圧倒的に資産を増やすには投資よりも節約がいい3つの理由
QYLD全力太郎ことQ太郎です。
三度の飯より節約が好きです。
これまでに「家電からのFIRE」ということで、「掃除機」「洗濯機」「冷蔵庫」を使わない生活についての動画を上げてきました。
ただこれらは節約というよりは、「電気製品に頼らなくても生きていけるスキル」「物を減らして身軽になる快適さ」を身につけるためのものです。
今回はガチな節約の話、投資より節約に力を入れたほうがいい理由について述べていきます。
本記事をYouTube動画で観たい方はこちらのリンクから。
投資よりも節約
さて、投資よりも節約です。
Q太郎的には節約は楽しすぎて、「節約は頭を使う最高の娯楽」だと思っているのですが、あまりというかほとんど理解を得られません。
Q太郎ほど極端にする必要はないのですが、お金を増やしたかったら投資するよりも節約が一番手っ取り早いです。
投資をするなという話ではなく、優先順位的には、
節約>>>>>>投資
だと思っています。
資産を積み上げる初期段階において、節約はあまりにも金銭の増加効果が高いからです。
1 即効性
投資よりも節約に力を入れたほうがいい理由その1ですが、「即効性の高さ」ですね。
例えば100万円があって、これを年率3%でまわせたとすると、年間に入ってくる金額は3万円です。
しかも確実に3%の利回りが取れるとはかぎりません。
しかし節約で3万円稼ごうとすると、月に2500円節約(貯金)するだけで確実に達成できます。
1日で換算すればたったの82円ですね。
しかも投資は結果が出るまで時間がかかりますが、節約はその場で結果が出ます。
100円のコーヒーを飲まなければ、その場で+100円です。
年間3万円を節約できれば、100万円を投資するのと同じ効果です。
しかも元手不要、元本保証です。
2 確実性
つぎに節約の確実性について考えてみましょう。
ここで考えてほしいのは、投資やお金稼ぎというのは「外部要因」です。
つまり自分でコントロールできないことです。
100万円が一年後に3%増えて103万円になるかどうかは、あなたが決められることではありません。
株価がいくらになるとか、こちらで決められることではありませんよね。
仕事や副業でいくら稼げるかも、基本的には外部要因に左右されます。
「年収1000万円欲しい」といっても、会社が「NO」と言えばもらえないわけです。
すべて外部任せになってしまうわけです。
一方、節約は自分で決められます。自分でコントロールできます。
「100円のコーヒーを飲まない」と自分で決めれば、それで+100円です。
投資は外部に決定権がありますが、節約は自分に決定権があります。
「家電からのFIRE」というのも、この外部任せの部分を減らしたいというのがあります。
機械が壊れたり、停電になるかどうかは、こちらが決められることではありません。普段からあまり家電や電気に頼らない生活をしていれば、いざと言うときも動じずにすみます。
3 累積性
3つ目は、確実性とかぶるところがありますが、節約することで資産は確実に右肩上がりに詰み上がっていきます。
毎日100円節約すれば、毎日確実に資産が+100円になります。コツコツ一年間つづければ3万6500円が確実に積み上がります。
頑張れば頑張ったぶんだけ確実に積み上がっていくのです。
たとえば年収が手取りで300万円だったとすれば、節約して150万円で生活すれば、残りの150万円を貯金できるわけです。
そうすると、たった7年間で1050万円が積み上がるわけです。14年あれば、老後2000万円問題も余裕でクリアできるでしょう。
手取り400万円なら、年間200万円で生活すれば、残り200万円は貯金にまわせるので、10年で2000万円、20年で4000万円が得られます。
まとめ
そんなわけでまとめると、節約の圧倒的なメリットは、
・即時性
・確実性
・累積性
の3点です。
投資は種金の多さですべてが決まるといっても過言ではありません。
資産の少ない状況でしたら、確実に節約ファーストです。
年収300万円もあれば、半分の150万円を節約して貯蓄にまわせば7年で1050万円、14年で2100万円。
100万円を節約して貯蓄に回しても10年で確実に1000万円、20年で2000万円です。
これはしっかり節約して貯蓄にまわせば得られる金額です。
さすがに1億円、2億円レベルになると節約以上に稼ぐことや投資は必要になりますが、4000万円ぐらいまでは節約重視のスタイルのほうが確実性が高いでしょう。
家庭の事情でいろいろと出費はあるとは思いますが、増やしたければまず節約です。
「投資して2倍3倍」という外部要因を頼りにしないで、自分の力で切り開いていくことが節約の妙味です。
節約はつねにあなたが主役です。あなた次第です。
今後も節約についての情報を配信する予定です。極端な話もありますが、採用できそうな部分だけ採用していただければと思います。