【S&P500】0.3%ルール 100万円分の5月運用報告ー4月分も【米国株投資】
QYLD全力太郎ことQ太郎です。
米国のインフレが全然おさまらず、ドル高に拍車がかかってしまっているような状況です。現在は137円台に突入してしまっていますね。前回3月半ばのピークに近づいてきています。
ちなみに「Q太郎が海外にいると円安になる説」があって、なんか毎回日本円を換金しようとするタイミングで円安になります。まさに今回そのタイミングなんですよね。世界の投資家たちからこぞって嫌がらせを受けているような気さえしてきます。「なんでいまやねん」って感じです。
S&P500のほうは様子見からの横這いが続いている状態です。前回2月のピークに近づいてきたので、警戒感が半端ないですね。反転したらダブルトップですしね。
そんな状況の中、今回は0.3%ルール 100万円分の5月運用報告です。前回の4月分も報告を忘れていたので、合わせて報告をしていきます。
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0.3%ルール 5月報告
さて、S&P500の0.3%ルール5月運用報告です。4月分もまとめてやります。
0.3%ルールは、S&P500投資信託を年初で4%取り崩す4%ルールの代わりに、毎月0.3%を取り崩すというもものです。
本実験では、みんな大好きeMAXIS Slim米国株式を100万円分使用しています。
また取り崩しは楽天証券の自動売却機能で自動化しています。
それで現状ですが、元本は104万5523円と、100万円以上をキープしています。これは株高というより円安の影響が大きいですね。トータルリターンは+7.07%です。
取り崩し金額ですが、
4月は2,871円、元本がマイナスだったので税金は0円というか-76円
5月は3,002円、今回はプラスなので税金が65円になります。
やはり取り崩しは税金の安さが魅力的です。
仮に5月分を分配金で受け取った場合、
外国税無しだと2392円、税金は610円
外国税ありだと2153円、税金は849円
となり、がっつりとられます。
まとめ
さて、FOMCを前に、現在は市場や米国債に対する強気派・弱気派の対立が鮮明になってきています。
とくに債券市場が綱引き状態になっていますね。一時2年債が3カ月ものの利回りを追い越しそうになりましたが、3月末から利回りが一気に低下し、そこから横這いボックス状態という感じです。将来的なリセッション(景気後退)も織り込んでいる感じですね。
現在はインフレなのに景気は悪くなるという「スタグフレーション」の警戒から、債券を買い向かう投資家も増えています。
シュローダーの運用者、ケリー・ウッド氏は
「われわれは2023年も債券が卓越した資産クラスになると引き続きみている。
何かが壊れるまで金利が高止まりする環境はリスク資産にとっては弱い環境であり、債券からキャリーを得るには良好な環境だ」
として、株式より債券への投資が有利に働くと読んでいます。
その一方で、米国債の下落を見込んだ動きもあり、レバレッジドファンドは4月25日時点で、10年債先物の下落に史上最大規模のポジションを構築しているといった状況です。
また株式市場も、利下げ読みの強気派がいる一方、弱気派は「年初から好調な米株相場がミスプライスしている」として売りポジションを取り始めています。
このような綱引きから、債券・株式ともに横這いやボックス状態が続いています。
FOMC前の難しい時期でもあるので、張ったすったのバクチにならないよう、時間分散を心掛けていくのがいいとは思います。