分配利回り6%の米国ETF「DIV」に投資した結果【2021年7月】
QYLD全力太郎ことQ太郎です。
前回は低ベータ値の高配当株を集めたETF「DIV」について解説しました。
今回はDIVに、実際に10万円投資した結果を報告します。
また今後、購入した高配当ETFのその後については逐次ブログで報告をしていきます。
実際に購入して気付いたことや注意点なども書いていきますので、投資の参考にしてください。
DIVに10万円投資した結果
「DIV」は低ベータ値(インデックスに対してボラティリティが低い)で高配当な米国株の50銘柄に分散投資するETFです。
現在、分配利回りは6%ほどになっています。
低ベータ銘柄なので値動きが小さいと思われがちですが、そこそこ動きます。値動きを気にする方は、米国債券ETF「BND」に投資したほうがいいかと思います。
トータルの収益
今年(2021年)の4月あたりから投資しました。平均取得価格と時価評価額は以下のとおりです。
平均取得価格:19.58ドル、時価評価額:872.52ドル(44枚)
評価損益は10.73ドルのプラスになっていますね。
これまで受け取ってきた分配金は以下のとおりです。
税引き後 | ||
2021/5/18 | 3.89 | 2.8 |
2021/6/15 | 3.72 | 2.69 |
2021/7/16 | 3.72 | 2.68 |
税引き後の合計金額は8.17ドルです。
評価損益と合わせて18.9ドルのプラスですね。
これまで紹介してきたQYLD、YYY、SRETなどの高配当ETFはすべてマイナス収支でしたが、この高配当ETFはプラスが出ました。
DIVの問題点
やはり分配金が下がってきていることですね。
前回のDIVの解説記事でも述べましたが、右肩下がりの傾向にあります。
キャピタルゲインのほうが増えていけばいいのですが、それだったらS&P500インデックスのVOOとかに投資したほうが効率がいいかなという気がします。
まとめと筆者の見解
ファイザーや3Mなど、組み込まれている銘柄は悪くはないのですが、低ベータということもあって、株価自体は伸びにくいですね。
分配金も減配が続いていますし、今後投資を続けたいかといえば、ちょっと微妙なところです。
これに投資をするお金でQYLDを購入したほうがまだ幸せになれるような気もします。
高配当ETFは、「放っておいて大丈夫」というものではありません。
解散の危険性もはらんでいるので、かならず見張っておく必要があります。
ばあいによっては逃げる準備もかならずしておきましょう。
投資の世界に「ありえない」はありえません。
リスク管理をしつつ、夢の配当生活をめざしていくのがいいかと思います。