【S&P500】4%ルール取り崩し 5月運用報告ー往復ビンタ相場【eMAXIS Slim米国株式】
QYLD全力太郎ことQ太郎です。
米国市場は上がったり下がったりで、完全に往復びんた状態になってきました。
S&P500は前日比-3.56%です。
ここ一カ月の動き、本当にすごいですね。
上がって、下がって、上がって、下がってを繰り返しています。上がったら売りが入るという状態ですね。
とにかく株を処分して現金に換えておきたいという人が多いのだとは思います。
長期投資の方は気にしないで、淡々とルール通りに積み立てていればOKです。自分の考えで勝手に積み立てをやめたりとかはしないほうがいいでしょう。
むしろこういう相場の方が安く買えますので、将来的にはいいタイミングで入れたということにもなるかもしれません。
みんな大好きNASDAQも往復ビンタが続いています。前日比-4.99%と、かなり大きい下げですね。
こちらも利上げを乗り切るために、株価が上がるたびに売って現金化するみたいな動きが顕著になっていますね。とくにグロースは金利との関係が密接ですしね。
とりあえず「上がったら売りたい人多すぎ状態」になっています。
そんなわけで波乱の米国市場ですが、4%ルールの5月運用報告です。本記事をYouTube動画で観たい方はこちらのリンクから。
5月運用報告
さて、4%ルールの5月運用報告です、こちらは元本保証レバナス実験や疑似QYLDのように、とくに追加投資や取り崩しをする必要はありませんので、気楽と言えば気楽です。
4%ルールですが、簡単に説明すると、S&P500が年間7%以上のリターンがあるので、3%のインフレを加味すると、7-3で実質成長が4%のため、毎年4%ずつ取り崩せば元本が減らないという、「本当かよ」という感じのルールです。
昨年、S&P500の投資信託である「eMAXIS Slim米国株式」を100万円分購入し、それを年始に4%取り崩しました。
ただ来年からは4%ルールではなく、0.3%ルールを行おうと思っています。詳しくはこちらの動画を参照してください。
それで5月の報告ですが、このようになっています。
この状況にもかかわらず、まだ99万8286円(+3万7864円)と、プラス収支です。
S&P500の下落耐性の強さに関しては、VTIとVOOを比較した動画を以前アップしましたので、まだの方はこちらもご覧ください。
ただ、今回、まだマイナスに転落していない理由としては、やはり急激に進んだ円安があるでしょう。
円安のおかげで、S&P500の下げが相殺(そうさい)される形となっています。
投資信託を買ったのが113円あたりでしたから、15%ぐらいの上げになっていますね。
Q太郎的には、長期的には円安の方向で動いていくとは思いますが、急激に上がりすぎているため、なにかの拍子で円高反転する可能性も否めません。
そうなると、円高+株価下落のダブルパンチになりますので、長期積み立て投資はとにかく淡々と毎月積み立てていくのがいいかと思います。
相場も読みにくいですし、いまはひたすら時間分散したほうがいいですね。
一気にもうけようとするは、避けたほうがいいかなとは思います。
とにかくいまは上値が重い状況です。
上がったら売られる往復ビンタな状況なので、積極的に攻める時期でもありませんしね。