元本保証レバナス実験 6月運用報告【SOXL/TECL/SPXL】|2022年

一般ETFレバナス, 運用成績

revanas 2022 06

QYLD全力太郎ことQ太郎です。

米国市場は下げの止まらない状況になっています。

SP500

S&P500はついに年初来下落率が-22.12%になりました。

ついに20%ラインを大きく割ってきましたね。

NASDAQ

NASDAQも30%を突破しての、年初来-31.61%の下落です。

日本から投資していると、円安バリアである程度なんとかなっている部分があります。

Q太郎もVIGなど多くの保有銘柄がいまだにプラスです。

財産全体のボラティリティを低くしているので、円安の恩恵を受けて利益が出ている状態ですが、今後円高方向に触れるとダブルパンチになるとは思います。詳しくはこちらを参照してください。

さて、この状況でもっともやばいのは、レバレッジをかけた商品ですね。

そういうわけで今回は、元本保証レバナスの6月分報告です。ついでにSOXLやTECLなど他のレバレッジ商品がどうなったかも見ていきましょう。

 

元本保証レバナス 6月分報告

さて、元本保証レバナスの6月分報告です。

というか、正直存在を忘れていました

コメント教えていただいて思い出したという形です。

現在、疑似QYLDの方の取り崩しを自動化したので、手作業で何かをするという作業が必要なくなったと勘違いしていました。

元本保証レバナスに関しては、仕組み上、自動化できませんしね。

元本保証レバナスとは、10万円のレバナスと、90万円のキャッシュポジションを用意し、10万円から減っていたぶんをキャッシュポジションから補填するという方法です。

最終的に投資金額を回収し、元本保証された10万円のレバナスを作るということです。詳しくはこちらをご覧ください。

 

levanas

それで現在の楽天レバナスとキャッシュポジションのバランスですが、レバナス14万円、キャッシュポジション86万円となっています。

それで楽天レバナスの現在価格が6万8513円で、-51.06%となっています。7万円を切ってしまったため、今回投入する金額は3万円になりますね。

これでレバナス17万円、キャッシュポジション83万円になります。

元本回収に必要な含み益は21万3340円になりました。けっこう大変な金額ですね。

10万円を維持するために、すでに7万円も投入しているというのがすごいですね。

100万円のレバナスを買った人は、それこそキャッシュポジション900万円は用意しないといけないかと思います。

 

他のレバレッジ商品の動きについて

ついでに他のレバレッジ商品も見ていきましょう。

SPXL

SPXL

S&P500の3倍レバレッジであるSPXLは、年初来で-56.13%です。

半額ぐらいになりましたね。

TECL

TECL

テクノロジー株の3倍レバレッジであるTECLは、年初来で-68.78%と、70%近い下げになっています。これは回復にもかなり時間がかかりそうですね。

SOXL

SOXL

さて、半導体株の3倍レバレッジのSOXLはさらにやばいことになっていて、年初来から-78.14%となっています。もはや-80%にとどく勢いです。

これを戻すには、株価を5倍にしないといけないので、結構な時間が必要だとは思います。

 

まとめとQ太郎の見解

昨年まではレバナスなどレバレッジは株価上昇に乗って人気がありましたが、現在は話題にもあまりのぼらなくなってきました。

もととなるNASDAQが下がっているので仕方ないところもありますね。

正直なところ、Q太郎の元本保証レバナスも回を追うごとにアクセス数が減っているので、もうレバナスに興味を失っている人が多いかなとは思います。

基本的に、世間一般に流行った投資対象というのは、高確率で暴落するという歴史が繰り返されているとは思います。

BTC

ビットコインのほうも円換算で、年初来で-46.40%です。

4月あたりにけっこう高値を付けましたが、また落ち込んでしまいましたね。

ただビットコインは投資というより、長期的なヘッジとしてちょっとだけ持ってもいいかなとは思います。