分配利回り9%の米国高配当ETF「YYY」に投資した結果【2021年7月】
QYLD全力太郎ことQ太郎です。
利回り9%の高配当ETF「YYY」ですが、以前投資してみました。YYYについては以下の記事を参照。
投資金額は10万円です。YYYは、QYLDと違ってボラティリティが大きいので、投資の危険度はかなり高いです。
QYLDも値動きの荒い時期は荒いのですが、YYYのほうが頻繁に荒いです。
今回は結果がどうなったのか、2021年7月時点までの分配金合計を報告します。
YYYに10万円投資した結果
YYYはQYLDと違い、安心して投資できる対象とはいえません。ボラティリティが高く、QYLDに比べて変動は激しいです。
じっさい、連日の暴落で、とうとう75日平均線を下に抜けました。こういうのがあるので、あまり大きな金額を投資したくないのですね。
今回の下げでは出来高をともなっていますので、予断を許さない状況です。大口が投げていますね。
ちなみに筆者が投資したのは2021年4月30日で、取得単価は17.11ドルでした。現在17ドルになっていますね。
分配金利回りは9.18%になっています。
トータルの収益は?
YYYの平均取得価格と時価評価額は以下のとおりです。
平均取得価格17.1944ドル、時価評価額850.00ドル(50枚)
現在ぴったり17ドルなので、時価評価額が切りの良い数字になっていますね。
現在の含み益は-9.72ドルとなっています。
受け取った分配金ですが、以下のとおりです。
2021年6月1日:6.5ドル→税引き後4.68ドル
2021年7月2日:6.5ドル→税引き後4.67ドル
税引き後合計:9.35ドル
なぜか7月2日の税引き後価格が0.01ドル安くなっています。端数の違いでしょうか、よくわかりません。QYLD同様、分配金が多い分、税金のとられ方はエグイですね。
含み益である-9.72ドルを考慮すると、現在のトータルリターンは0.37ドルの損失となります。
株価が下がらなければ、来月でプラスに転じるかもしれません。
来月さらに下げれば、プラスまでの道のりはかなり遠のくことでしょう。
YYYの問題点
やはり値動きが荒いですね。
分配金自体は0.13ドルをキープしているので、安いときにいかに拾えるかが重要になってくるかと思います。
投資するばあいは、高値づかみを極力さけるのがいいでしょう。
直近での最高値は17.79ドル、最安値は去年の14.28ドルなので、16ドル以下で拾えれば悪くはないかと思います。
15ドル付近で拾えれば、分配利回りも10%になりますね(減配がなければ)。
まとめ
価格がどんどん切り下がっていき、将来的に厳しいのは間違いないYYY。
安いときに少額でちょこちょこ拾っていくという投資方法のほうが、ダメージは少ないかと思います(精神的にも)。
16ドル以下ぐらいになったら、様子を見つつ拾っていこうかと思います。
ただあまり信用のできるETFではないので、逃げる用意も同時にしておくのがいいでしょう。
来月もまたつづけて報告していきます。