ニュージーランドでFIRE後のプチ移住ー費用・ビザ・注意点【米国株投資】
QYLD全力太郎ことQ太郎です。
以前、台湾へのプチ移住についての動画をアップしましたが、今は台湾を出国してニュージーランドにいるので、今回はニュージーランドのプチ移住についてです。
入国時の注意点や台湾のようにビザなし滞在を繰り返せるのか、どれだけ費用がかかるのかについて述べていきます。
本記事をYouTube動画で観たい方はこちらのリンクから。
ニュージーランドにプチ移住
さて、FIRE後のプチ移住のニュージーランド編です。
ちょうどこちらは夏ですが、蒸し暑いという感じではなくて、おだやかな暑さですね。
風も涼しいですし、気温も24~26度ぐらいでちょうどいい感じです。
あと太陽の出ている時間が長く、夜9時でもこんな感じで明るいです。多くの人たちが散歩をしていますね。
渡航時の注意点
さて、まずはニュージーランド入国の注意点です。
ニュージーランドのビザですが、日本のパスポートなら台湾とおなじように3カ月まではノービザで滞在することができます。
ただし入国前にNZeTA(ニュー・ジー・イー・ティー・エー)という渡航証明を申請しなければなりません。これを事前に申請しないと入国できません。
これはようするに、4000円ぐらいの入国税をクレジットカードで払うというものですね。
NZeTAはウェブで申し込むもので、10分もあればチャチャと終わらせられます。ググれば詳しい解説サイトもあります。
一度申請すれば2年間使用できますので、ニュージーランドへ行くと決まったらさっさと申し込んだほうがいいでしょう。
スマホのアプリから申し込むと、PCで申し込むよりはちょっと代金が割引されます。スマホでの申し込みがお手軽でおすすめですね。
また到着後に滞在延長のビザを申請することで、最大で9カ月までの滞在延長が可能です。条件としては、一カ月つき1000ニュージーランドドル(8万円ちょっと)の残高があることを証明すること、もしくはニュージーランドにいる親類や友人に保証人になってもらうことです。ニュージーランドに知り合いがいれば、一筆書いてもらうのが簡単でしょう。
それで台湾のように3カ月滞在して、いったん出国して、また入り直すことで一年間がっつり滞在するという方法ですが、ニュージーランドだとこの方法が使えません。
ニュージーランドのルールでは、18カ月中最大で9カ月までしか滞在できません。
たとえば延長ビザをつかって9カ月までがっつり住んでしまうと、そのあとは9カ月経たないと次回の入国はできないことになっています。
そのため、ノービザで1年間の連続滞在は不可能なため、台湾など他の国と組み合わせて滞在するのがいいかなとは思います。
おすすめとしては、寒い冬の間だけニュージーランドに行くという過ごし方ですね。
それで費用ですが、渡航費は安い時期だと往復で15万円ぐらいです。日本からでも台湾からでもだいだい15万円ぐらいですね。直行便だと日本からでも台湾からでもだいたい10時間ちょいかかります。
ただ今回はけっこうぎりぎりでチケットをとったので、往復で30万円ぐらいかかっています。ちょうど旧正月の時期なので、チケットが高くなっていました。早めにとったほうが安いので、半年ぐらい前からとか早めにチケットをとったほうがいいですね。
長く滞在したいのであれば、いったん出国するよりも延長ビザをとったほうがお金がかからずに済みます。
それと飛行機の中で入国審査カードを書かされるのですが、これがけっこう書くことが多いですし、罠もあります。できれば飛行機を乗る前にググって、書き方をチェックしておいたほうがいいでしょう。
気を付けなければならないのが、食品です。たとえ飴玉1個でも食品をもっていれば、かならず申請しなければなりません。しなかったときに食べ物を発見されると、問答無用で400ニュージーランドドルの罰金です。日本円で3万円ちょいですね。
ニュージーランドは、とくに乳製品に対する保護政策をとっていますので、食品についてはかなり厳格になっています。
空港を出る最後にX線での荷物検査もあるので、飴玉1個でも持っていればかならず申請しておきましょう。
現金とクレジットカードについて
それとこちらは基本的にクレジットカード文化なので、空港で現金を変えたりなどはほぼ必要ないです。
タクシーについてはウーバーが主流なので、出国前にウーバーのアプリをスマホに入れて使える状態にしておくといいかと思います。
バスや電車、フェリーなど公共交通機関については、日本のスイカやイコカのようなTA HOPカードというカードを空港や駅ターミナルで買えますので、これをクレジットカードで購入すれば現金を持ち歩く必要はありません。
チャージもウェブか駅で、クレジットカードをつかっておこなえます。ウェブでのチャージは、払ったあとに実際チャージされるまでのラグがありますので、前日などできるかぎり早めにチャージしておくのがいいでしょう。
そんなわけで完全キャッシュレスでの生活が可能なので、空港での面倒な両替は必要なかったりします。
カード本体の代金は10ドルです。日本円で800円ちょいぐらいですね。そこからチャージをしていく形になります。
住宅費用
さて、つぎに住宅費用です。台湾のように安くはないですね。
不動産は仲介業者を通したばあいでもそのあとで家主との個人交渉もありますので、AIRBNBをつかうのが手軽とは思います。
地点にもよりますが、一人なら1カ月5万円~10万円ぐらいで探せます。人の家の部屋に住むというホームステイみたいな形になる場合もありますが、生活面でわからないことがあればホストに相談できますので、これはこれで便利とは思います。
AIRBNBですから電気・水道代とか敷金礼金はいっさい不要です。ただし、たまに徴収してくるホストもいますので、かならずサイトの説明文はがっつり読んでおきましょう。書いていない項目については徴収してはいけないルールなので、変な請求をされたらAireBnbに文句をいいましょう。普通はそういうことはないのでそんなに心配しなくていいとは思います。ただ説明文はちゃんと読んでおきましょう。
それと、あまり辺鄙なところだと交通が不便なので、長期滞在なら買い物のしやすい場所がいいでしょう。
生活費について
食品などは日本に比べると高いですが、すごく高いというほどでもありません。というか、日本が安すぎるという話でもあります。
外食は高いので、基本的には自炊をしたほうがいいでしょう。AirBnbでキッチン、もしくは共有キッチン付きのところ借りればいいとは思います。
一日10ニュージーランドドル、日本円で800円ちょいぐらいで押さえれば、一カ月の食費は3万円以下ぐらいで済むとは思います。
保険について
なにかあったときの保険ですが、台湾の動画で紹介したエポスカードなどクレジットカードの海外保険は3カ月までなので、9カ月住むとなると、他の海外保険に入っておいたほうがいいでしょう。
おすすめなのはグローブパートナーです。
年間でも540ユーロで入れます。日本円で7万6000円ぐらいですね。
虫歯の治療まで保険でカバーされていますし、メールで相談すれば出国後からでも申し込めます。たとえば台湾で申し込んで、ニュージーランドに行くという形ですね。
通信費
台湾動画で話したように、楽天モバイルを使えば、海外でも2ギガまでは基本料金内なので、税込み一カ月1080円で使えます。
またオークランドなど、1日1ギガまで使えるフリーWi-Fiもあるので、これを利用すれば問題ありません。
まとめとQ太郎の見解
そんなわけで、一カ月の滞在費用は家賃とか込み込みで10万円ちょいぐらいでしょうか。15万円もあれば十分とは思います。それと飛行機代の往復が、はやめにとれば15万円ぐらいですね。
9カ月フルに住んだ場合、多めに見積もって飛行機代の15万円+15万円×9カ月で150万円ぐらいで生活できます。
18カ月中9カ月までという制限があるので、台湾のようにずっと住み続けるということはできませんが、冬の間だけニュージーランドで過ごすなどといった使い方をするのがいいとは思います。
台湾と組み合わせて利用すると良い感じになるとは思いますね。