JEPI 400万円分の3月分配金報告ー1ドル137円台【米国ETF投資】2023年

高配当ETFJEPI, 運用成績

QYLD 2023 03

QYLD全力太郎ことQ太郎です。

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パウエル議長のタカ派発言を受け、今後の利上げピーク上昇懸念から、ドル円は円安方向へとひっぱられ、1ドル137円台を突破しました。

S&P500の下落も、円安バリアで帳消しみたいな状況が続いているとは思います。

そんな中、今回はJEPI 400万円分の3月分配金報告です。

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JEPIの3月分配金報告

さて、JEPI3月分配金報告です。

JEPI

年初から上昇しているQYLD/XYLDと違い、JEPIのほうは調子が悪いですね。年初来で-1.78%とマイナスとなっています。

3月の分配金ですがNISA/特定口座合わせて235.59ドル、税引き後は170.85ドル、税金は64.74ドルとなりました。

1株当たり分配金は0.4111ドル、前年同月は0.4622ドルだったので、-11.1%の減配となっています。

純資産総額

純資産総額の方ですが、先月が201億ドルだったのに対して、今月は213億ドルと、結構なペースで増えています。

逆に高配当ETF純資産総額ランキング1位のVYMですが、492億ドルと、先月の510億ドルから減らしています。

3位のHDVは114億ドルで、こちらも先月の124億ドルから減らしていますね。JEPIがもうすぐダブルスコアをつけそうな状況になっています。

他の高配当ETFですが、SPYDは70億ドルと、先月の96億ドルから大きく減らしています。

QYLDは67億ドルで先月と変わらず、XYLDは24億ドルと先月の23億ドルから微増になっています。

 

まとめとQ太郎の見解

さて、注目の3月FOMCですが、しぶといインフレがおさまらないことから、次の利上げは従来予想の0.25%ではなく、0.5%との予想も出てきています。

実際、シティグループやゴールドマン・サックス・グループは0.5%の引き上げを予想し、政策金利のピーク水準も5.5-5.75%と従来予想を引き上げています。

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債券の方は、2年債と三カ月物はとうとう5%を突破する高水準となりました。10年債も4%前後に張り付いた形になっていますね。

メイン・ストリート・リサーチのジェームズ・デマート氏は、「米当局は利上げをさらに一層決意している可能性がある。最近の一連の力強い経済やインフレ、雇用のデータを踏まえれば、3月会合での0.5%引き上げすらもあり得る。

リセッションのリスクは過去数週間に高まった。米金融引き締めの遅行効果は近くデータに表れ始める可能性がある。同当局が利上げを強化するタイミングでだ。景気鈍化とさらなる利上げというこの組み合わせは経済をリセッションに間違いなく陥れるだろう」と述べ、今後のハードランディングを示唆しています。

利上げののち、実際の経済に影響をあたえるのには結構長いタイムラグがあるので、「インフレだから利上げ」みたいなことをしまくっていると、あるとき急にズドンがきたりしますしね。

WIT

原油のほうは今後の経済の落ち込みを見越してか、急にまた下落を始めました。先行きが読みにくく、上がったり下がったりのブロック相場になってきていますね。

タイムラグで来る利上げの結果がどうなるのか、ハードランディングになるのか、読みにくい状況が続くので、投資は時間分散をしてリスクを減らしていくのがいいとは思います。