JEPI 400万円分の2月分配金報告ー純資産総額200億ドル突破!【米国ETF投資】2023年
QYLD全力太郎ことQ太郎です。
とにかくドル円の動きが激しい昨今です。雨宮副総裁に次期総裁の打診があったとのニュースで一気に132円台まで上がったかと思えば、白川総裁時代の副総裁であるタカ派の山口氏を岸田総理が指名し、金融政策正常化へ政策転換するのではないかとの憶測からまた円高方向へと引っ張られて、現在は130円台になっています。
そんな荒波の中、今回はJEPI 2月分の分配金報告です。さくっと報告していきます。
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JEPIの2月分配金報告
さて、JEPI2月分配金報告です。
QYLD/XYLDが年初来で上昇しているのに対し、JEPIは年初来で+0.28%と、ほぼ横這いみたいな動きをしていますね。
それでJEPIの2月分配金ですが、247.27ドル、税引き後は178.08ドル、税金は69.19ドルとなりました。
1株当たり分配金は0.4439ドルとなっています。昨年が0.3818ドルだったので、+16.3%の増配となります。
純資産総額
JEPIの純資産総額ですが、とうとう200億ドルを突破しての201億ドルとなりました。先月が約173億ドルだったので、けっこう大きく伸びましたね。
一方、ライバルである高配当ETFのHDVが124億ドルと、先月の約131億ドルから減らしてきました。人気がなくなってきた感じがありますね。もうすぐJEPIにダブルスコアをつけられそうなポジションになってきています。
トップのVYMですが、こちらは510億ドルと、先月の約502億ドルからは微増です。1位の座はまだまだゆらぎませんね。
他の高配当ETFですが、SPYDは96億ドルと、先月の74億ドルから大きく伸びています。このペースなら、下手すればHDVを抜かせるかもしれません。
QYLDは67億ドル(前月64億ドル)、XYLDは23億ドル(前月21億ドル)と、微増になっています。
まとめとQ太郎の見解
現在は株価よりもドル円の動きの方が激しくなってしまっています。
日銀の黒田総裁の後任に誰がなるかが決まれば、ドル円もまた大きく動くでしょう。
現在のところ、最有力候補が雨宮副総裁で、もし後任になった場合は金融緩和継続の方向で行くとは思いますので、ドル円も円安方向へひっぱられる可能性が高くなります。
一方、安倍政権時代に、金融緩和に消極的だった白川元総裁を支えていた山口氏が岸田総理に指名された場合、政府が金融政策の正常化への明確な政策転換を求めているというシグナルを送ることになります。こうなると、ドル円は円高方向へひっぱられるでしょう。
ただ岸田総理が山口氏を指名した場合、アベノミクスというか金融緩和継続を基本としている安倍派からの反発は大きいものになりますので、党内で意見が割れてまとまらないという可能性が高いです。
そのため、無難に雨宮副総裁を後任にするのか、それとも金融緩和正常化を目指して山口氏にするのか、岸田総理の判断が今後の日本というかドル円の行方を決めることになるでしょう。
新NISAの枠は日本円換算なので、来年はできるだけ円高になってくれたほうがNISA枠を多めに使えていいとは思います。