疑似QYLD 100万円分の5月分配金報告ー円安ふたたび【米国ETF投資】2023年
QYLD全力太郎ことQ太郎です。
円安がけっこうすごいことになってきました。現在138円台中盤から後半ですね。ボラティリティが本当に激しいです。チャート的には上昇トレンドですね。
「137円台はから押し戻される」みたいな予想もありましたが、あっさり突破されてしまいましたね。
ただこれで日銀が「金利上げます。金融正常化します」とか言い出したら、またズドンと円高に行きそうで怖いところがあります。ぶっちゃけ日銀次第です。
S&P500も上昇しており、年初来で+9.78%と10%近くになりました。円安との逆ダブルパンチでいい感じにはなっています。あとは4200の壁を突破できるかどうかですね。
NASDAQのほうですが、こちらも今後の利下げと金利低下を見越しての上昇が続いており、年初来で+22.16%となりました。ボラティリティが高いので、下げも上げも勢いがありますね。
そんな状況の中、今回は疑似QYLDの5月分配金報告です。
本記事をYouTube動画で観たい方はこちらのリンクから。
疑似QYLD 5月分配金報告
さて、疑似QYLDの5月分配金報告です。
疑似QYLD自体についてはこちらを参照してください。
簡単にいうと、NASDAQ100投資信託を毎月1%で取り崩すというものです。
現在は楽天証券の自動売却機能を使ってやっています。
それで現在の状況ですが、トータルリターンは+22.03%、元本は1,04万9,676円と100万円以上を維持しています。
それで今月の分配金ですが、10,342円となりました。これまでの分配金を更新する金額ですね。税金は336円です。
仮に分配金で受け取ったばあい、
外国税無しだと8241円、税金は2,101円
外国税有りだと7417円、税金は2,925円
となります。だいぶ差がありますね。
まとめ
日本株も好調
現在、S&P500だけでなく、日本株も好調になっています。
円安が追い風となって日経平均が3万円を突破し、バブル崩壊後の戻り高値である3万670円を一時上回りました。
円安の恩恵を受ける自動車セクターや電機、精密機器といった業種が相場をひっぱっています。
ただこれらは、Q太郎的にはあまり買いたくないセクターです。流行り廃りが激しいですし、競争相手が多いですしね。価格競争では中国や韓国に分がありますし、長期的に日本が世界に勝てる分野なのかは疑問なところです。
日本株のポートフォリオについてはこちらを参照してください。
円高リスクはつねに注意
円安で好景気な感じになっていますが、総務省が19日に発表した日本の4月全国消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.4%と、日本もしっかり物価が上昇しています。
とくに生鮮食品を除く食料は前年同月比9.0%上昇と、けっこう高い伸びを示していますね。
日本もインフレ突入になりそうなので、日銀がアメリカにならって利上げを仕掛けてくると、また一気にズドンと円高方向へトレンドが変わるかもしれません。
ドル円に関してはあせって追い掛けずに、時間分散で対応していったほうがよいかと思います。
日銀の動きがとにかく読めないですね。
6月FOMCは利上げを一度スキップする可能性も
6月のFOMCですが、利上げストップではなく、いったんスキップして様子見をするという選択肢も出てきました。
ようするに6月は利上げをせず、7月のFOCMで利上げをおこなうということですね。
このことで、FOMC内で意見が分かれているようです。
ただ「利上げ自体を終わらせる」という話にまではなっていないため、まだまだ高金利の状況は続きそうです。