疑似QYLD 100万円分の10月分配金報告ー1ドル150円突破!【米国株投資】

一般ETF疑似QYLD, 運用成績

giji QYLD 2022 10 title

QYLD全力太郎ことQ太郎です。

とうとう1ドル150円を突破してしまいましたね。現在150.48円ぐらいです。

投機的な値動きではなく、普通にじわじわ上がっていったことから、介入しづらい状態になっているとは思います。

10YB

債券利回りも上がってしまい、10年債は4%を一気に超えての4.28%になっています。3カ月物も4%を超えてしまっていますね。

SP500

S&P500は25日移動平均線を維持できず、また落下を始めています。この高金利だと厳しくなるとは思います。

そんな状況の中、疑似QYLD 100万円分の10月分配金報告です。本記事をYouTube動画で観たい方はこちらのリンクから

 

疑似QYLD 10月分配金報告

さて、疑似QYLDの10月分配金報告です。

疑似QYLD自体についてはこちらを参照してください。

簡単にいうと、NASDAQ100投資信託を毎月1%で取り崩すというものです。

現在は楽天証券の自動売却機能を使ってやっています。

giji QYLD 2022 10

疑似QYLDですが、円安バリアが強すぎてプラス状態ですね。

今月の取り崩し金額は9,641円で、税金は65円です。先月は1万円超えてましたので、今月は下落があったぶん、少なくなっていますね。

もし分配金で受け取った場合は、外国税無しだと7682円、税金は1,959円と2千円近く取られますね。

外国税有りだと6914円、税金は2,727円になります。3000円近くというえげつない税金ですね。

今年3月から受け取ってきた金額は8万4,055円、元本の方は1,00万388円と、100万円以上をキープしています。

 

まとめとQ太郎の見解

やはり円安の力がすごいですね。この下落でこのパフォーマンスを出せているのは、円安様様といったところです。

10年債利回りも4.3%ぐらいと、金利がとにかくすごい勢いで上がってきています。

インフレがしぶといので、米政策金利は5%に達する可能性も強まってきています。

本日、鈴木財務相は1ドル150円になったことについて、「今は投機筋と厳しく対峙している状況にある。投機による過度な変動は容認できない。為替市場の動向を高い緊張感を持って注視するとともに、過度な変動に対しては適切な対応を取りたい」との発言をしました。

ただ現状は普通にじわじわ上がっていっただけのような状況なので、今の円安が投機筋によって引き上げられているわけではないため、「過度な変動による介入」はしづらいとは思います。

大和証券の石月幸雄氏は「米金利は糸の切れたたこのようになっており、金利先高観がやや行き過ぎている気がしないでもないが、かといって金利が急激に下がるイメージも湧かない。介入警戒という重しがなければもう一段上がっていてもおかしくない」と述べており、現在以上の円安を見込んでいます。

さらに今後の介入については、「市場はある程度介入を予想しているので、虚を突かれて急激に行く感じではないかもしれない。市場が身構えているときはあまりやらない方がいいのかもしれない」と述べており、今介入してもそこまで効果が無いというスタンスですね。

一方、クレディ・アグリコル銀行の斎藤裕司氏は、「ドル・円の1週間物予想変動率が9月22日の介入時の水準に接近しており、RSIもドルの買われ過ぎを示す70を大幅に超えている。鈴木財務相のけん制も強く、投機筋の話も出ていることから、介入はいつ入ってもおかしくない」と、いつ介入があってもおかしくないとの見方を示しています。

正直、円安が進み過ぎて、米国株や米国ETFも高価な買い物になってしまっているので、ここで介入していただいたほうが米国株投資をしている人にとっては嬉しい状況になるとは思います。

そんなわけでボラティリティが高いので、介入を警戒しつつ、まったりと時間をかけて投資をしていったほうがいいでしょう。