分配利回り5%の優先株ETF「PFFD」に20万円投資した結果

PFFD高配当ETF

pffd 202108

QYLD全力太郎ことQ太郎です。

前回は優先株ETF「PFFD」について書きましたが、今回は実際に20万円投資した結果について。前回の記事は以下のリンクから。

優先株ですが、値動き的には債券ETFに近いものがあります。毎月分配なのも債券ETFっぽいですね。

それではサクッと見ていきましょう。投資判断にでも利用してください。

 

PFFDに20万円投資した結果

基本的には横這いが続く感じの株価の動きですが、下がるときはしっかり下がります

うまく底値で買えればいいですが、そううまくはいきませんね。

PFFDは現在68枚保持しており、平均取得価格は25.87ドル。現在の時価評価額は1,767.32ドル(+0.43 %)になります。基本的には横這いなので、キャピタルゲインは見込めない感じですね。

受け取った分配金

これまでに受け取った分配金ですが、以下のとおりになります。

税引前 税引き後
2021/5/18 3.6 2.61
2021/6/15 7.41 5.33
2021/7/16 7.41 5.34
2021/8/16 7.41 5.34

4月に10万円分買って、5月にさらに10万円分買い増した形ですね。

分配金自体は安定していますが、前回も書いたとおり、年単位で見ていくと右肩下がりの状況にあります。

今後も分配金が下がる可能性があるかと思います。

トータルの収益

分配金は税引き後で18.62ドル、含み益は7.65ドルの、合計で26.27ドルになります。

年間の分配金予想は、税引き後5.33ドルが続くのでしたら、年間で税引き後63.96ドルの収入になります。実質3~4%ぐらいの利回りですね。

前述したように、キャピタルゲインはあまり見込めませんので、大きな下落が来たばあい、そのまま大きなダメージになるかと思います。

 

まとめと筆者の見解

いまのところは安定して分配金を出してはいますが、将来的な不安はありますね。

PFFD divided

前回も述べたとおり、分配金自体は右肩下がりです。

現在、分配利回りが税引き前で5%あるとはいえ、今後もそれが約束されているわけではありません。

また社債ということもあり、国債中心のBNDなどと比べると、安全性の面では弱いかと思います。

安定した毎月分配が欲しい。債券ETFよりは利回りが高いほうがいい」という方はPFFDに投資してみてもいいかと思います。

ただメインにするのはリスクが大きいので、あくまでBNDなどに対するサテライト的存在にしたほうがいいでしょう。

今後も毎月、投資結果を報告していきます。