疑似QYLD 100万円分の6月分配金報告ー初のマイナス【米国株投資】
QYLD全力太郎ことQ太郎です。
昨日は奴隷解放記念日であるジューンティーンスで、米国市場はお休みでした。本当は6月19日なのですが、日曜なので振り替え休日で月曜になっています。
ちなみにGoogle Chromeで「ジューンティーンス」で検索すると、ちょっと面白いことになります。
米国市場が開いていませんでしたが、代わりにS&P500の先物のほうですが、この動画を作っている時点では+1.14%の3,716.50になっています。
NASDAQ先物のほうは11,425.75、+1.11%とこちらも反発していますね。
これを受けて、日経平均のほうも上がっています。
ただインフレがどうにもなっていないし、利上げは続きますので、しばらくは厳しい気はします。
ITバブル時との比較については以前の記事を参照してください。
そんなわけで、今回は疑似QYLD100万円分の6月分配金報告です。取り崩しを自動化したので、だいぶ楽になりました。本記事をYouTube動画で観たい方はこちらのリンクから。
疑似QYLD 6月分配金報告
さて、疑似QYLD100万円分の6月分配金報告です。
疑似QYLDとは、NASDAQ100投資信託を毎月1%ずつ取り崩すというものです。
元本が減っていようがフルで税金を取られてしまう分配金とは違って、取り崩しなので税金面で圧倒的に有利です。
またQYLDなどカバードコール商品の弱点である値上がり益も取りに行くことができます。
これを続けていくと長期的にどうなるかという実験です。
過去データからの計算だと、圧倒的に疑似QYLDのほうが利益が出ていました。NASDAQ100の上昇が全部とれているので、当たり前と言えば当たり前かと思います。詳しくはこちらを参照してください。
それで以前までは手作業で毎月1%取り崩していましたが、現在は楽天証券の自動取り崩し機能を利用しています。毎月20日に取り崩し設定していますが、これは20日に取り崩すわけではなく、20日に現金が受け取れるということなのですね。
楽天証券の自動取り崩し機能についてはこちらを参照してください。
それで疑似QYLDに使われているeMAXIS NASDAQ100投資信託の現在の状況ですが、本日の状況はこのようになっています。
これまでずっとプラスでしたが、今回はじめてマイナスになりました。ただ-0.87%と、それほど大きな下げではありません。円安の影響でかなり助かっていますね。
取り崩し日は6月15日で、受け渡しが6月20日ですね。
取り崩された金額は9,641円で、含み損状態なので税金は0円です。むしろ損失として-63円が利用できます。
もし分配金で受け取っていたとしたら、外国税無しだと7713円、税金は1,928円です。
外国税有りだと6942円、税金は2,699円になります。
ちなみにこれまでの受け取り金額ですが、このようになっています。
やはり税金が安いのがいいですね。受取金額は、トータルでは4万円ちょい受け取っています。
まとめとQ太郎の見解
ちなみにリアルの方のQYLDですが、順調に右肩下がりを続けていて、年初来で-22.25%になっています。
QQQと違って上がりが弱いので、大きく下がったあとの回復が厳しい状態ですね。
下がり続けると、税金と経費率0.6%を払い続ける罰ゲームになるかと思います。
金利上昇でNASDAQの回復が難しい状況なので、年単位で厳しくなるかもしれません。
早期償還リスクもあがりますので、注意深く見守っていく必要はあるかなとは思います。