転職するべき? 判断方法と具体的な戦略、面接時の注意点も【人生/仕事/FIRE関連】
QYLD全力太郎ことQ太郎です。
以前に「「仕事がつまらない」と思う理由と対処法」という動画をアップしました。
今回の話題は転職についてです。転職はした方がいいのかの判断方法と、転職時の具体的な戦略についてです。
本記事をYouTube動画で観たい方はこちらのリンクから。
転職の判断方法と戦略
さて、今回は転職についてです。
転職といっても、それをする理由は人それぞれ違います。
現在の仕事に不満があるからという人もいれば、さらに多くの年収を得たいからという人もいます。自分のやりたい仕事があるからという人もいるでしょう。
いまは転職もあたりまえになってきて、「ちょっと環境を変えたい」みたいな気軽な理由で転職する人もいます。
ひと昔前と違って、「職業=人生」という価値観もなくなってきましたしね。
それに何度も言っていることですが、人は幸せになるために生きているのであって、お金も仕事もその手段でしかありません。
そんなわけで、幸せになるための「一つの手段」でしかない仕事なので、変えたければどんどん変えてしまったほうがいいとは思います。
最終目標は、あなた自身が幸せになることです。
ベストセラー本「嫌われる勇気」の著者の著作『成功ではなく、幸福について語ろう』を解説した「今すぐ「幸せ」になる方法」も以前アップしましたので、こちらも合わせてご覧ください。
さて、そうはいっても、転職したいとしても、転職して大丈夫なのかと不安もあるとは思います。
そのため、今回は転職を決めるにあたって、まずやらなければならないことを述べていきます。
本当に転職する・しないにかかわらず、まずすべきことです。
情報収集
まずやらなければならないことは、1にも2にも情報収集です。
これからどんな業界へ行きたいのか、どんな会社へ行きたいのかなど、まずはそのための情報収集をしなくてはなりません。
「転職したい。でも転職に踏み切れない」と思っていて、結局何もしてない人の多くが、そもそも情報収集すらしていないということがよくあります。
どんな業界があるのか、他の会社はどうなのか、年収はいくらなのかとか、そういう具体的な情報ですね。
転職する気がしないとしても、この手の情報はつねに持っておく必要があります。
前もって情報があれば、いざというときにもあせらずにすみます。
いまは転職エージェントとかありますので、そういうのに丸投げでもいいかもしれませんが、やはり自分の人生なので、最低限の情報収集はしておいたほうがいいでしょう。
転職が決まってから仕事を辞める
それと情報収集や転職活動は、当然いまの仕事をしながらおこなったほうがいいでしょう。
基本的に転職は、転職先が決まるまでは、いまの会社で働きながら探したほうがいいです。
「ブラック企業過ぎる」とかよっぽどの理由がないかぎりは、転職先が決まってから辞めたほうが心もふところも余裕を持てます。
仕事を辞めて転職先を探したとしても、心や経済的な余裕がないことから、最終的には切羽詰まってさらにブラックな会社につとめてしまうということもあります。
どんなに頭のいい人でも、余裕がないと判断を間違えることが多いですしね。
とにかく余裕のある状態で、情報収集をしてじっくり考えるのがいいでしょう。
それにいろいろ調べた結果、「やっぱりいまの会社のほうがいいや」という話になることもありますしね。
仕事はあくまで「幸せになるための手段の一つ」なので、いまの会社で問題ないのであればそれにこしたことはないのです。
そんなわけで、情報収集も転職活動もいまの会社で働きながらやったほうが精神的にも経済的にもいいでしょう。
転職理由を考える
情報収集自体は転職する・しないにかかわらずやっておいたほうがいいですが、転職したい気持ちが高まってきたときに考えておくことは、自分がなぜ転職したいのかについての理由です。
転職や失業の理由の大半を占めるのは「人間関係」といわれます。
「上司と合わない」とか、「会社から評価されない」とかそういうのですね。
「仕事は好きだけど、人間関係がどうもうまくいかない」みたいな状況です。
この場合、部署異動とかで案外あっさり解決してしまうことがあるので、会社に異動要求してみるという手もあります。
また、合わない上司が退職になったり、人事異動や転職で別のところへ行ったりなどもあるため、そのあたりの情報を調べておくのもいいかもしれません。
人間関係を改善できるかどうかも考えてみるといいでしょう。
人間関係の改善方法としては、レス・ギブリン氏の著作『人望が集まる人の考え方』が参考になると思います。Amazonプライムに入っている方は、プライムリーディングから無料で読めます。もちろんキンドルアンリミテッドでも読めます。半世紀にわたって読み継がれている世界的な古典的名著ですので、一般教養として読んでおいても損はしないでしょう。いずれ解説動画も作ろうと思います。
ただ「合わない人」というのは世の中にいますので、そういうのは理屈でどうにかなるものではなかったりもします。
人と言うのは「いい人・悪い人」が存在しているわけではなく、いろいろある面のうちのどれかをあなたに見せているだけです。
あなたが「嫌な上司」と思っていても、他の人が「良い上司」と思っている場合もあります。これはあなたと他人に見せている面が違うのです。あなたはその上司の悪い面を見せられており、他の人は良い面を見せられているのですね。
人は自宅や学校・会社・グループ内などでキャラが違うというのはよくありますが、そういうものです。
つねに人は、人の一面しか見ていないというか見られないことに注意しておくと、人付き合いが気楽になるとは思います。
『年収90万円で東京ハッピーライフ』の著者・大原扁理氏は、バイト先で嫌な上司にあって毎日叱られていたのですが、他の社員からは「いい人」という評価でした。
それであるとき、バイト帰りでその上司を駅で見かけました。自分のいないところでは憑き物が落ちたようなやさしい表情をしていたのを見て、「自分がいなかったらあの上司も怒らずにああいう表情ができるんだな」と思い、バイトをやめることを決意したそうです。
とにかく合わない人は合わないですし、離れていたほうがおたがいに幸せということもあります。そこはそういうものだと悟っておいたほうが人生楽になるかもしれません。どうにかしてやろうとか思うのは時間の無駄です。あなたにとって、その人は合わなかったというだけです。
人間関係以外に、たとえば「企業がブラックすぎる」「もっと給料を良くしたい」「やりたい仕事がほかにある」というのもあります。
「企業がブラックすぎる」場合は、そこにいなければならないよっぽどな理由がないかぎりは、さっさと転職したほうがいいとは思います。
ただそのブラックの理由がどこから来ているのか、会社の方針ではなく、たんに自分の上司のやり方がおかしいばあいもあるので、そのあたりもはっきりさせておく必要があります。上司の問題であれば部署異動とかで何とかなる場合もあります。
面接時の注意点
それと転職での面接での注意点ですが、絶対にやってはいけないのが、前の会社をけなしたり、上司をけなしたりすることです。
これから入る会社を持ち上げるために、前の会社がいかにダメだったかみたいな話をすることに何のメリットもありません。
そもそも面接官が知りたいのは、あなたがどのような人物であるかであって、前の会社がどんな会社なのか、前の上司がどんな上司かなどに興味はありません。
そんな場で前の会社や上司の悪口を言えば、あなたがどのような人物であるかは明らかです。
心の中で思う分は勝手ですが、公の場で悪口や愚痴をいうような人が好印象を持れることはまれでしょう。
まとめ
そんなわけでまとめると、
・本当に転職する・しないにかかわらず、1にも2にも情報収集。
・情報収集や転職活動はいまの仕事を続けながらやる。切羽詰まってからやるとろくなことがない。
・転職理由を考える。人間関係の場合、部署異動などでそもそも転職しなくても良い可能性もある。
・合わない人とは合わないと割り切っておく。
・面接時、前の会社や上司の悪口はご法度。相手が知りたいのは「あなたがどんな人物か」であって、前の会社や上司の悪行に興味はない。悪口をいう人が「どんな人物に見られるのか」はよくよく想像しておく。
というわけで、転職を考えるときにまずやらなければならないのは情報収集です。
情報収集をやらずにひたすら「どうしよう」みたいなことを考えていても何の解決にもなりませんし不安が増大するだけで、精神的に良くありません。
そんなわけで、休日などを使って転職したい業界や会社の情報を集め、納得いくものであれば転職を考えてもいいでしょう。
転職と言っても、何社も受けることもあります。いまの会社につとめながらの転職活動でしたら気軽にできますので、受けたい会社を何社もどんどん受ければいいとは思います。それで転職が決まってから会社を辞めればいいでしょう。
ただ本気でブラックな会社や、本気でやばい上司がいる場合はさっさと逃げたほうがいいとは思います。引継ぎとかしなければならない法律はないので、辞めたければいつでもやめられます。それが労働者の権利です。
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そんなわけで目標と手段を間違えないよう、幸せな人生を送ることにフォーカスしていくといいとは思います。