【新NISA+特定】取り崩し投資で毎月20万円マネーマシン計画 12月報告|2024年
新NISA一括投資→即毎月定率取り崩し運用中のQ太郎です。
今年最後の新NISAと特定口座を使った、取り崩し投資による毎月20万円マネーマシン計画の12月報告です。
本記事をYouTube動画で観たい方はこちらのリンクから。
毎月20万円マネーマシン計画12月報告
さて、取り崩し投資を使った毎月20万円マネーマシン計画の12月報告です。
取り崩し投資とは、一括投資からの毎月取り崩しで疑似的に分配金を受け取るという投資方法です。詳しくはこちらを参照してください。
年末は売り買い双方の思惑が混ざり合う時期なので、方向性がつかめない展開になりがちですね。ドル円はちょい円高方向といった感じです。
新NISA
それでは新NISA口座にある4本の投資信託から見ていきましょう。すべて年初一括投資からの取り崩しをおこなっています。
1:ニッセイNASDAQ100(毎月1%)
分配金:6,000円→7,106円
(前月6,835円)
元本部分:60万円→71万2,836円
(前月72万3,210円)
トータルリターン:+19万3,215円
(前月+19万6,483円)
疑似QYLDのニセナスの1%取り崩しですが、分配金は7,106円と前月から大幅アップ。ただし今年7月のピークの7,530円には届きませんでした。元本部分は前月よりも減っていますが、これはチェックするタイミング次第ですね。トータルリターンは+19万3,215円となっています。
2:eMAXIS Slim S&P500(毎月1%)
分配金:6,000円→7,218円
(前月6,969円)
元本部分:60万円→71万8,743円
(前月72万7,586円)
トータルリターン:+19万9,998円
(前月+20万1,623円)
疑似XYLDのS&P500の1%取り崩しですが、分配金は7,218円とこちらも前月より大きく増額しました。S&P500のほうがNニセナスよりもパフォーマンスがいいですね。7月からがっくーんと落ちて、そこからもとに戻ったみたいな感じです。こういうのを見ると、「いったん売却して、底値で買い戻して」みたいなことをやりたくなってきますが、まあ無理ですね。
3:eMAXIS Slimオルカン(毎月0.3%)
分配金:1,800円→2,218円
(前月2,170円)
元本部分:60万円→74万5,206円
(前月75万3,505円)
トータルリターン:+17万0,063円
(前月+17万6,144円)
来年から楽天SCHDに置き換え予定のオルカン0.3%ルールですが、分配金は2,218円、トータルリターンは+17万0,063円となりました。やはり7月のピークには届かずです。
4:楽天VYM(毎月0.7%)
分配金:4,200円→4,984円
(前月4,853円)
元本部分:60万円→70万2,262円
(前月71万5,374円)
トータルリターン:+15万8,351円
(前月+16万6,479円)
最後にVYMを0.7%で取り崩す疑似JEPIですが、分配金は4,984円、トータルリターンは+15万8,351円と、これは7月ピーク時を超えました。じわじわ増える感じですね。
パフォーマンスとしては、S&P500>NASDAQ100>オルカン>VYMの順になりました。S&P500強いですね。バランスの良さがいいのでしょうね。
4つの投資信託の合計取り崩し金額は
取り崩し金額合計
1万8,000円→2万1,526円
(前月20,827円)
トータルリターン合計
+72万1,627円(+30.0%)
(前月+74万0,729円(+30.9%))
となりました。基本的には前月から横ばいといった感じです。結果的に今年の7月のドル円ピークから下がって、また戻ってきた動きですね。やはり日本からの投資は株価以上に為替の影響が大きいですね。
特定口座(楽天証券)
次に楽天証券の特定口座の定率取り崩しです。
まずは疑似QYLD実験と0.3%実験、元本保証レバナス実験でつかっていた投資信託です。さくっといきます。
1:eMAXIS NASDAQ100インデックス(毎月1%)
分配金:10,000円→14,930円
(前月14,363円)
元本部分:100万円→149万7,687円
(前月151万9,509円)
トータルリターン:+90万4,063円
(前月+91万0,955 円)
疑似QYLD実験につかっていたナスダック投資信託ですが、分配金は14,930円、トータルリターンは+90万4,063円です。もう3年ぐらい取り崩していますが、元本部分を減らさずにずっと取り崩しを続けられていますね。
2:eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)(毎月0.3%)
分配金:3,000円→4,854円
(前月4,653円)
元本部分:100万円→162万2,529円
(前月163万0,963円)
トータルリターン:+71万5,075円
(前月+71万8,655円)
0.3%ルールでつかっていたS&P500ですが、分配金は4,854円と、こちらも3年ぐらいの取り崩し運用で順調に増配しています。トータルリターンは+71万5,075円と、前月から横ばいですね。
3:楽天レバナス(毎月2%)
分配金:2,000円→2,676円
(前月2,440円)
元本部分:10万円→13万4,289円
(前月13万4,271円)
トータルリターン:+4万3,829円
(前月+4万1,135円)
元本保証レバナスの毎月2%取り崩しですが、分配金は2,676円、トータルリターンは+4万3,829円です。2%取り崩しのわりにはけっこう持ってるなという感じです。
4:ニッセイNASDAQ100(毎月1%)
分配金:10,000円→12,188円
(前月11,726円)
元本部分:100万円→122万2,640円
(前月124万0,434円)
トータルリターン:+34万9,694円
(前月+35万5,300円)
ニセナスの1%取り崩しは、分配金は12,188円、トータルリターンは+34万9,694円となりました。7月ピークには届かずです。
5:楽天VYM(毎月0.3%)
分配金:3,000円→3,806円
(前月3,689円)
元本部分:100万円→125万5,978円
(前月127万4,299円)
トータルリターン:+29万3,094円
(前月+30万7,609円)
楽天VYMの0.3%取り崩しであるガチVYMですが、分配金は3,806円、トータルリターンは+29万3,094円となりました。VYMが年間で30%近く増えるのはけっこうすごいですね。バブっている感じはあります。
6:楽天VTI(毎月1%)
分配金:10,000円→12,309円
(前月11,795円)
元本部分:100万円→122万4,268円
(前月123万5,862円)
トータルリターン:+35万2,796円
(前月+35万2,081円)
楽天VTIの1%取り崩しは、分配金が12,309円、トータルリターンは+35万2,796円です。パフォーマンス自体はS&P500とあまり変わりませんね。
7:楽天S&P500(毎月0.7%)
分配金:7,000円→8,955円
(前月8,617円)
元本部分:100万円→127万7,382円
(前月128万9,103円)
トータルリターン:+34万3,936円
(前月+34万6,702円)
S&P500で毎月0.7%取り崩す疑似JEPIもどきですが、分配金は8,955円、トータルリターンは+34万3,936円となりました。前月から横ばいですね。
8:eMAXIS Slimオルカン(毎月0.3%)
分配金:3,000円→3,860円
(前月3,777円)
元本部分:100万円→129万6,507円
(前月131万0,948円)
トータルリターン:+33万1,979円
(前月+34万2,560円)
eMAXIS Slimオルカンの0.3%ルールは、分配金は3,860円、トータルリターンは+33万1,979円と、前月より1万円ぐらいさがってますね。
9:楽天オルカン(毎月0.4%)
分配金:4,000円→4,923円
(前月4,942円)
元本部分:100万円→123万7,989円
(前月125万3,979円)
トータルリターン:+27万8,563円
(前月+28万9,630円)
楽天オルカンの0.4%ルールは、分配金は4,923円、トータルリターンは+27万8,563円と、こちらも前月から1万円ほどの低下ですね。
10:eMAXIS Slim 先進国債券インデックス(毎月0.3%)
分配金:9,000円→9,141円
(前月9,305円)
元本部分:300万円→305万2,541円
(前月310万2,382円)
トータルリターン:+15万4,521円
(前月+19万5,221円)
先進国債券インデックスですが、分配金は9,141円、トータルリターンは+15万4,521円です。ほぼ為替連動の動きで、Q太郎的には面白味はあまりないですね。
以前も言っていましたが、データを取るだけだったら100万円あれば十分で、正直300万円もいらないかなという感じです。200万円売却して、それで別の面白いものを買って観察したほうがまだ意義があるとは思いました。
それで面白いものということで、ゴールドですね、金の投資信託を購入して取り崩し投資したらどうなるかということで、さっそく200万円を売却して、そのうち100万円分をつかって購入注文を入れました。これについてはまた別の動画で解説します。残り100万円を何に使うかはまだ決まっていません。
そんなわけで、
特定口座取り崩し金額合計
7万7,642円
(前月7万5,307円)
税合計:5,816円
トータルリターン合計
+376万4,856円(+33.9%)
(前月+385万9,848円(+34.8%))
となり、前月から横ばいという感じですね。7月あたりの円安ピークが強かったというか、とにかく今年は為替の影響が強い1年でした。
特定口座(SBI証券)
次にSBI証券の特定口座での取り崩しです。定額取り崩しなので、毎月の取り崩し金額は変わりません。さくっといきます。
・eMAXIS Slim S&P500
(定額0.3%(毎月3000円))
元本部分:100万円→173万5,972円
(前月174万2,783円)
トータルリターン:+76万8,972円
(前月+77万2,783円)
4%ルールで使っていたeMAXIS Slim S&P500は、トータルリターンは+76万8,972円となりました。これも7月のピーク届かずですね。
・ニッセイNASDAQ100
(定額1%(毎月1万円))
元本部分:100万円→121万9,897円
(前月123万5,451円)
トータルリターン:+31万9,897円
(前月+33万5,451円)
ニセナス定額1万円取り崩しのほうも、トータルリターンは+31万9,897円と7月のピークには届かず。前月よりも減っていますね。
・eMAXIS Slim オルカン
(定額0.3%(毎月3000円))
元本部分:100万円→128万3,752円
(前月129万7,206円)
トータルリターン:+31万6,752円
(前月+32万7,206円)
オルカン定額0.3%ルールのほうは、トータルリターンは+31万6,752円となり、前月より下がっています。
・SBI日本高配当ファンド
(定額0.3%(毎月3000円))
元本部分:100万円→107万3,285円
(前月107万8,117円)
トータルリターン:+10万6,285円
(前月+10万8,117円)
日本高配当ファンドですが、トータルリターンは+10万6,285円と、他に比べるとパフォーマンスが落ちますね。
それとこの高配当ファンドについてですが、現在は配当金再投資ありにしてからの定額取り崩しになっています。それで「配当をそのままもらって取り崩しをしない場合はどうなるか」という要望があったので、来年は配当が一年間でどれぐらい入ってくるかを見る感じで行こうかと思います。
ちなみに今年は再投資で3万1000円ぐらい入ってきており、年間で3~4%ぐらいみたいな感じとは思います。そうなると、取り崩しでも年間3.6%ぐらいなので、だいたいおなじかなといった感じです。とりあえず来年1年見ていきます。
・eMAXIS Slim 先進国債券
(定額0.3%(毎月3000円))
元本部分:100万円→102万4,507円
(前月104万1,165円)
トータルリターン:+5万7,570円
(前月+7万1,165円)
最後に先進国債券インデックスのほうは円高でダウンの、トータルリターンは+5万7,570円になっています。元本部分がけっこうぎりぎりになってきましたね。円高が続くと100万円を割り込みそうです。
そんなわけで
取り崩し金額合計
2万2,000円
(税合計:909円)
トータルリターン合計
+157万1,308円(+31.4%)
(前月+161万4,722円(+32.3%))
となりました。7月ピークまでは回復しませんでしたね。
まとめ
そんなわけでまとめると、
新NISA:21,526円
楽天特定:77,642円
SBI特定:2,2000円
合計:12万1,168円
(前月11万8,134円)
税合計:6,726円
となり、前月よりは上がりましたが7月ピークに届きませんでした。
トータルリターン合計
+605万7,791円(+32.7%)
(前月+621万5,299円(+33.6%))
総額
1,850万円→2455万7,791円
(前月 2471万5,299円)
となり、前月より下がった形となりました。
そんなわけで今年のトータルリターンのピークは先月11月で、その次が7月、今月が第3位ですね。けっきょくドル円次第といったところですね。
取り崩し投資の今年の総括は、また次回以降の動画でやろうと思います。
来年はトランプ大統領ということで、波乱の年になりそうな気はします。世界大戦を引き起こさないように何とかしていただきたいとは思います。