肉・野菜・果物とか基本的なものを買っていれば、そんなにお金はかからないです。

お金がかかるのはお菓子とか加工品ですね。小麦粉1キロ200円ぐらいで買えるのに、小麦粉を固めただけのようなお菓子が100~200円とかけっこう高い値段で売られているわけです。

Q太郎は、お菓子はいっさい買いません。食べる習慣がそもそもないですし、食べるにしても小麦粉買って自分でつくったほうが早いです。

たとえば薄力粉にベーキングパウダーか重曹を入れて、水加えながら適当に混ぜて、オーブンで適当焼いてやればカップケーキやスコーンになりますし、バター混ぜればクッキーになります。

オーブンも大型のものではなく、適当にそこらへんで売ってるオーブントースターで十分です。

目分量で適当に作ってもそれなりのものができます。ぶっちゃけ小麦粉練って焼くだけですしね。

あとえびせんべいとかもけっこう簡単につくれます。片栗粉と小エビに水と塩を加えて混ぜて、オーブントースターで焼くだけです。

かっぱえびせんが作りたい場合は、片栗粉の代わりに小麦粉を使って小エビと一緒に練って形を整え、油を敷いたフライパンで焼けばいいでしょう。

せんべいも、ごはんつぶして平らにして、油を敷いたフライパンで焼いたらせんべいになります。塩とか醤油とかは自分の好みの量を加えて焼けばいいでしょう。微妙にごはんが残ってしまたときに試してみてください。

とにかくこの、小麦粉を練る→焼くに慣れれば、アドリブでいろいろ作れます。

まあ、ただ「〇〇店のお菓子を食べるのが人生の楽しみ」というような人は、普通にお菓子を買ったほうがいいでしょう。ストレスをためて、結果的に散財する可能性もあるので、そこは節約よりも自分のライフスタイルに即したほうがいいです。

それと買ってつかわなくなる家電のトップである家庭用パン焼き機ですが、以前知り合いから使わなくなったのをもらって、使い倒したことがあります。

パン焼き機でパン焼くと、パンの耳の部分が硬くておいしくないのですね。

ただ小麦粉を混ぜる機能が優秀なので、混ぜる機能だけつかって、焼くのはオーブンを使っています。小麦粉混ぜてもらったあとにうどんにしたり、パンとかピザとかナンを焼いたりとかでつかっています。

家にパン焼き機があってもう使っていないという方は、この混ぜる機能だけ使えばいいとは思います。

あと「なんちゃらの素」みたいなのも無駄に高いので買わない方がいいですね。「マーボー豆腐の素」とか「回鍋肉の素」とか、あの手のやつですね。ネットで適当に検索して、持ち合わせの調味料混ぜて自作すれば数十円ですむものが数百円もしたりします。

しかもそういう「なんちゃらの素」は砂糖がやけに多く入っているので、だいたい無駄に甘くてあまりおいしくないのですね。麻婆豆腐の素なのにやけに甘いみたいなあの甘さです。

砂糖には中毒性があるので、リピーターを増やすために砂糖の量を増やすということがなされていますが、個人的にはあまり甘いのは口に合わないので避けています。

外食があまり好きじゃないのも、この砂糖入れすぎ、塩入れすぎみたいなのが嫌だというのがありますね。

ラーメンとか客に味を覚えてもらうために、あえてわざと味を強くしてつくっていたりしますが、個人的にはしょっぱすぎます。以前、四国に行ったときに徳島ラーメンを食べましたが、しょっぱすぎて完食できませんでした。

そんなわけで加工品はかならず加工コストがのっかってきますので、節約したければ避けたほうがいいでしょう。

それと台湾には大同電鍋という一家に一台かならずあるという伝統的な家電があるのですが、これがめちゃくちゃ便利です。

お皿に切った野菜を並べて、大同電鍋の中に入れて、水をコップ一杯入れてスイッチをおすだけで、勝手に蒸し野菜ができます。ゆで卵をつくったり、トウモロコシを煮たり、肉まんを蒸したりなど、全部皿において水入れてボタン押して蒸すだけというお手軽さです。ご飯も炊けますし、蒸しケーキやスープも作れます。

ボタン1個というシンプルさもいいですね。ゴタゴタいろいろな機能をつけない潔さが、Apple製品的でいいとは思います。

余計な機能がないぶん、掃除も簡単です。中を布巾で適当に拭くだけでいいですし、汚れがついてきたら、中に水とレモンのしぼり汁(ようするにクエン酸ですね)を入れて、スイッチ押してやればピカピカになります。

料理が面倒と思っている人は、みんなこれ使えばいいんじゃないかと思います。

似た機能のものを一本化する

似た機能を持つものを、できるだけ1本化するとコスト削減になります。

たとえば体を洗う場合、シャンプーだけあれば十分とは思います。人にもよりますが、リンスとかボディソープとかなくても、シャンプー1本で全身洗えます。

ちなみにQ太郎はシャンプーもほぼ使ってなくて、お湯だけで髪を洗っています。いわゆる湯シャンですね。

シャンプーを使っていたころは頭がやたらと脂っぽくなって、抜け毛も多かったのですが、シャンプーをやめたら抜け毛も減って脂っぽさもなくなりました。シャンプーで頭の脂取り過ぎていたのが原因とは思います。

ただ湯シャンはなれるまでがけっこう時間がかかりますし、髪の長い人には向かない気はします。

あと体を石鹸とかで洗う頻度をかなり落としたことで、肌がカサカサになりにくくなりました。石鹸を使わず、お湯で体流して終わりみたいな感じで洗います。脂取り過ぎもよくないですね。

ちなみに石鹸は買わなくてもホテルに行ったときに固形石鹸がもらえますので、使いきれないぐらい貯まっています。一晩しか泊まらない客に、ホテルで固形石鹸を丸一個渡す意味がよくわかりません。すごくもったいない感じがします。

それと洗剤関係ですが、食器用洗剤で一本化できます。風呂を洗うときもバスマジックリンでなくて食器用洗剤を使っています。材質的に似たようなものですしね。

ただ食器用洗剤は泡立ちが良いので、ちょっと水で薄めてつかったほうがいいでしょう。

もしくは重曹を使うという方法もありますね。重曹なら食器洗いや掃除だけでなく洗濯にも使えますので、万能感がありますし環境にもやさしいです。

あと掃除道具も究極的には掃除機やめて、帚や雑巾、クイックルワイパーみたいなのに置き換えて、とにかく道具の数を減らしたほうがいいでしょう。とくにワンルームマンションとかに住んでいる場合は、部屋もそんなに広くないですし、雑巾とかクイックルワイパーみたいなのだけで十分とは思います。掃除機はうるさいですし、コンセントさすのも面倒ですしね。

それとネットフリックスやアマゾンプライムなどいろいろ動画配信サービスありますが、前回の動画でも述べたように、これもどれか一つにしたほうが満足度も上がりますし、選ぶ苦痛から解放されます。

どうしても見たいものがあるのであればいいのですが、何となくだったらアマゾンプライムだけとか1本化したほうが月々の固定費を減らせるでしょう。

あとインターネットですが、一人暮らしなら楽天モバイルとかデータ無制限プランが3000円ぐらいなので、デザリングすればわざわざ家にネット敷く必要はないとは思います。動画も普通に見られますしね。

とにかく一本化してモノを減らすことは、コストダウンに加え、管理の手間も減るので心理的なストレスも減ります。場所ごとに違う洗剤を使っていたらモノが増え続けるだけですしね。

 

まとめ

そんなわけでまとめると、

・電気代は頑張ってもそこまで節約にならない。

・それよりも電灯をLEDに変えることで、交換のためのコストと時間の削減にもなる(Q太郎は10年間一回も取り替えていません)。

・食費の節約も健康を考えると、後で大きな出費になる可能性がある。

・それよりもコストの高い加工品を買わない(お菓子とかソーセージとか何とかの素とかですね。自分で作ったほうがだいぶ安いし、自分好みの味になります)。

・大同電鍋便利。シンプル・イズ・ベスト。

・機能の似たようなものは一本化する(体を洗うものはシャンプーだけ、掃除は食器用洗剤や重曹だけなど、似た機能のものを一本化することでコストカットになります。動画サービスも、どうしても見たいものがなければ、アマゾンプライムだけとか一本化した方が固定費が減らせますし、動画を選ぶ苦痛からも解放されます。インターネットも、スマホをデザリングするなど)。

となります。

とにかく生活をシンプルにすることで、自然にコストカットされていきますので、モノを減らすなどしてシンプルな生活を心がけていくと節約もうまくいくとは思います。

それにシンプルなほうがモノに執着しなくなるので精神衛生上もいいですしね。