QYLDとXYLD 400万円分の3月分配金報告と比較ーさらなる利上げの可能性についても【2023年】米国ETF投資

QYLDXYLD, 運用成績

QYLD 2023 03

QYLD全力太郎ことQ太郎です。

SP500

落ち込んでいたS&P500は、週末にかけて上昇し、4000台を回復していきました。ただ高金利による上値の重さがあるので、今後どこまで伸びるかといったところです。

そんな中、QYLD/XYLDの400万円分の3月分配金報告です。

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QYLD/XYLD 3月分配金報告

さて、QYLD/XYLDの3月分配金報告です。

QYLD

NASDAQの上昇を受け、QYLDは年初来で+4.92%の上昇となっています。

XYLD

XYLDのほうも年初来+3.30%の上昇となっています。今年から買った人には、いまのところは良い感じになっていますね。

それでQYLDの3月分配金ですが、315.63ドルとなりました。税引き後は240.61ドルで、税金は75.02ドルです。

XYLDのほうは314.26ドル、税引き後は239.43ドル、税金は74.83ドルです。今回もQYLDのほうが多い形となっていますね。

QYLDの1株当たり分配金ですが、0.1673ドルとなりました。前年同月は0.2020ドルだったので、-17.1%の減配となります。

XYLDの1株当たり分配金は0.4081ドル、前年同月は0.4835ドルなので、-15.6%の減配となっています。

上値がどんどん切り下がっていますので、減配自体は将来に渡って続く可能性もあるとは思います。

 

まとめとQ太郎の見解

さて、FRBのパウエル議長ですが、強い経済指標が続くようなら、今週の議会証言でタカ派発言をするんじゃないかという観測が飛び交っています。

アトランタ連銀のボスティック総裁は2日、「雇用は予想より強い数字が出ている。インフレ率は相変わらず高い水準だ。個人消費は強い。労働市場は今もなおかなりタイトな状態だ」と述べており、さらなる利上げの必要性を示唆しています。

ここで政治的な問題が出てきて、民主党としては大統領選挙に向けて、雇用の強さをアピールしていきたい考えです。そのためこれ以上の利上げで経済が打撃を受けると、選挙ではかなり不利に働いてしまいます。

一方の共和党ですが、現在の根強いインフレや物価高騰をアピールすることで、バイデン政権にダメージをあたえたいという考えです。インフレ対策での利上げで経済が悪くなったとしても、共和党にとっては美味しい状況ができあがります。

それと原油の高騰もインフレに拍車をかけています。中国がゼロコロナ政策をやめ、経済回復に乗り出していますので、石油消費量が過去最高になる可能性もあることから、今年の後半には1バレル100ドルにいくとの予測もでています。

不安定な状況が続いていますので、今年は時間分散をしつつ安全に投資していくのがいいかなとは思います。