【新NISA+特定】取り崩し投資で毎月20万円マネーマシン計画 6月報告|2024年

一般ETF運用成績

NISA 6gatu 2024

新NISA一括投資→即毎月定率取り崩し運用中のQ太郎です。

株式市場の行く先が読みにくい昨今、いつものごとく新NISAと特定口座を使った、取り崩し投資による毎月20万円マネーマシン計画の6月報告です。

本記事をYouTube動画で観たい方はこちらのリンクから。

 

毎月20万円マネーマシン計画6月報告

さて、取り崩し投資を使った毎月20万円マネーマシン計画の6月報告です。

取り崩し投資とは、一括投資からの毎月取り崩しで疑似的に分配金を受け取るという投資方法です。詳しくはこちらを参照してください。

新NISA

新NISA口座にある4本の投資信託から見ていきましょう。すべて年初一括投資からの取り崩しをおこなっています。

1:ニッセイNASDAQ100(毎月1%)

分配金:6,000円→6,905円
(前月
6,681円

元本部分:60万円→69万6,287円
(前月
66万7,509円

トータルリターン:+13万5,525円
(前月
+9万9,842円

疑似QYLDであるニセナスの毎月1%取り崩しですが、マイナスに転じた前月から一気に逆転して、分配金は過去最高の6,905円となりました。元本部分も大幅アップの69万6,287円で、70万円が見えてきましたね。

2:eMAXIS Slim S&P500(毎月1%)

分配金:6,000円→6,952円
(前月6,810円

元本部分:60万円→69万4,645円
(前月
67万8,413円

トータルリターン:+13万4,189円
(前月
+11万1,005 円

疑似XYLDのS&P500の1%取り崩しですが、こちらも分配金は6,952円とプラ転しました。元本部分も69万4,645円と70万円にせまっています。

3:eMAXIS Slimオルカン(毎月0.3%)

分配金:1,800円→2,141円
(前月
2,082円

元本部分:60万円→71万4,960円
(前月
69万6,650円

トータルリターン:+12万6,923円
(前月
+10万6,472 円

来年から積立修行に出す予定のオルカン0.3%ルールですが、分配金は2,141円、元本部分は70万円突破の71万4960円になります。ただトータルリターン自体は+12万6,923円と、13万円を超えているS&P500よりは弱いですね。

4:楽天VYM(毎月0.7%)

分配金:4,200円→4,759円
(前月
4,759円

元本部分:60万円→67万2,542円
(前月
67万3,419円

トータルリターン:+9万9,927 円
(前月
+9万6,045円

最後にVYMを0.7%で取り崩す疑似JEPIですが、分配金は前月と完全一致の4,759円。こういうこともあるのですね。トータルリターンは10万円にとどかずの+9万9,927 円と、他の3つと比べるとかなり弱いという印象です。

やはり高配当系は、トータルリターンは弱いなという感じですね。

4つの投資信託の合計取り崩し金額は

取り崩し金額合計
1万8,000円→20,757円
(前月
20,332円

トータルリターン合計
+49万6,564円(+20.7%)
(前月
+41万3,364円)

となり、分配金合計は前月より大幅なプラスになっています。円安が継続しているのが一番大きいですね。

特定口座(楽天証券)

次に楽天証券の特定口座の定率取り崩しです。

まずは疑似QYLD実験と0.3%実験、元本保証レバナス実験でつかっていた投資信託です。

1:eMAXIS NASDAQ100インデックス(毎月1%)

分配金:10,000円→14,512円
(前月14,045円

元本部分:100万円→146万3,111円
(前月
140万3,015円

トータルリターン:+78万3,051円
(前月+70万8,443円

2年前からやっている疑似QYLD実験のナスダック投資信託ですが、分配金は14,512円と順調に増配。トータルリターンとしては大幅アップの+78%以上と、2倍も視野に入ってきましたね。

2:eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)(毎月0.3%)

分配金:3,000円→4,481円
(前月
4,359円

元本部分:100万円→150万3,226円
(前月
145万7,794円

トータルリターン:+56万8,213円
(前月
+51万8,300円

2年突入の0.3%ルールのS&P500ですが、分配金は4,481円と増配。トータルリターンも+56万8,213円と大幅アップになりました。複利が利いてきてるのを実感します。

3:楽天レバナス(毎月2%)

分配金:2,000円→2,512円
(前月
2,377円

元本部分:10万円→12万8,552円
(前月
11万9,739円

トータルリターン:+30,130円
(前月
+2万9,886円

元本保証レバナスの毎月2%取り崩しですが、分配金は2,512円と前月の大幅ダウンから回復、トータルリターンも3万円を突破しました。ただやはりボラティリティが高い分、けっこう不安定ですね。ひきつづき要観察といったところです。

ここからは、今回の企画用に用意した7本の投資信託です。さらっといきます。

4:ニッセイNASDAQ100(毎月1%)

分配金:10,000円→11,844円
(前月
11,460円

元本部分:100万円→119万4,261円
(前月114万4,902円

トータルリターン:+25万749円
(前月
+18万9,546円

ニセナスの1%取り崩しですが、分配金は11,844円と増配、トータルリターンは大幅アップの+25万749円となりました。Nasdaq強いですね。

5:楽天VYM(毎月0.3%)

分配金:3,000円→3,547円
(前月3,533円

元本部分:100万円→117万4,165円
(前月117万981円

トータルリターン:+18万9,587円
(前月
+18万2,856円

楽天VYMの0.3%取り崩しであるガチVYMですが、分配金は微増の3,547円トータルリターンは+18万9,587円と順調な感じで増えていっています。S&P500に比べてボラティリティは低めですね。

6:楽天VTI(毎月1%)

分配金:10,000円→11,768円
(前月11,568円

元本部分:100万円→117万3,380円
(前月115万1,983円

トータルリターン:+23万1,297円
(前月
+19万8,132円

楽天VTIの1%取り崩しは分配金が11,768円と増配、トータルリターンは大幅アップの+23万1,297円となりました。全米株式になるとボラが大きいですね。

7:楽天S&P500(毎月0.7%)

分配金:7,000円→8,470円
前月8,270円

元本部分:100万円→121万2,448円
(前月118万313円

トータルリターン:+22万7,654円
(前月
+18万7,049円

S&P500で毎月0.7%取り崩す疑似JEPIもどきですが、分配金は8,470円と増配、トータルリターンのほうは楽天VTIとおなじく+22万7,654円の大幅アップとなっています。

8:eMAXIS Slimオルカン(毎月0.3%)

分配金:3,000円→3,684円
(前月3,585円

元本部分:100万円→123万746円
(前月119万9,225円

トータルリターン:+25万5,854円
(前月
+22万649円

オルカンの0.3%ルールですが、分配金は順調に伸びていて3,684円、トータルリターンは+25万5,854円と好成績です。0.3%と取り崩しが少ない分、トータルリターンが良くなっていますね。

9:楽天オルカン(毎月0.4%)

分配金:4,000円→4,742円
(前月4,658円

元本部分:100万円→119万6,102円
(前月116万7,047円

トータルリターン:+20万7,885円
(前月
+17万4,088円

楽天オルカンの毎月0.4%ルールですが、分配金は4,742円と増配していますが、トータルリターンは+20万7,885円と、eMaxis slimのオルカンに比べて5万円ほど大幅に低いですね。感覚的にも楽天オルカンはeMAXIS Slimオルカンに比べると弱い感じがあります。

10:eMAXIS Slim 先進国債券インデックス(毎月0.3%)

分配金:9,000円→9,489円
(前月9,390円

元本部分:300万円→315万1,604円
(前月311万9,008円

トータルリターン:+19万8,006円
(前月+15万5,921円

先進国債券の0.3%取り崩しですが、分配金は9,489円と増配、トータルリターンは+19万8,006円と、本当にじわじわと増えている感じです。基本的にはほぼ為替任せのパフォーマンスになっていますね。

そんなわけで、

特定口座取り崩し金額合計
7万5,049円
(前月7万3,245円
税合計:4,479円

トータルリターン合計
294万2,426円
(+26.5%)
(前月256万4,870円)

特定口座取り崩し金額合計は7万5,049円と前月より増加、税金は4,479円、トータルリターン合計は294万2,426円+26.5%となりました。落ち込んでいた前月から大幅アップですね。

特定口座(SBI証券)

次にSBI証券の特定口座での取り崩しです。こちらは定額取り崩しなので、毎月の取り崩し金額は変わりません。さくっと見ていきます。

・eMAXIS Slim S&P500
(定額0.3%(
毎月3000円))

元本部分:100万円→159万7,228円
(前月154万7,237円

トータルリターン:+61万2,228円
(前月
+55万9,237円

4%ルールで使っていたeMAXIS Slim S&P500は元本部分が159万7,228円、トータルリターンで+61万2,228円と増加しています。

・ニッセイNASDAQ100
(定額1%(毎月1万円))

元本部分:100万円→118万1,761円
(前月113万1,256円

トータルリターン:+23万1,761円
(前月
+17万1,256円

ニセナス定額1万円取り崩しのほうは大幅アップで元本部分は118万1,761円、トータルリターンは+23万1,761円となりました。

・eMAXIS Slim オルカン
(定額0.3%(毎月3000円)

元本部分:100万円→122万7,471円
(前月119万5,380円

トータルリターン:+24万2,471円
(前月
+20万7,380円

オルカン定額0.3%ルールのほうは、元本部分が122万7,471円、トータルリターンは+24万2,471円と増加。

・SBI日本高配当ファンド
(定額0.3%(毎月3000円)

元本部分:100万円→111万5,585円
(前月112万2,055円

トータルリターン:+13万0585円
(前月
+13万4,055円

日本高配当ファンドは、元本部分が前回より落ち込んで111万5,585円、トータルリターンも+13万0585円と前回より落ち込んでいます。これで2か月連続の下落です。

正直、やっぱり日本高配当株弱いんじゃないかという感じになってきています。円安バリアもありませんし、全体の足をひっぱっている感じがだんだん強くなってきていますね。

それとこの投資信託は年4回分配金が出ますが、混乱しないように再投資にしています。そのため元本部分の評価額は分配金込みになっています。そんなわけで、やはりトータルリターン的には弱さが目立ってきています。

・eMAXIS Slim 先進国債券
(定額0.3%(毎月3000円)

元本部分:100万円→105万7,101円
(前月104万5,987円

トータルリターン:+7万2,101円
(前月
+5万7987円

先進国債券インデックスのほうは円安頼みでの上昇で、元本部分は105万7,101円、トータルリターンは+7万2,101円となりました。いまは為替のボラティリティが高いので、円高が来るとけっこうきついことになるかもしません。

そんなわけで、

取り崩し金額合計
2万2,000円
(税合計:690円)

トータルリターン合計
128万9,146円(+25.8%)
(前月+112万9,915円)

となりました。

 

まとめ

そんなわけでまとめると、

新NISA:2万757円
楽天特定:7万5,049円
SBI特定:2万2,000円

合計:11万7,806円
(前月11万5,577円
税合計:5,168円

トータルリターン合計
+472万8,136円
(+25.6%)
(前月+410万8,149円)

となり、前月が落ち込んでいたこともあって、トータルリターンは大きく上がっています。だいたい円安のおかげの部分が大きいですね。

しかしこの円安の時期で日本高配当ファンドが2か月連続で下落傾向なのが気になるところです。今後、米国の金利低下で円高方向にぶれる可能性もありますので、来月以降の動きにも注目したいところです。