【資産ブースト】お菓子を買うのをやめると、人生の「見え方」が変わる理由

okasi

取り崩し投資運用中のQ太郎です。

今回は「お菓子を買うのをやめる」という、一見するとものすごく地味な話をします。

Youtubeで観たい方は以下のリンクから。

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1キロ200円の真実

節約の話でよく「缶コーヒーをやめましょう」とか「コンビニスイーツをやめましょう」みたいなのがあります。そういう小さい話に聞こえるかもしれないんですが、投資家目線でこれを分解してみると、実は資産形成においてかなり強力なブーストになる話です。

Q太郎的には、「お菓子はボッタクリ商品」だと思っています。

まずお菓子の主原料は小麦粉です。スーパーに行けば今でも1キロ200円前後で売っています。ところがこれがお菓子として袋に詰められた途端、100グラムで150円、つまり1キロ換算で1,500円という値段に一気に跳ね上がります。原材料費の7倍から10倍です。

それで、それだけの価値があるかと言えば、けっこう微妙なものが多いです。

お菓子って外の袋がきれいなのですね。きれいなイラストがあって、購買意欲をそそる感じになっています。「なんとかの山」とか「なんとかの里」とか「おっとっなんとか」とか、きれいなイラストが外についているわけです。でもそれらの袋が全部透明だったら、けっこう買う気が失せるわけです。お菓子コーナーとか、全部透明の袋に詰めて置かれていたら、みんなそんなに買わないと思うのですね。

私たちは「美味しいもの」にお金を払っているつもりで、実は企業の加工賃と、テレビで流れているCMの広告費を、自分のお金でわざわざ肩代わりしてあげている状態なんですよね。

これ、冷静に考えると結構しんどい話だと思いませんか。

自分の可処分所得の中から、企業のマーケティング費用を捻出してあげているわけですからね。あとイラスト代とかデザイン代とか、お菓子に関係ないところにお金を払ってしまっているわけです。

栄養価という観点

さらに栄養価の話をすると、もっと絶望的です。

健康に悪いから食うなという話ではなく、栄養価に対するコスパの話です。

もしそのお菓子代の数百円があるなら、果物を買ったほうが圧倒的に効率がいいです。ビタミンや食物繊維という「本物の価値」に投資すれば、体調が整って日々の生産性も上がります。長期的に見れば、将来の医療費を減らすことにもつながるので、立派な資産運用になるわけです。

果物は高いという人がいますけど、栄養価で見たらお菓子の方がはるかに高いです。

お菓子は重さ単位の栄養価が低いので、商品としてはかなりコスパが悪いと言えます。ぶっちゃけ油とか小麦粉とか砂糖が主成分ですしね。それに何百円とか出すのはコスパ悪いとは思います。

「買う」以外の選択肢

ここで一個、勘違いしてほしくないことがあります。

「お菓子を食べるな」という話ではなく、「お菓子を自分で買うのをやめる」という話です。

人からもらった分はOKです。差し入れをありがたくいただく分には全然かまいません。それは普通にもらって食べればいいでしょう。

あくまで自分でお金を出してまで食う物ではないという話です。

それと、もう一つの選択肢として「自分でつくる」というのがあります。

以前もお話しした気がしますが、モノを手に入れる方法は「買う」だけではありません。犯罪的手段を抜かせば、「もらう、借りる、つくる」という3つの方法があります。

「買う」というのは、実はこの中で一番頭を使わない行動なんですよ。お金を出して誰かに全部やってもらうわけですから。逆に言えば、買う以外の方法を選ぶほど、自分の頭と手を使うことになる。

スコーンをつくってみる

例えばですが、スコーンってご存知ですか。イギリスのおむすびとも呼ばれているお菓子で、ジャムをつけて食べたりするあれです。

あれ、めちゃくちゃ簡単につくれます。「年収90万円で東京ハッピーライフ」の著書である大原扁理さんもよくつくっていると本に書いていました。

スコーンの作り方ですけど、薄力粉とベーキングパウダーを適当に混ぜて、適当に水を加えながらこねていって、それをオーブンで適当に焼くだけです。200円あればけっこうな量がつくれますね。朝食にも使えます。

料理が苦手な人って、レシピどおりにしないといけないと思い込んでしまっているのですが、何度か試してみれば、材料の重さを正確に測らなくても、なんとなく感覚でつくれるようになってきます。

この「適当につくり上げる技術」というのも、実は大切だと思っています。レシピ通りにきっちりやらないとできない、というのは、まだ「マニュアル依存」の段階なんですよね。自分の感覚である程度できるようになると、応用が効くようになる。

これからの時代に向けて

もう少し大きな話をすると、これからヒトもモノも不足していく時代になっていきます。

今は当たり前にスーパーで手に入るものが、将来的にはそうじゃなくなる可能性もゼロじゃないです。物価も上がり続けていますし、そういう意味でも「自分でできることを増やしておく」というのは、資産形成と同じくらい重要なことだと思っています。

お菓子を自分でつくれるようになることは、小さいことのように見えて、実はこういう大きな流れの中で自分を守る力の一つになり得るんですよね。

まとめ

まとめると、コンビニの棚を見たとき、きれいなイラストにだまされずに「あ、これは1キロ200円の小麦粉が10倍に化けているだけだな」と冷めた目で見られるようになったら、あなたの資産ブーストはもうそこから始まっています。

企業の利益に貢献し続けるのか、それとも原材料の価値を見極めてコスパいい投資をするかを選択できるようになるわけです。

買う以外の「もらう・借りる。つくる」を意識するだけで、日常のお金の使い方はじわじわと変わっていきます。

ただ、ここで一個だけ注意点を言っておくと、「お菓子をやめる」というのは我慢の話じゃないんですよ。

我慢している状態というのは、常にストレスがかかっているわけですから、どこかで必ず反動が来ます。ダイエットのリバウンドと同じで、抑え込んでいた欲求がある日一気に爆発して、かえって余計に使ってしまう、というパターンですね。

そうではなくて、「買う」という選択肢そのものが、自分の中で徐々に魅力を失っていく、という状態が理想です。お金を払って物事を解決してしまうと、スキルとか勘とか考える力とかいろいろなものが磨かれなくなってきます。

コンビニのお菓子コーナーの前に立ったとき、「これ、デザイン費や広告費込みの値段だな」「原材料はたいしたことないな」という目線が自然に出てくるようになると、別に食べたくなくなってくるわけです。「なんとかの里」とか、包装がなかったら本当に買いたいのかという話ですね。

そういうことを考えていると、我慢しているんじゃなくて、そもそも買いたいと思わなくなっている、という状態になってくるとは思います。

これは一種の「見える化」の効果で、仕組みを知ると欲求が冷めるというのは、色んな分野で使える考え方だと思います。

それと、もう一個大事なことを言っておくと、「安いものに慣れる」というのも資産形成においてはかなり重要なスキルです。

人間は、生活水準から下げるのが非常に苦手です。一度高いものを食べ続けると、安いものが物足りなくなってきます。これが積み重なると、収入が増えても支出もそれに合わせて増えていくという、いわゆる「生活水準のインフレ」が起きます。けっきょく収入が増えてもお金が貯まらないのですね。

お菓子を自分でつくって食べることに慣れておくと、これに対する耐性がつきます。手づくりのものが普通においしい、という感覚が育ってくると、市販品の割高感がより強くなきます。そうなってくると、買い物全体に対して自然と厳しい目線が育っていくんですよね。

小さいことのようですが、これが長期的には結構バカにならない差になってきます。

お金の問題だけじゃなくて、「買わなくても平気」というモノやお金に依存しない感覚そのものが、老後に向けた最大の資産になるとQ太郎は思っています。

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