米国高配当ETF「JEPQ」メリット・デメリットーJEPIとの比較も

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QYLD全力太郎ことQ太郎です。

今回はリクエストのあったJEPIの親戚の高配当ETF「JEPQ」について、そのメリットデメリットと、JEPIとの比較についてサクッと見ていきます。本記事をYouTube動画で観たい方はこちらのリンクから

 

JEPQとは?

さて、JEPIの親戚である高配当ETFのJEPQです。

ざっくり説明すると、JEPIがS&P500を利用したETFであれば、JEPQはNASDAQ100を利用したETFになります。ようするにNASDAQ100版のJEPIです。

JEPIは、2割の仕組債と8割のS&P500由来の現物株という構成ですが、JEPQは1割強の仕組債と8割のNASDAQ100由来の現物株という形になります。

JEPQ kumiire

上位銘柄ですが、1位のELNが仕組債ですね。2位がアップル、3位がマイクロソフトと、QQQと似たような構成になっています。

設立日ですが、2022年5月3日と、まだはじまったばかりです。

純資産総額ですが、約6億ドルと、他の高配当ETFと比べると少なめですね。JEPIが144億ドルなので、だいぶ差があります。流動性の問題で、Q太郎的には最低10億ドル以上は欲しいところです。

経費率はJEPIと同じ0.35%と、QYLDやXYLDの0.6%に比べればだいぶ安いですね。この点は良いですね。

JEPQ divided

分配金ですが、まだ始まったばかりですが、JEPIとおなじように毎月けっこうばらつきがありますね。半年で6%ぐらいなので、単純計算で年間分配金は12%とかになるんじゃないかと思います。

JEPI JEPQ

JEPIとの分配金再投資ありでの比較ですが、ぱっと見JEPQのほうがボラティリティが高い状態になっています。比較期間が短いのでなんともいえないところがありますが、JEPIより下落が激しいので、安定運用したい人はJEPIのほうがいいかなとは思いますね。

メリット・デメリット

メリット・デメリットについてですが、まずはメリットです。

メリットその1は、高配当というところですね。現在のペースだと、年間10%以上いくんじゃないかと思います。もちろんそのぶん、配当落ちで株価は下がりますけどね。

メリットその2は、NASDAQ100のボラティリティを活かして、ワンチャンキャピタルゲインも狙えるかもしれません。

メリットその3は、QYLDやXYLDなど他のマイナー系ETFと比べれば、経費率が比較的安いことですね。0.35%ならまあOKみたいなところです。

つぎにデメリットですが、デメリットその1は、やはり純資産総額が少ないことですね。6億ドルぐらいなので、流動性が気になります。10億ドル以上は欲しいですね。

デメリットその2ですが、NASDAQ100ベースなので、JEPIに比べてボラティリティが高いことです。配当たくさん受け取っても、トータルリターンでマイナスだったら投資としては意味がありませんしね。

デメリットその3ですが、まだ日が浅いことです。今年5月に設立されたばかりなので、このまま運用をきちんとやっていけるのかどうかの不安があります。ETFは最低でも4年以上運用しているものを選んだ方が安全とは思いますね。

 

まとめとQ太郎の見解

そんなわけでまとめると、メリットは、

・高配当
・キャピタルゲインも取れる(かも)
・経費率が比較的安い(0.35%)

デメリットは、

・純資産総額が少ない(6億ドル)
・高ボラティリティ
・日が浅い。

です。

まだはじまったばかりなので、正直なんとも言えませんし、きちんと運営を続けられるかも不明なところです。

JEPIの純資産総額がHDVを抜いて高配当ETF業界2位になったことから、もう一儲けということでJEPQをつくったのではないかという気もしなくもありません。

ただいまのところ、集まった資金は6億ドルほどなので、ここから育っていくかどうかといったところです。

もともとJEPIのコンセプトが「安定的に分配金を受け取る」で、ボラティリティの低いポートフォリオをつくっているのに対して、JEPQはボラティリティの高いNASDAQ100をつかうというのは、そもそものJEPIのコンセプトに反している気がします。

やはりJEPIで儲かったので、コンセプト無視してもう一儲けという部分が見え隠れするのがちょっとどうかなという気もします。

いまのところは、もし投資したければ、無くなってもいいぐらいの金額で投資して様子見するのがいいかなとは思います。