JEPI 400万円分の4月分配金報告ーバフェット氏、日本株に追加投資か【米国ETF投資】2023年

高配当ETFJEPI, 運用成績

JEPI 2022 04

QYLD全力太郎ことQ太郎です。

米消費者物価(CPI)の発表を控え、株式市場は様子見の動きになっています。

一方、ドル円のほうはCPIの高止まりを織り込んでの1ドル133円台の円安方向へと動いています。前回の3月米雇用者統計発表から円安トレンドになっていますね。日銀も急にYCC(イールドカーブコントロール)をやめると言い出せる状況でもないので、今後のアメリカの高金利と日米金利差を織り込んだ形になっています。

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そんな状況の中、今回はJEPI 400万円分の4月分配金報告です。

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JEPIの4月分配金報告

さて、JEPIの4月分配金報告です。

年初来から下落トレンド続きだったJEPIですが、現在は回復基調で年初来+0.24%とギリギリプラマイゼロの地点まで戻ってきました。

JEPI chart

今年に入ってからは、QYLDに比べるとけっこう調子の悪いJEPIです。

分配金ですが、特定/NISA口座合わせて261.69ドル、税引き後は190.95ドル、税金は70.74ドルとなりました。税金が重いですね。

1株当たり分配金は0.4450ドル、前年同月は0.5877ドルだったので、24.3%の減配となります。

純資産総額

純資産総額ですが、先月が213億ドルだったのに対して、今月は233億ドルと、かなりのハイペースで増えています。高配当ETFの純資産総額ランキング2位はほぼ不動になっていますね。

高配当ETFのランキング1であるVYMですが、489億ドルと先月の492億ドルからさらに下がりました。今年に入ってから資金の流出が目立ってきています。

ランキング3位のHDVですが、112億ドルと、こちらも先月の114億ドルから減らしています。

ついでにSPYDは69億ドルと、先月の70億ドルから微減しています。

一方でQYLDは70億ドルと、先月の67億ドルから増加。ついにSPYDを抜きましたね。

XYLDは25億ドルと、先月の24億ドルから微増しています。

VYM/HDV/SPYDの高配当御三家が純資産総額を減らしている一方で、JEPI/QYLD/XYLDの超高配当御三家が純資産総額を増やしているといった形になってきています。

 

まとめ

さて、本日発表となる米消費者物価指数(CPI)ですが、サプライズがあれば市場がズドンする可能性もあります。

市場予想としては、

・CPI上昇率が先月の6%を上回った場合、S&P500が2%ほど下落する。
・5.1%以下だった場合、S&P500が上昇する可能性が高い。

としています。

ちなみに直近でのCPI発表日のS&P500の振れ幅は平均1.9%と、毎回かなり大きく動いていますので、今回もどうなるかといったところです。

一方、みんな大好きウォーレン・バフェット氏ですが、日本の商社株への追加投資を検討しているとのニュースが昨日ありました。

以前にバフェット氏は、いわゆる5大商社株(伊藤忠商事、丸紅、三菱商事、三井物産、住友商事)に投資をおこない、保有比率は6%台になっていましたが、その比率をさらに9.9%まで高める可能性があるとのことです。

この報道を受けたあと、5大商社株は3~4%上昇しました。

バフェット氏が買う株が上がるのか、バフェット氏が買ったから上がるのかといったところです。

ちなみにバフェット氏の率いるバークシャー・ハサウェイですが、円建て社債の発行も計画しているようです。

日本で資金調達して、それで日本の割安株を買っていくという方針みたいですね。バフェット氏が日本の鉄道株にも注目しているという報道もありました。

バフェット氏が日本株に注目すると、海外投資家からの注目も集まりますので、日本株投資が熱くなるかもしれません。

日本株の初心者向けの買い方・選び方については、「日本高配当株のおすすめ20銘柄ポートフォリオ」の動画を参照していただければと思います。

CPI発表後にまた動画をアップしたいと思います。