VYM・HDV・SPYDを購入する必要はあるのか【高配当御三家不要説】
QYLD全力太郎ことQ太郎です。
今回はQYLDが存在する現状で、高配当御三家のVYM、HDV、SPYDを購入する必要はあるのかについて考えていきたいと思います。
ちなみに最初にいっておきますが、高配当御三家をディスるのが目的ではなく、Q太郎の御三家に対する考えを述べるというのが目的です。
Q太郎は、SPYD、HDV、VYMにそれぞれ200万円ほど投資してます。
持っていないのに文句を言うのもどうかと思いますしね。
それでこの御三家と付き合ってきて感じたこと、QYLDとの比較を述べていきます。
VYM、HDV、SPYDとは?
まず簡単に御三家の特徴を説明します。
聞き飽きている人が多いと思うので、ざっくりと特徴だけ説明します。
VYMとは?
VYMは御三家の中で一番配当金が少なく、VOOやVTIのようなインデックス型に近いものですね。VTIから高配当でまともな株を抜き取ってETFを作ったという感じです。
イメージとしては、配当金の多いVTI、もしくはVOOです。
SPYDとは?
SPYDは御三家の中では一番配当金が多いのですが、配当金の多さだけで選んだようなETFです。
ようするにリートとかの、配当金をたくさん出す景気敏感な銘柄が多いですね。
Q太郎はリーマンショック時に毎月分配型のリート投資信託を買ったことがあります。年率20%という分配金につられたのですね。
当時は信託報酬とかよくわかっていなかったのもあり、なんとなくで買ってしまいました。
リーマンショックの底あたりだったので、運よくキャピタル部分が伸びて利益を出せましたが、いま考えるとよくあんな投資信託買ったなと思います。
買った瞬間に購入手数料3%、年間信託報酬1%とか、そんな高価な投資信託でした。
いまから考えると高すぎますね。
そんなわけで、リートは暴落の底値で買えれば、その後の伸びはめざましいのですが、平時に買うと、なにかあったときに半額になることなどざらです。
じっさいSPYDも、コロナショック時に40%近くの暴落を食らっていますね。
HDVとは?
最後にHDVですが、これはVYMとSPYDの真ん中ぐらいでしょうか。
日用品やヘルスケアなど、SPYDとは違って景気に左右されにくい優良株が選ばれています。
銘柄数は70~80ほどと銘柄は少なめで、リバランスも多いため、アクティブ寄りの運営になっています。
以前まではSPYDは5%、HDVは4%近く、VYMは3%と、分配金の高さで人気があったのですが、今は株価が上がってしまい、あまり旨味がないかなとは思います。
VYM、HDV、SPYDに対する意見
ここからはQ太郎の意見になります。
QYLDだと年間分配金が約10%あるため、分配金が欲しいだけなら、QYLDだけでもいいかなとは思います。
御三家はキャピタルゲインの伸びも期待できるというのもありますが、キャピタルゲインを求めるのであれば、VTIやVOOを買ったほうがいいんじゃないかとは思います。
御三家はいちおうそれぞれ200万円ずつ投資していますが、やはりキャピタルもインカムもという話になると、中途半端感が否めないのですね。
御三家の中では、VYMは安定感があるので嫌いではないのですが、HDVとSPYDはけっこうクセモノですね。
とくにSPYDは暴落時の下げ幅が大きいです。
暴落時に買うのはOKですが、平常時に持つようなETFかなとは思います。
平常時はVYMかVOO,VTIにスイッチしておいて、暴落時に買い付けるのがいいかと。
HDVはなんというか、なんかよくわからないというのが感想ですね。何考えているのかよくわからない、得体のしれない感じがあります。ほぼアクティブファンドなので、中の人次第で組み換えがおこなわれていますしね。
もしQ太郎が御三家を処分するとしたら、その資金でVTIもしくはVOOを買って、QYLDと組み合わせることでインカムもキャピタルも狙っていくというポートフォリオを作るのがいいかなとも思います。
QYLD50%、VTI50%みたいな感じでしょうかね。
VYMはどうしても欲しいという人は、QYLD50%、VYM50%みたいな組み合わせでもOKかと。VYMはキャピタル狙えますしね。
まとめと今後の方針
VYMはインデックス型投資としてOKとしても、HDVとSPYDはいらないかなとは思いますね。
しばらく御三家を売却する予定はありませんが、SPYDについては売り時を考えています。
またガツーンと大暴落食らいたくないですしね。
QYLDがあれば、SPYDの高配当の必要性を感じませんし。
今回は概要だけでしたが、今後御三家の存在意義について深堀りしていこうと思います。
SPYDの売却や、売却時期自体は考えていますので、そのときにまたブログでお知らせしたいと思います。