JEPI 400万円分の6月分配金報告ー債券下落とプロ投資家の読み違い【米国ETF投資】2023年

高配当ETFJEPI, 運用成績

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QYLD全力太郎ことQ太郎です。

年初から上がったり下がったりを続けているS&P500ですが、AI関連銘柄の牽引があり、4200を無事突破しました。しかし現在は頭打ち感が出てきていますね。

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実際のところ、AI関連以外の株価、とくに高配当銘柄は散々な感じになっているのは前回の動画でも述べています。ほとんどがズドンしてますね。年初から調子のよかったマクドナルドも最近ズドンしましたし、一部のAI関連銘柄が全体をけん引しているという、あまりよろしくはない状況とは思います。

ドル円のほうも140円前後でのもみ合いが続いている状況です。

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そんな状況の中、今回はJEPIの6月分配金報告です。

本記事をYouTube動画で観たい方はこちらのリンクから

 

JEPIの6月分配金報告

さて、JEPIの6月分配金報告です。

S&P500ベースですが、年初来から10%ぐらい上がっているS&P500とは違い、こちらは横這い続きの現在年初来で-0.11%となっています。

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高配当系が多く組み込まれているため、むしろプラマイゼロぐらいで保っているだけましかなといったところです。

今回の分配金ですが、特定・NISA口座合わせて214.86ドル、税引き後は156.79ドル、税金は58.07ドルとなりました。先月に比べて減っていますね。

一株当たり分配金は0.3654ドル、前年同月は0.5164ドルだったので、前年同月比で-29.2%の減配となりました。

純資産総額

純資産総額ですが、260億ドルと、先月の252億ドルからさらに増えています。2位の座は安泰でしょう。

高配当ETFの純資産総額ランキング1のVYMですが、465億ドルと、先月の497億ドルから大きく減らしていますね。

3位のHDVは103億ドルと、こちらも先月の111億ドルから減らしています。

問題児のSPYDですが、62億ドルと、こちらも先月の67億ドルから減らしています。

リセッション懸念からか、高配当御三家から大口の資金が逃げている感じですね。

ついでにQYLDはSPYDを抜かして76億ドルと、先月の72億ドルから増やしています。

XYLD27億ドルと、こちらも先月の26億ドルから増加しています。

 

まとめ

AI関連で盛り上がっている米国市場ですが、それと相反するかのように、高配当銘柄は散々な感じになっています。

前回紹介したAT&Tやベライゾン、ブリティッシュアメリカンタバコなど、年初から低調でズドンしています。期待の星だったマクドナルドも株価を崩してしまっていますね。

ショートにかけていたプロ投資家が叩かれている状況がありますが、AI関連については正直別枠感があり、それ以外は落ちているのであながち間違いというわけでもありません。空売りの買い戻しで株価上昇が続いている部分もあるので、運が無かったといったところでしょう。

もう一つの今年の予測として、

アメリカのグロース株不振と、中国を含めた新興国株の上昇

というのがありました。

しかしふたを開けてみればアメリカのグロース銘柄は堅調な一方、中国株は下落して弱気相場に入ろうとしています。新興国株もさえません。

個人的に新興国をあまり信用していないので妥当な結果かなとは思います。そもそもアメリカが利上げしたら、一番ダメージを食らうのは債務の多い新興国ですしね。

ドルの下落も予想されていましたが、現在は上昇して1ドル140円台あたりでもみあっています。

今年は本当に読みにくい状況が続いていますね。プロの投資家も苦戦させられている状況です。

債券のほうも価格下落し、利回りが上昇。カナダの中央銀行が7日、根強いインフレ圧力から政策金利を0.25%引き上げたのを受けての、債券売りが加速しました。このことからアメリカでも7月末までの利上げ予想を織り込み、債券売りが進んでいます。

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現在は次の米消費者物価指数に注目が集まっている状況です。この結果で今後の利上げ方針も決まってくるでしょう。

市場では、次回FOMCでいったん利上げを停止するとの予測がされていますが、現状のしぶといインフレで

シティグループのエコノミストは、

他国の金融政策は、早まった利上げ一時停止がもたらす経済的な危険性と、インフレの再燃が『サプライズ』利上げを誘発する可能性の両方を示している。

次回FOMCが利上げを停止すれば、米国も同様の経験(インフレ再燃)をするリスクがある。

政策金利が十分に引き締め的ではないことが明らかになれば、(FOMCを含め)中銀は近い将来利上げで対応するかもしれない

と述べ、今後のFOMCでのサプライズ利上げへの注意を喚起しています。現在の利上げがまだまだ足りない可能性も示唆されていますね。債券価格のさらなる下落へとつながるかもしれません。

そんなわけで今年は金利も含めて本当に読みにくいですし、そもそもまだ利益を上げていないAI関連銘柄への期待上げがいつまで続くかの問題もあります。

そのあたりにも注意しつつ、時間分散でゆるゆる投資していくのがいいとは思います。とにかく来年のNISA資金はがっつり残しておきたいところです。