【S&P500】0.3%ルール 100万円分の4月運用報告【米国株投資】
QYLD全力太郎ことQ太郎です。
S&P500は3月半ばで落ち込みを見せたものの、4月にかけては上昇し、現在は年初来で7.34%です。ただ前回2月の高値までは届いていません。
3月の米雇用者統計が堅調だったことから、インフレ懸念がまだまだぬぐえず、利上げもどれだけあるかわからないような状況なので、方向感のさだまらない動きになってきています。詳しくは前回を参照してください。
そんな中、今回はS&P500の0.3%ルール4月報告です。
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0.3%ルール4月報告
さて、S&P500の0.3%ルール4月運用報告です。
0.3%ルールは、S&P500投資信託を年初で4%取り崩す4%ルールの代わりに、毎月0.3%を取り崩すというもものです。
本実験では、みんな大好きeMAXIS Slim米国株式を100万円分使用しています。
現在は、トータルリターン的にはかろうじて1.48%のプラスといったところです。元本は99万3938円ですね。
今月の取り崩し分は2,871円、損失時に取り崩しがおこなわれたので税金は0円というか-76円になります。
仮に分配金で受け取ったばあい、
外国税無しだと2288円、税金は583円
外国税有りだと2059円、税金は812円
となります。損失時でもフルに税金を取られてしまいますね。
まとめ
今後の注目点ですが、まずは今週12日の米消費者物価指数(CPI)の発表ですね。けっこう堅調な伸びを示すのではないかといわれています。
現在出ている予想としては、前年同月比で総合CPIが5.1%上昇、エネルギーと食品を抜いたコアCPIが5.6%上昇と、けっこう高い数字になっています。
FRBのインフレ目標が2%なので、まだまだ利上げをしないといけないという状況にもなりかねません。
それと黒田総裁が去ったあとの日銀に、植田氏が9日に総裁として就任したことで、YCC(イールドカーブコントロール)がどうなるかといったところに注目が集まっています。
いまは銀行破綻の問題などもあるので、急にYCC修正というのは難しいとは思います。
野村総合研究所の予想だと、YCC是正は少なくとも6月会合まではおこなわれないとしています。
何にしろ、是正の方向に走れば円高へと進みますので、リセッションも重なってしまうと、株安・円高のダブルパンチになりかねないとは思います。
年末1ドル120円予想も出ていますので、様子見様子見で投資していくのがいいかなとは思います。
来年は新NISAなので、とにかく余力は残しておくのがいいでしょう。