Twitterでお金もうけの話を持ちかけられ、乗っかってみた結果【エンタメ回】
QYLD全力太郎ことQ太郎です。今回はエンタメ回です。
先週の「米国株投資のオンラインサロンに50万円払って入会した親戚を止めなかった理由」の最後のあたりで述べた、TwitterのDM(ダイレクトメール)でもうけ話を持ち掛けられたときの話です。プライバシー保護のため、いろいろ設定は変えています。オンラインサロンの話については以下のリンクから。
それでは話していきましょう!本記事をYouTubeで観たい方はこちらのリンクから。
Twitterでお金もうけを持ちかけられた話
事の発端
Q太郎が個人用のツイッターアカウントを始めてとったときのことです。
正直よく使い方がわかっていなかったので、適当に友人をフォローしているぐらいでした。書き込みもほとんどしていません。
そんな状況で、なぜかQ太郎のアカウントをフォローする人がぽつぽつあらわれはじめました。
よくわからないのですが、適当に全員にフォローを返していたところ、フォロー後まもなく、
「フォロバ(フォローバック)ありがとうございます。よろしければお金のもうかる方法を教えてあげます」
というダイレクトメッセージが入ってきました。
まったく知らない人から、「お金のもうかる方法」とか言われても、正直困ります。
そもそも本当にもうかる話なら、なんで見ず知らずの他人にそんなものを教えるのか、Q太郎はそのあたりから理解ができません。
「教える時間を使って、自分でもうけたらいいんじゃあないですか」
としか言いようがありません。
FXの自動売買システムとかもそうですが、本当にもうかるなら自分だけでやっているはずです。もうからないからそのシステムを売ったりしているのです。
そしてそういう人たちの常套文句が
「私は十分にもうけたから、いまはその方法をみんなに伝えたい」
です。
百歩譲って、本当に親切でそういうことをしている人だとして、なにを理由にQ太郎に持ち掛けたのかがわかりません。
Q太郎のツイッターには「お金に困っている」とか「助けてください」とかそういったことはまったく書いていませんし、なぜQ太郎を選んだのかがそもそもわからないのです。
Q太郎がBOTの可能性もありますしね。
実際のところ、フォローバックしてくれた人全員に、機械的にDMしているだけというのが本当のところだとは思いますが。
相手のTwitterを確認しよう!
それでまず、その人のTwitterを確認してみたら、なんか企業家で、経済的な自由を手に入れていて、現在海外在住だそうです。
そしてTwitterの背景は砂浜と青い海、青い空ですね。
なんかこの手の人たちの写真って、かならず砂浜や青い海、青い空っていうパターンになっていますね。ようするに「自由」や「解放感」を思わせるようなイメージを見ている人にあたえるためでしょう。
海に向かって両手を大きく上げているみたいな写真も多いですよね。そういうテンプレがあるのかもしれませんけど。
それで、その企業家で、経済的な自由を手に入れていて、現在海外在住の人が、なんでわざわざBOTかもしれないQ太郎のツイッターアカウントにダイレクトメールを送ってくださったのか、さらにわからなくなりました。時間も安くはないでしょう。
無視してもいいのですが、このダイレクトメッセージから、どうやってお金をQ太郎からむしりとるのか、その方法に興味があったので、
「えー、すごいですね! どんな方法ですか?」
とあえて乗っかってみました。ノリツッコミ的なものですね。
そうしたら、翌日になってもまったく返事がありませんでした。
やっと返信が!
「さすがに返信が怪しすぎたかな。もうちょっと不安そうな感じを出したほうがよかったかな」
と反省していたところ、その日の夜になってからダイレクトメッセージが届きました。
「ご返信ありがとうございます。まずこのサイトにアクセスしていただいて、会員登録をしていただきたいのです」
とアドレスをよこしてきました。
「なんだ、ただのフィッシング詐欺か」
とがっかりしました。
なんかオリジナルのすごい方法があって、それでやってくるのかと思っていたら、ただのフィッシング詐欺だと、かなり肩透かしです。
とりあえずサイトを見てみましたが、なんか若いお兄さんが札束を持っている写真や、札束を積み上げている写真もありますね。
ちなみに札束はアマゾンでも普通に買えますので、この手の写真はいくらでもやりようがあります。商品の説明文を呼んでみると、これはただの紙束で、一番上の一万円札は自分で用意しなければならないとのことです。怪しい広告の代表ともいえる札束風呂も、このダミー紙幣をつかえば簡単に再現できますね。
それでサイトの内容ですが、一日30分ほど何かをやるだけで、1カ月に簡単に100万円ぐらい稼げるらしいです。
何をやるのかは具体的に書かれていなくて、つまるところそれを知りたければ情報商材を買えということですね。
このサイトでは無料登録という形になっていますが、そのあとで情報商材の販売につなげる形かと思います。
正直、ありきたりすぎて、Q太郎はかなり興味を失っていました。
ワンチャンを狙ってみる
「さて、どうしようか」と考えて、ワンチャンなにかあるかもと思い、
「会員登録は面倒くさいので嫌です。ほかになにか方法はありますか?」
と返信をしました。
そうしたら、
「会員登録をしていただかないと無理です。そういうシステムになっています」
の一点張りでどうにもなりません。というか、システムってなんだよ。
もうどうにもならないようなので、
「じゃあ、もういいです」
と返信したところ、すぐに返事がかえってきて、
「ちょっと待ってください。上と相談してみます」
とのことです。
いや、上ってなんだよ。
経済的自由の設定どこ行ったんだよ。
上とかあるのかよ。
上ってなに?
といろいろ突っ込みたくなったのですが、こらえて待つことにしました。
それで数時間後ぐらいに、
「お客様のメールアドレスをお教えいただければ、こちらで受け付けます」
との返信がありました。
もうQ太郎のこと「お客様」になっていますね。とにかく設定を守ってほしいとは思いました。
というか、Twitterはサイトに誘導する窓口の一つで、他にもいろいろなところから人をひっぱってきているのでしょうね。
いま受け答えしている人も、Twitter以外にもいろいろ管理しているのだと思います。そのせいで設定が適当になっているのでしょう。
そんなわけで、あくまでただの情報商材の販売のようなので、ここでやりとりは中断しました。
まとめとQ太郎の見解
まあ、普通に考えて、見ず知らずの他人にもうけ話をもってくる理由がありませんしね。
本当にもうかる方法があるという人がいるのでしたら、それで何百兆円も稼いでもらって、税金たっぷり納めて、日本で国民一人あたりに毎月10万円配るベーシックインカムを実現してほしいとは思います。
それが日本のためにもなりますしね。