疑似QYLD 100万円分の11月分配金報告【米国株投資】

QYLD疑似QYLD, 運用成績

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QYLD全力太郎ことQ太郎です。

先月に疑似QYLDの動画を出したときは1ドル150円を突破していましたが、現在は140円になっていますね。パーセントでいうと7%ぐらいは落ちたことになります。けっこう大きいですね。

SP500

11月10日の米国消費者物価指数CPI発表後に大きく上がったS&P500ですが、その後週末まで横這い状態が続いています。5日間では-0.32%、年初来では-17.33%ですね。

NASDAQ

NASDAQの方も週末まで横這い状態。5日間では-0.78%、年初来では-29.60%になっています。ぎりぎり-30%にならないところで踏ん張っていますね。

そんな状況の中、疑似QYLD 100万円分の11月分配金報告です。本記事をYouTube動画で観たい方はこちらのリンクから

 

疑似QYLD 11月分配金報告

さて、疑似QYLDの11月分配金報告です。

疑似QYLD自体についてはこちらを参照してください。

簡単にいうと、NASDAQ100投資信託を毎月1%で取り崩すというものです。

現在は楽天証券の自動売却機能を使ってやっています。

giji QYLD 2022 11

現在の状況ですが、トータルリターンではまだプラスの状況ですね。

今月の取り崩し金額は9,872円、税金は131円です。NASDAQ自身が上昇していたので、円高の影響はそこまでありませんでしたね。

もし分配金で受け取った場合は、外国税無しだと7867円、税金は2,005円、外国税有りだと7080円、税金は2,792円になります。2000~3000円は取られますね。かなり大きいです。

疑似QYLDで今年3月から受け取ってきた分配金は9万3927円、払った税金は1402円です。QYLDで払わなければならない1か月分の税金よりも安いですね。

元本の方は97万4,949 円、トータルリターンでは+6.71%となります。トータルリターン自体はプラスですが、元本の方は100万円以下になっていますね。

 

まとめとQ太郎の見解

円高の状況ですが、株価も上がったので相殺されてトントンといったところです。

NASDAQは金利に左右されるので、利上げがどこまで行くのか、いつ利下げに転じるのかが今後の注目になるでしょう。

ウォール街では、来年末までに利下げに転じるかどうかは意見がわかれるところです。

現在のところ、次回のFOMCで0.5%の利上げがおこなわれ、政策金利は最終的に5%かそれ以上に達するということは、大勢の一致する見解です。

しかしそのあとについては、「来年9-12月ぐらいに利下げがおこなわれる説」と「来年は金利を据え置いて、利下げは再来年説」とに分かれています。

ブルームバーグ・エコノミクスのアナ・ウォン氏は、「「リセッションが起こったとしても、時期尚早に金利を緩めてはいけない」という70年代の重要な教訓をFOMCが学んだ、とパウエル議長はかなり明確に伝えている。来年利下げすケースは、インフレ率が3%を下回った場合だ。来年は68%の確率でインフレ率が3%から5%の間で推移するというのが、われわれの見通しだ」と述べており、来年の利下げ確率は32%ぐらいという見解を示しています。

利下げに転じればナスダックは上昇トレンドに復帰できるとは思いますが、GAFAMをはじめとする企業の業績が高金利で軟調になってきているので、決算を失敗するたびに普通に株価が落ちていく状況も続きそうな気がします。

来年は、利下げが見えてくるまでは、しばらく厳しい展開になるかもしれませんね。