NASDAQ、週間で大きな上げー米PCE減速、2月FOMCはどうなる?【米国株投資週末まとめ】
QYLD全力太郎ことQ太郎です。
今回は、米国市場の現状と今後の動向についてです。
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米国市場の動向
さて、今週の米国市場の動向です。
来週からは2月FOMCが開催されますが、12月の米個人消費支出(PCE)や、ミシガン大学の消費者マインド調査が発表されたことなど、様々な経済指標からインフレというか経済自体の鈍化が見られ、利上げ幅縮小だけでなく、早々に利下げに転じるのではないかとの観測も出てきています。
それを受けてS&P500やNASDAQは週間で上昇。
S&P500は5日間で+2.32%の上昇。念願であった4000台を抜けての上昇となりました。
NASDAQの方は5日間で+4.03%と大きな上昇になっています。大手テクノロジー企業の決算が思ったよりも悪くはなかったとのことから、株価の下落が防がれている感じですね。
12月 米個人消費支出(PCE)
さて、2月FOMCの利上げ幅の手がかりとなる12月の米個人消費支出(PCE)価格指数ですが、コア価格指数は前年同月比で+4.4%の上昇となりました。
11月は+4.7%だったので、鈍化した形となります。それでもまだ高いと言えば高いですね。
PCE総合指数は前年同月比で5%の上昇。11月が+5.5%なので、こちらも鈍化した形となります。
市場では「今回の統計は、数十年ぶりの高インフレの最悪期が過ぎたことをあらためて示すものだ」との見解を示しており、株価の上昇につながっています。
一方、ブルームバーグのアナ・ウォン氏は「12月のPCEデフレーターは表面的には弱い数字だが、家賃を除くコアのサービス分野のインフレは依然として極めて高水準だ。持続性あるインフレ要素が鈍化しているとの証拠がないため、パウエル議長は金利をより高い水準でより長くとどめるとのタカ派的メッセージを維持するだろう」と慎重な見方を示しています。
それとミシガン大学の消費者マインド調査の結果も発表され、1年先のインフレ期待が3.9%に低下しました。前月が4.4%だったので、だいぶ落ち込んだことになります。
ドル円ですが、130円前後を行ったり来たりの状況が繰り返されています。1月の東京都区部のコア消費者物価指数が強い数字となったことを受けて、金利上昇を見込んでの円高傾向になっていますね。
まとめとQ太郎の見解
ちなみにバンク・オブ・アメリカのリポートによれば、株高ながらも、米国株への資金流入はリセッション(景気後退)懸念の中で低調になっているとのことです。
25日までの週には欧州株ファンドに34億ドル(約4400億円)が流入した。新興市場株には79億ドルが流入。一方、米国株は3億ドルにとどまっています。現在はアメリカよりも新興市場株に資金が流入している形になっていますね。
バンク・オブ・アメリカのストラテジストは、「S&P500が4100-4200のレンジに達した後は「売り」だ。株高が利回りを押し上げ始める水準だ」と指摘しています。いま現在、S&P500は4070なので、そろそろ売りのレンジに入ることになります。
そんなわけで、リセッションでさらなるズドンが来るのか、それともソフトランディングに成功するのか、為替も含めて読みづらい状況が続いています。
来年の新NISAのためにも、時間分散で無理のない投資をしていくのがよいでしょう。