【S&P500】0.3%ルール 100万円分の6月運用報告ーS&P500は4200突破も高配当系は下落【米国株投資】

一般ETF0.3%ルール

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QYLD全力太郎ことQ太郎です。

S&P500はとうとう4200の壁を突破して、現在4205.52になっています。年初来では+9.97%と、10%に届きそうな状況ですね。

SP500

現在市場をけん引しているのはAI関連の銘柄です。そのためNASDAQは年初来で+25.32%と、20%越えの強気相場入りしていますね。

一方で、エネルギーや公益、タバコ関連などのオールド企業は業績悪化を受けて、株価を落としています。高配当系はだいたいダメージを受けてしまっている状況ですね。こちらのほうが実際の経済状況をあらわしているといえるでしょう。

VYM

高配当系の集まりであるVYMは年初来からの下げトレンドで、現在は年初来で-5.57%となっています。

とくにダメージの大きいSPYDは、年初来で-10.46%と10%を突破しました。SPYDについては以前の動画を参照してください。

そんな状況の中、今回は0.3%ルール 100万円分の6月運用報告です。今日は5月31日でちょっと早いですが、6月報告とします。

本記事をYouTube動画で観たい方はこちらのリンクから

 

0.3%ルール 100万円分の6月運用報告

さて、S&P500の0.3%ルール6月運用報告です。

0.3%ルールは、S&P500投資信託を年初で4%取り崩す4%ルールの代わりに、毎月0.3%を取り崩すというもものです。

本実験では、みんな大好きeMAXIS Slim米国株式を100万円分使用しています。

また取り崩しは楽天証券の自動売却機能で自動化しています。

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現在の状況ですが、元本は107万9170円、トータルリターンは10.85%となっています。元本割れからは遠ざかりましたね。

今月の取り崩し金額は3,259円と過去最高の金額となっており、税金は67円です。

仮に分配金で受け取ったばあい、

外国税無しだと2597円、税金は662円
外国税有りだと2337円、税金は922円

となります。だいぶ差がありますね。

 

まとめ

現在の米国市場ですが、AI関連のテクノロジー株が上昇する一方で、いわゆる「普通の企業」は普通に経営悪化を受けての株式下落となっており、2極化が進んでいる状態になっています。

ぶっちゃけグーグルやマイクロソフトみたいな企業が伸びてるだけというような状況ですね。

メリルリンチの元トレーダー、トム・エッセイ氏は

「AIには偉大な可能性があり、『次なる大ブーム』となりそうなのは確かだ。

しかし、そうした期待が金利上昇や景気への圧力増大という現実をどう埋め合わせ得るのか、少なくとも一定の持続可能な期間においては予想し難い」

と述べています。

AT&T、ベライゾン、ブリティッシュタバコなど、人気のある高配当株はズドンしており、7~8%などかなりの高配当状態になっています。

堅調だったマクドナルドも急に落ち込みを見せはじめて、高配当系は本当に厳しい感じになってきていますね。

MAC

現状を高配当株の仕込み時と思うか、さらなるズドンと減配が待っているのかはわかりませんので、ゆるゆる投資していくのがいいとは思います。