QYLG・XYLGの本当のヤバさが取引報告書で判明【QYLD 2,300万円投資家が語る】
投資をエンタメする、QYLD全力太郎ことQ太郎です。
以前、QYLG、XYLGを売却した話をしました。詳しくは下のリンクを参照してください。
その売却したときの取引報告書を見て、
「あ、これヤバイやつや」
と思いました。
今回はそのことについてと、この手のETFの危険性について書いていきます。Youtube動画で観たい方はこちらのリンクから。
QYLG・XYLGの本当のヤバさ
さて、QYLG・XYLGの本当のヤバさですが、売却時はこんな感じになっていたんですね。
「長ッ!」と思いましたね。
QYLGの10万円分はなんとか一括で売れたのですが、XYLGの10万円分は一度で売れなかったのですね。
で、これ、指値じゃなくて成り行き売りです。
たった10万円ですよ。そのたった10万円が、成行でもなかなか売れないような状態なのです。
取引量が少なくて、売りたいときに売れないの典型ですね。
小型銘柄の嫌なところですね。
それで総資産ですが、QYLDが6000億円ぐらいだとすると、XYLDは約1000億ドルぐらいですね。QYLDの6分の1です。
それで、今回の主役であるQYLGが60億円ぐらい、XYLGに至っては40億円ぐらいしかありません。
ちなみに30億円以下は危険ラインだとQ太郎は思っています。できるだけ総資産が多くて流通量の多いもので取引したいとQ太郎は思っています。
QYLG、XYLGは、実際に売り買いしてわかりましたが、やはり取引量が少ないですね。
そういう銘柄は、いざ売ろうとすると、買い手がなかなかつかない。
対戦型のネットゲームで、対戦相手がいなくてずっとマッチングを待たされているような、そんな感覚ですね。過疎化している感じですね。
ちなみにVTIの総資産は約30兆円ほどあります。桁違いですね。こういうものはいつでも買えて、いつでも売れるというものです。
QYLG、XYLGは、大口が資金を引き上げただけでとんでもないことになりそうな気がします。
とにかく総資産が少ないのは、取引する上では怖いです。
売りたいときに売れないは本当に怖いとQ太郎は思います。逃げられませんからね。
QYLDはまだ撤退できる気がしますが、QYLG、XYLDの撤退は難しい気がします。10万円でこの惨状だったので。
時期の悪さもあるかもしれませんが、そもそも撤退したいときって、時期の悪い時なんですよね。
今後、総資産が増えれば話は変わりますが、現状はなんか厳しい気もします。
まとめとQ太郎の見解
そんなわけでまとめとして、
「総資産の少ないETFには手を出すな」
でした。リアルで味合わされました。
10万円ぐらいで本当によかったと思います。これが100万円になったら、かなり厳しい気がします。
というか、ある意味、こういうことはわかっていて、あえて買っていました。
まあ、思ったとおりだったということです。
とりあえずホルダーに1度なっておく必要がありました。
こういうETFを買うときは、将来のリターンだけではなくて、将来のリスクも同時に考えたほうがいいかと思います。
リターンの話は耳障りがいいので、多くの人はその話ばかり聞きたがりますが、Q太郎はリスクの話が多いので、不愉快に感じる方もいるかもしれません。
ただ、物事にはリスクとリターンがありますし、大きなリターンの裏には、大きなリスクがひそんでいるものです。
Q太郎が投資初心者のときがまさにそうだったのですが、
「どのETFを購入するか」
を考えるとき、将来どっちのほうがお金が増えるか、リターンが大きいかといった、リターンの比較ばかりをしていたのですね。
ただ相場に10年、20年といますと、暴落を何度も食らいますので、リターンよりもリスクをいかにおさえるかを考えるようになります。
債券やゴールドなど違うアセットを組み合わせたり、キャッシュポジションを持ったり、ボラティリティを低くしたり、そういうことをして、
「いかに勝つか」より「いかに負けないか」「いかに相場に残り続けるか」「いかに死なないか」
を考えるようになっていきます。
リターンの最大化はできなくてもいいので、とにかくリスク部分を低くして、安定的に運用したいとQ太郎は思っています。
多くの人にとって、景気のいいリターンの話のほうが聞きたいと思います。
あなたの買おうとしているETFのリスクの話も、聞きたくない話かもしれませんけど、じゅうぶんに知っておくと、大きな損失を出さなくてすむとは思います。
QYLG、XYLGは、肌感覚的にも、積み上げてしまうと撤退がかなり困難だとは思いました。
今後の総資産増加で変わるかもしれませんが、現状はリスクあるかなとQ太郎は思います。