新興国債券ETF「VWOB」(分配利回り4%)に50万円投資した結果【2021年8月】
QYLD全力太郎ことQ太郎です。
前回は新興国債券のETF「VWOB」について解説しました。まだ読んでいない方は以下のリンクを参照してください。
VWOBは4.0%ほどの高配当が特徴ですが、新興国ということもあり、カントリーリスクが付きまといます。
ただ、ドル建て国債ということで、思ったよりも安定しているなというのがいまのところの感想です。
50万円投資したので、受け取った分配金とトータルリターンを見ていきましょう。報告なので、よけいな情報は省いてさくっと述べていきます。今後の投資判断の材料にでもしてください。
VWOBに50万円投資した結果
新興国ですが、あくまで債券なので値動きはそれほど大きくはありません。
現在55枚(平均取得価格77.93ドル)保有しており、時価評価額は4,396.15ドル。
評価損益は+2.56 %の109.80ドルになっています。
BNDなど他の債券ETF同様、じわじわ増えている感じはありますね。
受け取った分配金
税引前 | 税引後 | |
2021/4/9 | 14.91 | 10.71 |
2021/5/11 | 14.7 | 10.56 |
2021/6/8 | 13.35 | 9.59 |
2021/7/9 | 15.02 | 10.8 |
これまでに受け取った分配金は以上の通りです。税引き後の合計で41.66ドルになりますね。
やはり毎月分配だと、税金をその都度取られてしまうのがやっかいです。
毎月だいたい10ドル前後なので、年間では120ドル前後になるかと思います。
トータルの収益
先程述べたように、評価損益は+2.56 %の109.80ドルなので、分配金と合計すると151.46ドルのプラスになります。
QYLDやYYYなどといった高配当ETFと比べると、地味ながら順調にプラスを増やせているといった手ごたえがありますね。QYLDなどは、トータルで見るとマイナスですしね。
まとめと筆者の見解
すごくはもうかりませんが、地道に増えるのが債券ETFの良さだとは思います。
VWOBはBNDと違って新興国ということでリスクは高めですが、なんにしろ国の債券なので、株よりはリスク低めかと思います。
ただVWOBに1点賭けをせず、BNDやAGGなどの優良な債券ETFと組み合わせていくのがいいでしょう。
今後も投資結果を報告していきます。