VYM 200万円分の6月分配金報告【2022年】|米国ETF投資

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VYM 2022 06

QYLD全力太郎ことQ太郎です。

先週の米国市場は大きく上げたので、今週も続くかと思いましたが、伸びなやみましたね。下落に対する警戒が強い状況かと思われます。

SP500

S&P500は寄り付きで上げたものの、そこからは反転。そしてまた反転してあげてからの、また反転しての下げです。迷いまくっているのが見て取れます。これはこれで面白いですいけどね。

前日比では-0.3%と横這い状況ですね。年初来では-18.69%です。

NASDAQ

NASDAQも似たようなもので、寄り付きに大きく上げてからの下げ。また上げて下げで、前日比-0.72%です。年初来では-27.21%ですね。

そんなわけで今回は、高配当ETF御三家の筆頭であるVYMの、200万円分の分配金です。

高配当の強みで、VTIやVOOに比べて、年初来の下落率も抑えられていますね。現在の動きについても見ていきます。本記事をYouTube動画で観たい方はこちらのリンクから

 

VYM 200万円分の6月分配金報告

VYM

VYMですが、年初来では-8.11%と、下落は抑えられています。

現在、VTIが年初来で-19.91%、VOOが-18.35%、VIGが-14.62%なので、インデックス四天王の中では一番ダメージが少ないですね。VTIやVOOと比べると半分以下で済んでいます。

もちろんボラティリティの低さは、上昇局面では逆にあだになってしまいますが、Q太郎は低ボラ投資なので、これぐらいのゆるい値動きのほうがいいかなとは思います。

ただズドンもありましたので、ゆるいというほど緩くもないですけどね。

VYMの現在の総資産は約6兆円、分配金利回りは3.18%となかなかいい感じに高まっています。

やはり高配当御三家は、VYM3%以上、HDV4%以上、SPYD5%以上が適切かなとは思います。

VYMは経費率も0.06%と安いですし、基本的にインデックス型なので積立もしやすいのがいいですね。

HDVとSPYDはボラティリティ高めなので、ズドンのときに拾っていくのがいいかと思います。

それでVYMの6月分配金ですが、158.56ドルになります。実際に受け取れる金額は113.72ドルで、税金は44.84ドルですね。やはり税金が高いですね。

7月の参院選が終わったあと、岸田総理の金融所得課税増税で、今の20%から30%になる可能性があります。

そうなると、ざっくり計算で分配金の税金は、外国税と合わせて40%になります。半分近くが取られるということですね。

再来年以降から住民税申告不要制度はなくなりますので、確定申告したとしても、国民健康保険料が上がる結果になって逆に払う税金が増える可能性もあります。

高配当投資家にとっては厳しい状況になるかもしれませんね。

分配金の比較

divided 1

昨年と分配金を比較してみますと、2期連続で上昇です。3月は昨年が0.6564ドルだったのに対して、今年は0.6622ドルと微妙にアップ。

また昨年6月は0.7523ドルだったのに対して、今年は0.8479ドルと10%以上の上げになっています。

 

まとめとQ太郎の見解

VYM

今後のVYMですが、正直上値は重いですね。105ドルあたりが抵抗線になってしまっているので、これを突破するのは大変とは思います。仮に突破したとしても、110ドル以上の高値ラインで買っている人が多いので、ここからの戻り売りは十分あるでしょう。

今は金利も読みづらいですし、もう一回ズドンが来る可能性もあるので、投資するにしても時間分散してゆっくり投資していったほうがいいとは思います。