元本保証レバナス実験 5月運用報告【SOXL/TECL/SPXL/TQQQ】|2022年
QYLD全力太郎ことQ太郎です。
今週の米国市場は、微妙に回復しました。
昨夜(5月3日)のS&P500は前日比+0.48%、Nasdaqは前日比+0.22%と微増です。
セクターとしては、特にエネルギーセクターが上がっていますね。エネルギーセクターETFのVDEは、昨夜+3.06%と大きな上げがありました。
ただFOMCが控えていることもあり、大きく動けないというのが実情です。
今回は、またもや忘れかけていた元本保証レバナス実験の、5月分の報告です。
結構な下落になっていますね。本記事をYouTube動画で観たい方はこちらのリンクから。
元本保証レバナス 5月運用報告
さて、元本保証レバナス実験です。
元本保証レバナスをざっくり説明すると、10万円分のレバナスに対して、90万円分のキャッシュポジションを用意します。
10万円より減ったら、そのぶんキャッシュポジションから補填していきます。詳しくはこちらの記事を参照してください。
今月のレバナスですが、かなり落ち込みましたね。
先月10万円以上ありましたが、今月は一気に8万0121円に暴落しています。恐ろしいボラティリティです。
トータルで見ると、-38.36%と、40%近くの下落です。NASDAQの方が-20%とかなので、だいたいそれの2倍ですね。
もうすぐで半値になりそうな勢いです。
そもそもレバレッジ商品はボラティリティが高いので、半額になっても当たり前みたいな心構えでやらないといけないとは思います。
たとえばQQQの三倍レバレッジであるTQQQは、ばらつきが50.90%ほどあるので、半額当たり前の世界ですね。
そんなわけで今回は8万0121円になったので、9万円以下なら1万円、8万円以下なら2万円というルール通り、1万円入れることにします。
8万0121円なので、2万円入れてもいいのですが、こういうときほどルールは厳密に守らないといけませんね。感覚とか気分で投資をするとろくがことはありません。
そういうわけで現在のバランスですが、レバナス14万円、キャッシュ86万円になりました。回収に必要な含み益は17万5692円ですね。
いまはマイナスですので、まだまだ遠い数字です。
レバレッジETFのパフィーマンス
怖い物見たさで、他のレバレッジETFも見てみましょう。
SOXL
半導体銘柄の3倍レバレッジであるSOXLですが、年初来で-65.17%と大暴落しています。
半導体自体が厳しい状況になっていますしね。回復には時間がかかりそうです。
TECL
テクノロジー銘柄の3倍レバレッジであるTECLの方は、年初来で-50.45%です。
SOXLに比べればマイルドですが、こちらも半額になってしまっています。
SPXL
S&P500の3倍レバレッジであるSPXLは、年初来で-36.90%。先程の2つと比べると、大したことはないかなとは思います。
TQQQ
QQQの3倍レバレッジであるTQQQは、年初来で-55.19%。こちらもTECLと同じように半額ぐらいです。
半額を戻すには、株価が2倍にならないといけないので、こちらも時間がかかりそうです。
まとめとQ太郎の見解
レバレッジ商品に対する批判も多いですが、Q太郎的には、自分の金で何を買おうが自由にしたらいいとは思います。
ただそれなりにボラティリティのある商品なので、「半額当たり前」ぐらいの感覚で、しっかり長期保有することが大切かなとは思いますね。
あとは元本保証レバナスのように、少額を投資して、十分なキャッシュポジションを持つことが重要かなとは思いますね。