FIRE後のお金の使い方

人生・FIRE関連投資お役立ち情報

okane tukau

新NISA一括投資→即毎月定率取り崩し運用中のQ太郎です。

今回はFIRE後のお金の使い方についてです。

本記事をYouTube動画で観たい方はこちらのリンクから。

FIRE後のお金の減らし方

こんなご質問をいただきました。

「FIRE後は時間があるから、欲しい物はセールまで待った方が良い?」の動画をありがとうございます。

セールまで待つことで安い物を手に入れるというのは作り手を損させる行為であり、本当に良い物や応援したい物だったら定価で買ってあげた方が良いというのは確かにその通りだと思いました。そうすることで世の中に良い物が増えていきますね。

セールで少しでも安く買おうというのは自分だけが得をする行為なので、今後は控えていきたいとは思います。ただセール自体は楽しいので、言うほど簡単にいかない気もします(汗)。

またいくら安くても、自分や世の中にとって良くないと思うものは買わないというのもその通りです。私は恵方巻は買いません。処分価格で安くなっても買わないようにしています。そうする人が増えることで、最終的にはフードロスが減ると思っています。

Q太郎さんはあまりお金を使わないようですが、逆にどういうところにお金を使うようにしているのでしょうか。参考までに教えてください

とのことです。

正直、最近は本当にびっくりするぐらいお金を使わないですね。

旅行に行くのに使うぐらいでしょうか。旅行といっても観光地回ったりとはしないで、現地で部屋借りていつもとおなじような生活しているだけだったりします。海外でも自炊しているので、お金はあんまりかかりませんね。下手したら日本いる時よりかかりません。

現在は台湾で部屋を借りて住んでいますが、部屋は管理費込みで8万円ぐらいかかりますが、それ以外の一か月の生活費は3万円以下でいけますね。家電への依存を減らすために洗濯機も掃除機も使わずに手洗いと帚チリトリですし、暖房いりませんし暑さには強い方なので、電気代なんか1000円以下なんじゃないかという気がします。下手したら生活費2万円もかかってないかもしれません。

部屋ももっと安いところに住めばさらに減らせますけど、セキュリティとか安全性の問題とかもあるので、このあたりが妥協点とは思います。台北周辺で家賃8万円は安い方ですしね。

それと日本は海外と比べて物価が安いとはいえ、こちらのお金を減らそうとあの手この手の娯楽や外食が多すぎて、結果的にお金たくさん使っているみたいな状況になったりします。店が多すぎるんですね。

ニュージーランドとか卵1個100円の世界ですが、以前住んでいたところはびっくりするぐらい娯楽も外食も無くて、そもそも店もほとんどなくて、近所の住民は浜辺を歩いたり公園でぼうっとしたりみたいな暮らしをしているだけです。室内でもせいぜいカードゲームとかボードゲームしているだけとか、とにかくあまりお金を使いません。使いませんというか、使うところがありません。

ちなみにニュージーランドでお世話になっていた方が何年か前に日本に来た時に、子供たちが某イオン的なショッピングモールのゲームセンター行きたいといって連れていったことがあるのですが、クレーンゲームやらメダルゲームやらで1時間もしないうちに5000円ぐらい吹き飛びましたね。「なにこれ」って感じでした。あんなん、つかむのに1回100円とかおかしいでしょとか思いながら見ていました。

というか、やってるゲームって、子供向けのはずなのにほとんどギャンブル性のあるものばっかりですね。当たったらコインが出てくるとか、射幸心をあおるようなものばかりです。

そんなこんなで、日本いるとガンガンお金が減っていきますね。そりゃパチンコや競馬で借金する人出てくるわって感じです。娯楽多すぎるんですよね。

ニュージーランドの知人は、「日本に来ると、つねにポケットの中に手を突っ込まれている感じがする」と言っていましたが、海外から戻ってくると本当にそんな感じですね。

そんなわけで、日本はお金を減らすのは簡単ですが、お金を貯めるのって本当に難しいとは思います。年々巧妙になっていく感じで、とにかくいらんものを売りつけられる感じですね。

Q太郎的にいらんものというか、ギャンブル性のあるものとか害のあるものが世の中にあふれるのが嫌なので、できるだけこういうものにお金を使わないようにしています。

逆にお金を使うものですが、良い本は買いますね。図書館で読んだ場合も、気に入ったものは電子書籍で買います。こういう本が世の中に増えたらいいなみたいなものは買うことにしています。「100万回生きたねこ」とかも買います。ちなみに著者の佐野洋子さんが亡くなる前に書いていたエッセイ『役に立たない日々』は面白いのでおすすめです。

逆に「10万円が1億円になる投資術」みたいな、世の中にとってあまりよろしくない感じの本は買わないですね。まあ、できる人がいないとはいいませんが、こういう一発逆転的な投資法は、金銭的に切羽詰まって藁にも縋る思いで買った人をさらに地獄に突き落とすような感じになってしまいますしね。

それとこういうのは自分の欲望を満たすためのものなので、自分一人が得をするみたいな考え方の本もあまりよろしくないとは思いますね。「相手を操る心理学」とか「相手にモノを売りつける方法」とか、他人を損させて自分だけ得する系ですね。

あとゲームもEpic Gamesストアで毎週無料でもらえるのでほとんど買ってませんが、昔好きだったレトロゲームの復刻版とか出たらお布施で買ったりしますね。あとボードゲームとか、みんなで遊べるものを買ったりとかもありますね。

そんな感じで、自分のまわりや世の中が良くなる方向でお金を使っていくというか、お金を投資していくのがいいんじゃないかとは思います。とにかく「高い・安い」みたいな物差しでお金を使っていくのは控えた方が良いですね。

まとめ

そんなわけでまとめると、

・日本は娯楽や外食が多すぎるため、お金を減らすのは簡単だけど、貯めるのは難しい環境。(しかも年々巧妙化しています)

・お金はできるだけ自分のまわりや世の中が良くなるものに対して使う(投資する)。

・逆に世の中の害になるようなものは、いくら安くても買わない(投資しない)。

・「高い・安い」という物差しでお金を使うのは控えた方が良いかと。

となります。

そんなわけで、そもそも世の中必要ないどころか害のあるものも多いので、自分にとってだけでなく世の中にとってあったらいいなというものに投資していく感じでお金を使っていくのがいいんじゃないかとは思います。

ゲームが好きな人はゲームを買えばいいですし、プラモデルが好きな人はプラモを買えばいいですし、逆にゲームは人の時間を奪うだけでよくないと考えているなら買わなければいいですし、そうやって投資するような感覚で買い物していけば、自分とその周囲にとってよい世の中になっていくんじゃないかとは思います。