日本版QYLD/XYLD3月分配金報告ー1~2月分と比較についても【米国株投資】【2865/2868】

QYLDGXNDXカバコ

covercall title

QYLD全力太郎ことQ太郎です。

日本版QYLD「GXNDXカバコ」(2865)と日本版XYLD「GXSPXカバコ」(2868)ですが、存在を忘れていたので1~3月の分配金と考察をまとめて報告します。

本記事をYouTube動画で観たい方はこちらのリンクから

 

日本版QYLD「GXNDXカバコ」1~3月分配金報告

さて、日本版QYLD/XYLDの1~3月分配金についてです。

covercall

昨年9月末にスタートした日本版QYLDの2865ですが、年末に向かって大きく落ち込んでいたものの、今年初めの株高に乗ってまた盛り返していきました。

だいたい1株1000円ぐらいの設定だったのですが、現在は1000円割れが続いて970円になってしまっていますね。

XYLD

一方、日本版XYLDの2868も1株1000円ぐらいの設定でのスタートでしたが、QYLDの方に比べるとボラティリティが大きめですね。出来高が少ないというのもあるとは思います。

分配金のほうですが、どちらも100株ずつ購入しています。1株1000円計算だと10万円分ですね。

QYLD 1

QYLDのほうは株価に合わせて分配金も増えています。1月は昨年とおなじく700円ですが、2月で800円、3月で900円と上がっていますね。

仮に平均800円だとしたら、年間の分配金は9.6%ほどになるとは思います。トータルリターンで元本が9.6%以上下がってしまったら意味はないですけどね。

XYLD 1

XYLDのほうは分配金がはじまったのが2月で、2月が1500円、3月が700円です。ばらつきがありますが、2月分は1月分と2月分をまとめて払った感じもあります。

平均で700円ぐらいだとしたら、年間の分配金は8.4%ぐらいでしょうか。

 

まとめ

年間の分配金は8~9%あたりと思われますので、10%を超えるドル払いの元祖QYLD/XYLDのほうに比べると少なめとは思います。

ただ日本円で受け取れることで、その都度の分配金に自動為替ヘッジがかかっていることと、外国税の処理をしなくていいという利点があります。税金は日本国内の約20%だけですね。

懸念材料としては、出来高が多いものではないので動きが荒いですし、やはり今後もちゃんと維持されるのかどうかというところも心配ですね。

まだ立ち上がって半年すら経っていないようなETFなので、注意深く投資していくのがいいかなとは思います。